カテゴリー: 中国

2016/04/04

南開大学(中国・天津市)と交流会を行いました

中国現地プログラムで南開大学(中国・天津市)に留学中の現代中国学部の学生が、3月25日に南開大学外国語学院日本語学科の学生と交流会を行いました。

交流会には、南開大学の学生29名、愛大生41名が参加しました。交流会の前には、愛大の代表学生が南開大学の学生と事前打ち合わせもし、種々の準備を行いました。交流会当日は愛大生2名が中国語、南開大学の学生2名が日本語を使って司会を務めました。参加者は10グループに分かれ、学生自身のアイディアで事前に準備した24枚の話題カードに書かれた話題をもとに、日本語と中国語でそれぞれ約1時間ずつ会話しました。中には早口言葉等のゲームをするグループなどもあり、大いに盛り上がりました。最後に全員で記念撮影をしました。今回の交流をきっかけに、互いの理解がさらに深まることを願っています。




左:司会を務めた学生たち 右:全員で記念撮影

南開大学の皆さん、ありがとうございました!

カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム, 留学

2016/03/31

なまチャイナ#1 ~現プロ(中国)からの日本発信レポート~

南開大学(中国・天津市)で留学中の学生から届いた日本発信レポート「なまチャイナ」を紹介します。
※「日本発信レポート」についてはこの記事を参照

現プロ生たちは、留学先でどんなことを感じているのでしょうか。今回は留学が始まってから2週間の様子をお届けします。

3月11日 留学2日目


昨日の疲れがあって昨夜はよく眠れた。2日目の朝、レストランで「中国で」初の朝食を食べたが全て甘い食べ物で驚いた。トマトの砂糖漬けやあんまんやミルクのようなものを揚げたものと甘いものづくしで中国人は朝から甘いものを食べる習慣があるのかなと思った。午後にスケボーで大学内をフラフラしていたら中国人のスケーターと会い、下手な発音であるが「滑板的地方在哪里?(スケボーする場所はどこですか?)」と尋ねてみたら教えてくれて自分の中国語が伝わったことに感動した。でもまだコミュニケーションと呼べるまでの会話ができなくて、仲良くなりたいのに仲良くなれないのが悔しい。明日からも頑張ってたくさんの人と交流したい。

3月12日 初めてのタクシー


タクシーを使って伊勢丹の方まで行ってみた。まず大学を出てタクシーを止めるのにも苦労した。道が広く、歩道と車道の間が結構あるので車が走るぎりぎりのところに立ってやっとタクシーを止めることができた。また、日本のように目立つ信号機ではなく、割り込みも激しくて常にクラクションの音が鳴っていてうるさかった。何車線もあるのにかなり渋滞していたし、交通ルールが守られていなくて文化の違いを感じた。


3月14日 初の授業


今日は天津に来て受ける初の授業だった。もちろん先生は中国人だから全て授業が中国語なのは覚悟していたが、いざ授業になると半分以上何を言っているかわからなかった。先生もなかなか伝わらなくて困っている様子で申し訳なかったし、なんとかコミュニケーションを取りたいなと思った。でも先生もとても親切な人でなんとか僕たちに理解してもらえるように英語やいろいろな例えを交えて話してもらえてわかりやすい授業になった。充実した4か月にするためにも毎日の授業に力を入れ中国語に励みたい。


3月15日 中国の人について


中国人と日本人の違いを発見した。中国人は周りの目をまるで気にしない人が多いということだ。例えば一人でご飯を食べたり、1人で歌を歌いながら歩いていたり、カップルが目の前でキスをしていたりと、日本人がしたら見られたり恥ずかしい思いをすることを中国人は普通にしているということだ。また、中国人は他人がしていることにまったく干渉しない。そのため、日本人のように群れたり、集団行動ということを中国人はまったくしない。そのような周りの目を気にしない中国人の生き方をすばらしく思った。


3月25日 語学パートナーとの初めての食事


今日は語学パートナーと初めて2人で食事に行った。非常に緊張し、15分前に待ち合わせ場所に行った。しかし、彼は集合時刻より10分後に来た。いつか外国人は時間にルーズだと聞いていたが、中国はそれに当てはまるのだと知った。
会話はパートナーが少し日本語を話せるから大丈夫だろうという気持ちで臨んだが、意外と片言で、ほとんど中国語だったので軽い会話だけでも苦労した。この時に、もっと勉強しようと思った。
何より驚いたことは食事代を全て奢ってもらったことだ。微かに聴き取れたのは「これが中国人」ということである。もしかしたら「これが中国人の志」と日本語混じりに言っていた気もする。
あと少し驚いたのは食事の時に肉に付いた骨を机の上に置いていたことである。
何度か食堂で見ていたが、語学パートナーも当たり前のようにやるのだなと思った。私は机の上に置く気になれず、茶碗の中に入れた。

