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2015/12/24

さくら21プロジェクト・「留学生と行く!食の国際交流の巻」

さくら21プロジェクトでは、11月29日に「留学生と行く!食の国際交流」という活動を行いました。「留学生と行く!」という一連の活動では、留学生と日本人学生が混合グループを作り、さまざまな活動を企画・実施しています。今回の企画は、留学生の出身国と日本の料理を一緒に作って食べるというもので、学内での国際交流と食文化に対する理解を深めることを目的として行われました。

以下、企画グループの学生からの活動報告です。


今回私たちのメニューは以下の通りです。

・【中国】イカとピーマンの炒め物、ワンタンスープ
・【日本】だし巻き卵
・【インドネシア】Nasi Goreng(ナシ・ゴレン:インドネシアの炒飯)、Sambel Teri Kacang (サンバル・テリ・カチャン:漬物)

この企画は、友人になれる国際交流をしたいと考えたものです。その一環として、SNSグループの作成や連絡先の交換をすることも目標にしました。

当日は午前9時に愛知大学で集合しました。
そして、愛知大学から交流会場の「コープあいち 生協生活文化会館」のある本山へ地下鉄で移動しました。
午前10時ぐらいに本山駅に着き、そこで参加者全員で改めて自己紹介をしました。そのあと、料理を作るグループ分けをしてから、それぞれのグループで料理の仕方の説明をしました。今回は、インドネシア料理グループ、日本料理グループ、中国料理グループの3つのグループに分けました。

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カテゴリー:さくら21

2015/12/21

さくら21プロジェクトのメンバーがポスター発表!!



文部科学省「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業の一環と して、同事業採択9大学による「西日本第1ブロック共同シンポジウム」を11月14日に本学名古屋校舎にて、愛知県立大学と協力のもと開催いたしました(関連記事)

さくら21プロジェクトでは、ポスターセッションの本学のブースにて、「おもてなしプロジェクト」「名古屋へおいでよ」の二つの課外活動についての紹介を行いました。



3名の担当学生は、最初は緊張気味でしたが、徐々に調子を上げ、終盤になると自ら来場者に呼び込みをかけるなどして、積極的にポスター発表をしていました。来場者の多くは、大学や行政、NPOなどでグローバル人材育成事業に携わり、活躍する方々です。その方たちから、「おもしろそうだね。活動内容を説明してくれる?」、「活動メンバーは何人くらいいるの」など、様々な質問をしていただき、説明をさせていただきました。また、他大学からも大学生や高校生がポスター発表に参加しており、学生同士の交流もでき、全国にネットワークを広げる機会にもなったようです。




左:「こんにちは。よろしければ、ご説明させていただきましょうか」
右:高校生もポスターを見に来てくれました!

下記は、「おもてなしプロジェクト」の活動の説明を担当した学生の感想です。


アメリカでの語学留学を経験し、日本にいながらも海外の方と交流していきたいと考え、立ち上げた活動が、この「おもてなしTRIP」です。この活動は、ただ英語を用いて交流するのではなく、名古屋、日本文化の魅力を同時に発信し、将来的には海外観光客がもっと訪れてほしいと考えています。

私は、就職活動を今年の8月に終え、現在はおもてなしプロジェクトの活動に復帰しています。この活動の魅力は、二つあります。

一つ目は、様々な国から来た技術者や行政官など、国造りを担うリーダーとなるような方々と交流できる点です。普通の生活をしていてはなかなか出会うことができない方々と交流し、TRIP後もSNS等で近況報告をしています。この活動に参加してから、自分の考え方や視野が広がったように感じます。また、海外の方に対する固定概念を払しょくでき、抵抗感がなくなりました。

二つ目は、この活動に参加することで主体的に行動できるようになった点です。One day tripを計画するとき、どういったコースが良いか、どういうゲームなら緊張がほぐれるか、TRIP日から逆算していつまでに何をやらなければならないかを考えられるようになった点は、私にとって大きな収穫で、この活動の魅力なのかなと思います。

この活動に参加することで、日常生活でも英語を使う場が増えました。例えば、アルバイト先に来る海外のお客様に対して、怯むことなく英語を用いて接客ができるようになりました。今から卒業するまでわずかな期間ですが、できるだけ多くの「おもてなしTRIP」を実施し、国際交流と文化と魅力の発信に力を入れていきます。 

ポスターセッション当日は老若男女問わず多くの方が、愛知大学のブースに足を運んでくださいました。私たちの説明にうなずきながら、真剣に耳を傾けてくださり、短い時間ではありましたが「おもてなしTRIP」の活動報告をすることができました。傍聴されていた方からの質問に「メンバー全員の英語力はどのような状況であるか、もしばらばらであるのなら均一にするような取り組みをされているのか」という質問がありました。実際、学生主体で行っている為、英語の勉強会をするには限界があるとは思いますが、他大学の取り組みの中には、海外の方がいなくても日本人同士で英語を使って交流していると聞きました。今後は私たちもそのような取り組みをしていけたらなと思います。
(法学部4年・徳永)

カテゴリー:おもてなしプロジェクト, さくら21, 過去のイベント開催情報

2015/11/27

さくら21プロジェクト・「日本で見つけチャイナ」~日本で見つけた「中国」をレポート~

現代中国学部の1年生は、来年3月より行われる現地プログラムに向けて、秋学期の今の時期、手続き面でも学習面でも少しずつ準備が始まっています。

さくら21プロジェクトでも、現地プログラムに参加する学生が、現地の方々と交流する機会を十分に活かして日本について話したり紹介したりできるようさまざまな取り組みを行っていますが、その一つとして「日本発信レポート」があります。留学中に現地で行った日本文化の紹介や、日本についての気づき、交流活動についてレポートする、というもので、留学中の体験を記録し、目に見える形で残そう、という趣旨で行っています。

現地で実際に「日本発信レポート」を行う前に、ウォーミングアップとして、秋学期の「基礎演習」で、「日本で見つけた中国をレポートする」という課題に取り組みました。その名も「日本で見つけチャイナ」です。



「日本で見つけチャイナ」ワークシート

昨今、日本に在住する中国人や中国からの観光客も多い中、学生たちは、日本でどのような「中国」に気が付いたのでしょうか。以下にレポートをいくつか紹介します。


街中で見つけた中国語
私が日本で見つけた中国は、街にいる中国人の方々である。愛知大学で中国語を学んだことで、最近名古屋の街中にいる中国人の方が、何を言っているのかまではわからないが、中国語を話している中国人の方なんだな、とはわかるようになってきた。栄にあるディスカウントストアへ行くと日本の人よりも中国の人の方が多いのではないかというほど中国人がいる。そのため、中国語の店内放送もしていてとてもびっくりした。今後は内容まで理解できるようになりたいと思う。


自動車学校での中国人対応について
私が通っている自動車学校は、中国人に対する対応がとても充実しています。事務所には中国人の方が必ず1人は働いていらっしゃって、中国人の生徒さんに対応されています。また受付の他の日本人の方も中国語が少し話せるようなので、中国の生徒さんにとってはとても快適な学校であると思います。また、中国語版の教科書や中国人教室といった教室もあります。日本の交通ルールや法律を理解するために、少しでも講習を受けやすくすることは、中国の方が日本に住みやすく、正しいルールで生活することができるため、大切なことだと感じました。


大量買い
私は地元である三重県四日市市でガソリンスタンドのアルバイトをしています。ここのガソリンスタンドにはよく中国人のお客様が道を尋ねて来られたり、日曜日に必ず自転車に家電製品を載せて複数のグループがスタンドの前を通って行きます。私はなぜ毎週家電製品を運んでいるのか気になり彼らに聞いてみました。すると近くの電器店で週末になると価格が安くなるから集団で買っていると言っていました。テレビのニュースでしか見かけることのなかった中国人の大量買いがこんなにも身近にあったのかと驚きました。