現プロが始まって2週間、「日本発信」には至らないかもしれませんが、だんだんと中国に対する理解を深めていっている様子が伝わりますね。次の「なまチャイナ」もお楽しみに。

カテゴリー:さくら21, なまチャイナ, 中国, 現地プログラム, 留学

2016/03/23

南京大学、江蘇国際文化交流センターを訪問しました。

3月15日、グローバル事業の一環である「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」の実施に関する交渉のため、南京大学と江蘇国際文化交流センターを訪問しました。
両機関から、江蘇杯以外の事業でもぜひ連携をという積極的な提案がなされました。


上:南京大学国際合作与交流処にて
下:江蘇国際文化交流センターにて

カテゴリー:中国, 事務局, 江蘇杯, 海外出張

2016/03/22

中国“環球網”の動画サイトにて本学が紹介されています。

中国“環球網”の『蒋述日本』(日本の時事ニュース等を紹介するコーナー)にて、本学を紹介する動画が公開されました。

本学のルーツである「東亜同文書院」の紹介や「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業」の紹介がされています。
後半部分には昨年度ダブルディグリー制度を利用して天津の南開大学に留学した学生のインタビューもあります。

是非ご覧ください。

環球網 日本“中国通”的摇篮—日本爱知大学
http://v.huanqiu.com/saidJapan/2016-03/8717926.html

(※インタビュー部分は日本語。他すべて中国語。)


カテゴリー:中国, 中国語, 事務局

2016/03/16

さくら21プロジェクト・「日本発信レポート」’16始動~学生から留学報告が届きました

現代中国学部の「現地プログラム(※注1)」が、今年も中国(天津市・南開大学)、台湾(台北市・台湾師範大学)、マレーシア(ジョホールバル市・南方大学学院)の3か所に分かれて実施されます。中国とマレーシアの現地プログラムに参加する学生は3月10日に既に日本を出発し、現地での生活を始めています。台湾の現地プログラムに参加する学生はまもなく3月19日に日本を出発します。

さくら21プロジェクトでは、現地プログラムに参加する学生が、現地の学生等と交流する機会を十分に活かして日本について話したり紹介したりできるようさまざまな取り組みを行っていますが、その一つとして「日本発信レポート」があります。これは、留学中に現地で行った日本文化の紹介や、日本についての気づき、現地の学生等との交流活動についてレポートする、というもので、留学中の体験を記録し、目に見える形で残そう、という趣旨で行っています。

この「日本発信レポート」は、留学先により、それぞれの愛称で呼ばれています。中国は、「なまチャイナ」、台湾は、「しりたいわん」、マレーシアは、「ちゅまちゅま(※注2)マレーシア」です。このレポートを書くために、学生は昨年から準備を進めています。

さくら21プロジェクト・「日本で見つけチャイナ」~日本で見つけた「中国」をレポート~

現地プログラムが始まってわずか2日で、第1号のレポートが届きましたので紹介します。

≪なまチャイナ(中国からの日本発信レポート)≫


3月12日 初めての休日

今日は大きい中国のショッピングモールに2つ行ってきました。そこに行くまでにタクシーも使いました。まだまだ全然話も聞き取れないし喋れなかった。
タクシーは仕組みがよくわからなくて怖かった。中国の店は基本的に安かった。でも夜飯は日本でもあるチェーン店のピザを4人でシェアして食べました。
もっと中国語話せるように学校の勉強もそうだが生活用語も勉強して使えるようにならないと実感した1日目でした。


≪ちゅまちゅまマレーシア(マレーシアからの日本発信レポート)≫


3月11日 語学パートナー(※注3)とご飯

語学パートナーのみんなとご飯を食べに行きました。メニューを見ても、牛肉か鶏肉かご飯か麺かぐらいしかわかりませんが、適当に頼んでも美味しかったです!!
語学パートナーとは英語と中国語を使って思ったより会話ができています。やはりコミュニケーションは語学力じゃなくて気持ちだと思いました!
でももっと中国語も英語も話せて聞き取れるようになりたいです。

現地に行くと、「話せるようになりたい」という気持ちが強まるのは、留学先が違っても同じですね。たくさん聞いて話して、いろいろなことを吸収できるといいですね!

このブログでは、今年も現地から届いたレポートを紹介し、現地プログラム中の皆さんの様子をお伝えしていきますのでお楽しみに。

現プロ参加者の皆さん、現地からのレポートをお待ちしています!