中華料理屋で見つけたさらなる中国
たまたま部活の後に食べに行った中華料理屋の店員さんがみな中国の人で、オーダーや接客でたまに日本語を使うものの、ほとんど中国語を話されていて、日本語の話せない中国の方も気軽に働くことのできる環境が作られていてとても良いと思った。


動物園で見つけチャイナ
私はサークル活動で中国人留学生の人たちと東山動物園に行く機会がありました。動物の中国語名など全く知らなかったので話ができるかどうか少し不安でした。しかし、それぞれの動物のオリや柵には看板があって、日本語で動物の名前と説明が書いてあり、さらに中国語など他4か国語で動物名が書いてありました。おかげで読み方を聞いたり動物関連の話題で話すことができてとても充実した時間を過ごすことができました。

愛大の1年生が書いた「見つけチャイナ」はいかがでしたか。
私たちが住んでいる地域で、言語表示や店内アナウンスなど様々な「中国」を見つけることができたようです。今度は、来春出発する現地プログラム(中国/台湾/マレーシア)で「日本」を見つけることができるでしょうか。現地からの日本発信レポートもどうぞお楽しみに!

カテゴリー:さくら21, なまチャイナ, 中国

2015/11/26

さくら21プロジェクト×JICA中部 10月のおもてなしTRIP報告(名古屋城・栄)

10月17日に行ったTRIPの報告です!今回のTRIPでは、JICA中部で研修に取り組む14名の研修員の方々を、13名の愛大生で名古屋城と栄(名古屋まつり)に案内しました。
TRIP参加者は総勢27名と多かったので、当日は5つのグループに分かれて行動しました。



ナナちゃん人形にて集合写真!


≪1班の報告≫
私たちの班は、ガーナ、ケニア、カンボジアから3名の研修員の方をご案内しました。目的地までは、お互いの国の違いについて話したり、驚くような質問をされたりと楽しい時間を過ごしました。名古屋城では、ずっと「盆栽が見たい」と言っていた研修員の方を待っていたかのように、盆栽展が開かれていて、みなさんとても喜んでいる様子でした。今回初めての参加でしたが、普段生活していても気づかない日本の魅力や、海外から見た日本の面白さを多く知ることができて、自分自身もさらに日本のことを理解したいと思えました。ぜひまた参加したいです!(1班 すずき)




お別れの時間。みんなで記念撮影!


≪2班の報告≫
2班はブラジル、メキシコ、ペルーの三名の研修員の方をおもてなししました。
昼食はエスカにあるいくつかの“名古屋めし”のメニューを説明し、研修員の方に選んでいただきました。みそかつ丼やきしめんを選ばれたのですが、箸の使い方に苦戦しながらも、おいしく食べられていたようです。日本の文化を感じることができるとともに、名古屋ならではのグルメも体験していただくことができました。
その後、名古屋城へ移動し、城内を説明しながら案内しました。しゃちほこと写真撮影ができるコーナーや、江戸時代に人のくらしを実際に体感できるコーナーは特に研修員の方に好評でした。また、広場で行われていた名古屋城のおもてなし武将隊にも関心を持たれていました。
そして、栄で名古屋まつりの三英傑の大名行列を見学しました。実際に戦の様子が演じられており、名古屋城と引き続き、日本の歴史に触れることができたと思います。
今回のおもてなしTRIPでは、日本の歴史と、グルメや地下鉄など日本のくらし・文化について知っていただくことができたと思います。(2班 まお)





≪3班の報告≫
私自身は今回で2回目の“おもてなしトリップ”参加でした。初回と異なったことが沢山ありました。
1つ目に全体の規模が大きくて、グループ分けをしたこと。2つ目にJICAの研修員は東南アジア、南米、アフリカと様々な場所から訪れていたこと。3つ目に、大抵は訪れる大須を抜いて名古屋まつりへ行ったこと。
同じトリップと言えど、毎回違ったメンバー、行き先、準備であって、招く側として色々な新しいことに挑戦出来ることは良い点だと思います。
今回は、初回よりも自分の中での慣れが少しあり、スムーズさを持てたように思いました。名古屋城などの知識も増え、以前より名古屋に愛着を感じます。これからも参加するにあたって、1つ1つ自分達の地域への関心を高められたら幸いです。(3班 みき)




≪4班の報告≫
<名古屋城>
まずは名古屋駅から、地下鉄に乗りました。休日でお祭りということもあり混雑していましたが、スムーズに切符を買うことができました。研修員の方々は地下鉄も初めてのようで、駅の写真を撮ったりしていました。名古屋城に着いて、お堀に囲まれた大きな名古屋城や武将の像に大興奮でした。名古屋城に入り、金のシャチホコの前で全員で写真を撮りました。天守閣からの眺めは絶景で、研修員の方ともそこで一息つきながらリフレッシュできました。道中でたくさんお互いの国の話や楽しい話ができました。研修員の方々も、わたしたちもとてもいい経験になりました。(4班 彦坂)

<栄>
お昼ご飯を食べた後、栄で買い物をしました。地下の靴屋や、ディスカウントストアなどに行きました。なかなかちょうどよいサイズの靴がなく、探し回ってやっと買うことができました!その後、名古屋まつりに行きました。郷土英傑行列を見て、研修員の方はみんな大興奮でした!その後、100円ショップに行きました。品数の多さに何を買うか迷っている様子でしたが、電池や歯磨き粉を買って満足されていました。今回初めておもてなしtripに参加しましたが、様々な国の人と出会い、交流することができ貴重な経験ができました。またお互い英語が母国語ではないので、ジェスチャーなどを交えながらコミュニケーションを取るのも楽しかったです。(4班 あかり)





≪5班の報告≫
私たちのグループは、タンザニアとジンバブエの2人の研修員さんをアテンドしました。初めはお互い少し緊張していましたが、研修員さんがとてもフレンドリーですぐに打ち解けることができました。まず、名古屋を案内する前に、サイゼリヤで昼食をとりました。サイゼリヤの安さにはかなり喜んでくれていたので良かったです!
名古屋城は、研修員さんの興味に合わせてじっくりと見て回ることができました。特に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康について書かれたパネルを熱心に見ていたのが印象的でした。名古屋城の歴史や建物を説明するのは難しかったですが、英語のパンフレットを参考にして自分なりに説明しました。日本の歴史を少しでも知ってもらえたと思うので良かったです!
栄では名古屋まつりとショッピングに行きました。日本の三大武将も出てきて研修員の方も興味津々で見入ってくださったので嬉しかったです!ショッピングしているとき、商品を英語で説明するのはとても難しいことで上手く伝えきれない部分もありましたが、懸命に聞いてくださって本当に今回のメンバーで行けて良い経験になりました。
トリップが終わりJICAに帰ってきた時に、研修員さんが「今日はありがとう、本当に楽しかった」と何度も言ってくれたことがとても印象に残っていて、大変なこともあったけどこのトリップができて本当に良かったと思いました。(5班 みさき、ちなお、えみり)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に参加する多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。
(参考:過去の活動はこちら)

≪JICA(独立行政法人国際協力機構)とは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の 一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しております。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や 技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/11/25

さくら21プロジェクト・学生自主企画~中国・青島の大学生とビデオチャット交流会~

さくら21プロジェクトでは、11月10日に、ビデオチャットソフトを利用した中国・青島の大学生との交流会を行いました。

この交流会は、今年7月まで中国の青島科技大学で留学していた高橋さん(現代中国学部3年)が自ら企画したものです。

高橋さんによると、青島科技大学に留学していたとき、現地には日本語を勉強していて日本文化に触れたいという学生がたくさんいたが、大学には日本人は高橋さん1人だけだったので伝えられることも限られてしまい、それでこの企画を思いついたということです。