(※1)現地プログラム: 現代中国学部の学生が第3セメスターにほぼ全員4か月程度留学するプログラム。通称「現プロ」
(※2)ちゅまちゅま:マレー語で「やってみよう」という意味
(※3)語学パートナー::現地プログラム中の学生が語学力向上のため、会話をしたり、一緒に遊んだり、学習の助言をもらったりする相手。パートナーとなるのは留学先の大学の学生。マレーシアでは、英語のパートナーと、中国語のパートナーがいる。

カテゴリー:さくら21, ちゅまちゅまマレーシア, なまチャイナ, 中国, 現地プログラム, 留学

2016/03/10

「日本社会調査」の様子が新聞に掲載されました

2月21日(日)~29日(月)の間、中国労働関係学院(北京市)と本学現代中国学部生と共同で実施した「日本社会調査」の様子が東日新聞と東愛知新聞に掲載されました。

以下より紙面をご覧いただけます。

2月25日(木)
東日新聞「日本食味わいながら交流深める」
東愛知新聞「日本食でおもてなし」

2月26日(金)
東日新聞「中国人学生ら座談会」
東愛知新聞「日中友好 相互理解と交流深め」

カテゴリー:中国, 日本社会調査

2016/03/03

【開催報告】2月21日(日)~29日(月)、中国労働関係学院(北京市)と本学現代中国学部生と共同で日本社会調査を実施しました

2月21日(日)~29日(月)の間、中国労働関係学院(北京市)の学生・教職員21名が来日し、本学現代中国学部生と共同で日本社会調査を実施しました。

日本社会調査は現代中国学部生が毎年夏に中国で実施する現地研究調査のカウンター・バージョンであり、文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業の一環と位置付けています。今回は豊橋市及び刈谷市を調査地とし、労働関係学院の学生と本学学生が共同調査しました。

本調査では、豊橋市立くすのき特別支援学校や長屋病院ふくろうを訪問したほか、「企業労使関係班」と「公共サービス・教育班」の2つに分かれ、「企業労使関係班」はメルセデス・ベンツ日本豊橋新車整備センター、株式会社ジェイアンドシー、株式会社デンソーを、「公共サービス・教育班」は豊橋市国際交流協会、穂の国とよはし芸術劇場PLAT、こども未来館ココニコ、豊橋市立新川小学校、総合老人ホームつつじ荘を訪問しました。調査活動を通じて、労働関係学院の学生は日本の先進的な介護制度等に感銘を受けたようでした。

また調査中には、豊橋市長を表敬訪問し、温かい歓迎のお言葉を頂戴したほか、豊橋地区日本中国友好協会との座談会では、今泉潤太郎本学名誉教授より、中日大辞典からみる日中友好についてご講演いただき、同協会の方々からは、豊橋市と中国南通市が友好都市に至った経過や同協会の概要についてご説明いただきました。

27日(土)には、調査の成果を発表する日本社会調査報告会を開催し、ハードな調査スケジュールだったにも関わらず、限られた時間の中で、日中両国の学生ともに素晴らしい調査発表がなされました。

以下は調査・報告会の様子です。
collage1

カテゴリー:中国, 日本社会調査, 過去のイベント開催情報

2016/02/15

江蘇国際文化交流センターウェブサイトで“江蘇杯”が紹介されました

昨年12月5日(土)に本学車道キャンパスで開催された「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」の様子が、江蘇国際文化交流センターウェブサイトにて紹介されています。

記事では、コンテストの概容や学生の発表内容について紹介しており、本学学生の発表内容について大きく取り上げられています。
以下のURLからご覧ください。

http://www.jicec.org/jldt/detail.asp?ID=832
(中国語ページ)

カテゴリー:スピーチコンテスト, 中国, 中国語, 江蘇杯

2015/12/08

【開催報告】「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」を開催しました。

12月5日(土)本学車道キャンパスにて「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」を開催しました。

本コンテストは、2010年から江蘇国際文化交流センターと南京大学が共同して、海外において中国語を学ぶ大学生を対象に開催しているスピーチコンテストで、これまでにアメリカ、イギリス、オーストラリア等ですでに5年にわたって開催されてきました。