以下、企画者の高橋さんからの報告です。


11月10日、愛知大学と青島科技大学の学生によるインターネット交流会を行いました。

日本語と中国語を交えた言葉でお互いに自己紹介をした後、先日愛知大学で催された大学祭でのエピソードや、ハロウィンをどう過ごしたか、日中の年越しの違いは?などの話題で大いに盛り上がりました。

年越しの話題では日本の鏡餅に似たものを山東省の一部地域でも作ることを聞き、とても驚きました。なんでも、お正月にトウモロコシの粉と米粉で肉まんの形をした餅を作り、中にナツメの実を入れ家族で食べるそうです。

初回のため、お互いにドギマギした場面もありましたが、一年生の積極的な参加のおかげで、とても良い交流会になりました。
青島科技大学の学生は日本語能力検定試験を目前にひかえています。試験の成功を祈りつつ、次回に向けて私たちも中国語の勉強をがんばります。

(現代中国学部3年・高橋)

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語

2015/10/26

さくら21プロジェクト×JICA中部 10月のおもてなしTRIP報告(名古屋城・大須)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に取り組む多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。
(参考:過去の活動はこちら)

≪JICA(独立行政法人国際協力機構)とは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しております。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。

≪おもてなしメンバーからの報告≫


今回は10月3日に行ったTRIPを報告します!

今回は、ブラジル、エジプト、インド、インドネシア、カザフスタン、ケニア、マレーシア、メキシコ、ミャンマー、パキスタン、フィリピン、チュニジア、ベトナム、と13ヶ国もの国々から日本へ研修に来た16名のJICA研修員の方を名古屋に案内しました!研修員の方にとって、この日は日本での初の週末だったので、名古屋城から大須商店街までの王道の観光コースをアテンドしました。

今までの平均と比べ研修員さんの参加人数が16名と多めだったので、初めて参加する愛大生もいて少し緊張ぎみでしたが、オリエンテーションを行い、最初のちょっとしたゲームで皆少しずつ打ち解けることができました。



左)名古屋城を英語で紹介!
右)お互いに自己紹介をしてちょっとした会話を楽しみました



名古屋城に行くまでに地下鉄に乗り、歩きながらもいろいろな方と会話をして、移動時間ですらとても楽しかったです。研修員の方は日本で過ごし始めて疑問に思った点を聞いてくださるのですが、日本にずっと住んでいる私としては気づかない視点で日本を見ているので話していてとても新鮮でした。



左)名古屋城まであと少し!
右)無事到着!券の購入も愛大メンバーがお手伝いします。


今回はあまり名古屋城の見学の時間をとってなかったのですが、みなさん名古屋城に興味津々で予定時間を延長して案内しました。展望からの景色もよかったのですが、研修員の方にとっては城の中にある普段見られない日本の歴史的展示物が魅力的だったそうです。昔の人がどのようにお城を作ったのか、江戸時代の名古屋の街並みなどを一緒に見て楽しみました!チームに分かれて、愛大生ひとりひとりがしっかりおもてなしをできたと思います。(byななせ)



左)おもてなし武将隊とは写真は撮れませんでしたが…銅像の武将と撮れました!
右)みんなで記念撮影。


名古屋城の次は、大須商店街を案内しました。名古屋城の見学に予定より時間がかかったので、商店街で買い物する時間が短くなってしまいました。が!研修員の方と商店街を一緒に歩き、欲しいものを聞きながら買い物を楽しむことができました。
また、南米では何事もシェアするのが習慣であるようで、駄菓子屋で買ったお菓子やファストフードをみんなでシェアして食べたりもしました。
今回のトリップでは、語学の勉強だけでなく、各国の習慣も体験できたので良い旅になったと思います!(byあさの)



大須商店街で記念撮影。家族や友人へのお土産を買うことができました!