日本で初めてとなる今回のコンテストは、中部9県から、8大学、合計約50名の応募がありました。

午前中の白熱した第1次選考を経て、初級部門(朗読)、中上級部門(スピーチ)の各10名が午後の本選に挑みました。

選考の結果、特等賞は前田春香さん(愛知大学)、松浦香奈さん(愛知県立大学)の2名が受賞されました。

このほか、一等賞6名、二等賞12名が選ばれましたが、すべての受賞者には、今後、南京大学への留学や江蘇省の文化ツアーに参加する機会が待っています。

江蘇国際交流文化センターの劉(令に羽)秘書長からは、
「言語を学ぶだけではなく、歴史や文化を学ぶこの取組は、両国の青少年の理解と交流の促進と、世界和平に対する大いなる貢献ともいうべき事業である」との祝辞をいただきました。

カテゴリー:中国, 中国語, 事務局, 江蘇杯, 過去のイベント開催情報

2015/11/27

さくら21プロジェクト・「日本で見つけチャイナ」~日本で見つけた「中国」をレポート~

現代中国学部の1年生は、来年3月より行われる現地プログラムに向けて、秋学期の今の時期、手続き面でも学習面でも少しずつ準備が始まっています。

さくら21プロジェクトでも、現地プログラムに参加する学生が、現地の方々と交流する機会を十分に活かして日本について話したり紹介したりできるようさまざまな取り組みを行っていますが、その一つとして「日本発信レポート」があります。留学中に現地で行った日本文化の紹介や、日本についての気づき、交流活動についてレポートする、というもので、留学中の体験を記録し、目に見える形で残そう、という趣旨で行っています。

現地で実際に「日本発信レポート」を行う前に、ウォーミングアップとして、秋学期の「基礎演習」で、「日本で見つけた中国をレポートする」という課題に取り組みました。その名も「日本で見つけチャイナ」です。



「日本で見つけチャイナ」ワークシート

昨今、日本に在住する中国人や中国からの観光客も多い中、学生たちは、日本でどのような「中国」に気が付いたのでしょうか。以下にレポートをいくつか紹介します。


街中で見つけた中国語
私が日本で見つけた中国は、街にいる中国人の方々である。愛知大学で中国語を学んだことで、最近名古屋の街中にいる中国人の方が、何を言っているのかまではわからないが、中国語を話している中国人の方なんだな、とはわかるようになってきた。栄にあるディスカウントストアへ行くと日本の人よりも中国の人の方が多いのではないかというほど中国人がいる。そのため、中国語の店内放送もしていてとてもびっくりした。今後は内容まで理解できるようになりたいと思う。


自動車学校での中国人対応について
私が通っている自動車学校は、中国人に対する対応がとても充実しています。事務所には中国人の方が必ず1人は働いていらっしゃって、中国人の生徒さんに対応されています。また受付の他の日本人の方も中国語が少し話せるようなので、中国の生徒さんにとってはとても快適な学校であると思います。また、中国語版の教科書や中国人教室といった教室もあります。日本の交通ルールや法律を理解するために、少しでも講習を受けやすくすることは、中国の方が日本に住みやすく、正しいルールで生活することができるため、大切なことだと感じました。


大量買い
私は地元である三重県四日市市でガソリンスタンドのアルバイトをしています。ここのガソリンスタンドにはよく中国人のお客様が道を尋ねて来られたり、日曜日に必ず自転車に家電製品を載せて複数のグループがスタンドの前を通って行きます。私はなぜ毎週家電製品を運んでいるのか気になり彼らに聞いてみました。すると近くの電器店で週末になると価格が安くなるから集団で買っていると言っていました。テレビのニュースでしか見かけることのなかった中国人の大量買いがこんなにも身近にあったのかと驚きました。


中華料理屋で見つけたさらなる中国
たまたま部活の後に食べに行った中華料理屋の店員さんがみな中国の人で、オーダーや接客でたまに日本語を使うものの、ほとんど中国語を話されていて、日本語の話せない中国の方も気軽に働くことのできる環境が作られていてとても良いと思った。


動物園で見つけチャイナ
私はサークル活動で中国人留学生の人たちと東山動物園に行く機会がありました。動物の中国語名など全く知らなかったので話ができるかどうか少し不安でした。しかし、それぞれの動物のオリや柵には看板があって、日本語で動物の名前と説明が書いてあり、さらに中国語など他4か国語で動物名が書いてありました。おかげで読み方を聞いたり動物関連の話題で話すことができてとても充実した時間を過ごすことができました。

愛大の1年生が書いた「見つけチャイナ」はいかがでしたか。
私たちが住んでいる地域で、言語表示や店内アナウンスなど様々な「中国」を見つけることができたようです。今度は、来春出発する現地プログラム(中国/台湾/マレーシア)で「日本」を見つけることができるでしょうか。現地からの日本発信レポートもどうぞお楽しみに!

カテゴリー:さくら21, なまチャイナ, 中国

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