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/10/09

さくら21プロジェクト・台湾交流プログラム活動報告(2015年度・夏)

台湾交流プログラムとは、日本と台湾の大学生が、夏季は日本で、春季は台湾で約一週間合宿をしながらグループでフィールドワークを行い交流を深める活動です。
2015年夏季の台湾交流プログラムの活動の報告を参加者よりお届けします。




参加者全員で記念撮影(応援に来てくれたOB・OGも!)

≪参考≫過去の活動の記事はこちら


≪活動の概要について≫

9月1日から6日まで、僕たちは愛知県豊橋市で台湾交流プログラムを行いました。今回は、愛知大学8人、人間環境大学15人、台湾の東海大学15人が参加しました。6グループに分かれて豊橋の文化や歴史、地域おこしなどをテーマに、2日から4日までの3日間フィールドワークを行い、5日にそれぞれのグループが調べたことを PowerPointを使って発表する報告会を愛知大学豊橋校舎で行いました。各グループのテーマは以下の通りです。

・動物保護
・豊橋筆
・祭りと神社
・宗教
・交通
・農業と食文化

約1週間、学生同士で生活を共にしながら、朝から晩までテーマについて話し合い、まとめていくという貴重な経験をすることができました。今後は、報告会で発表した内容を報告書としてまとめていく予定です。(現代中国学部1年・ブル)



左:活動初日。テーマ発表の準備中。
右:活動2日目。全員で「防災」に関する講義を聞く

≪グループ活動≫
5~8名の各大学混成グループで、テーマについてフィールドワークを行います。

・豊橋筆グループ
豊橋市の伝統工芸品である豊橋筆の歴史や現在の状況について調べました。豊橋筆とは、豊橋市近郊で生産されている筆で200年くらい前から職人によって技術が受け継がれているそうです。来日前から台湾の学生たちはテーマについて下調べをしていて、フィールドワーク先である豊橋筆の工房に行った際もさまざまな質問をしていました。日本の学生も、豊橋筆のことを調べるにつれて筆に興味を持つようになりました。フィールドワーク中はずっとグループで行動するので学生同士仲良くなります。国籍や大学の違う学生がグループで一緒に活動するのは言葉の壁や意思の疎通が難しく大変ですが、終わった後は達成感があります!(現代中国学部1年・サムライ)



豊橋筆の工房にてインタビュー調査


・農業と食文化グループ
私のグループは果樹園と製菓会社に行きました。インタビューによって、農家と企業が連携し、豊橋の次郎柿やぶどうを使ったお菓子をつくり、地域で販売していることを知りました。これは地元の食べ物を知ってもらい、興味を持ってもらう活動の一つだということです。地元の食材を使い、地元で商品化・販売することで、地元を巻き込み地域の活性化につなげたいそうです。町おこしには地道な努力が必要だと思いました。また、地元の特産品であると知っていてもそのことを意識して食べることがなかったので、地元の食べ物に目を向ける良い機会となりました。短い時間で発表をまとめるのが大変でしたが、最後までやり遂げることができました。今回の活動に参加することができ良かったです。(現代中国学部1年・かなこ)

≪合宿前の準備活動≫
合宿以前の5月~8月の間には、週に1回、Skypeでグループ会議をしました。
Skype会議ではグループ活動の内容や方向性を決めますが、たわいもないおしゃべりをすることもあります。私のグループは、農業と食文化がテーマだったので、豊橋の農業の歴史や、特産物について各自が調べ、会議でその結果を報告し合いました。また、フィールド調査の許可取り、調査先との連絡、行き方なども事前準備として行いました。台湾の学生は日本語を話せるのでスムーズに会議を行えます。
加えて、週に1回、さくら21リソースルームに集まり、お昼の時間を使って愛大のメンバーで会議をします。この会議では、各グループが今どのような事をしているか情報共有を行ったり、送別会や、食事、移動手段などホスト側としての仕事について相談したりしました。私は、食事係だったので、実際に、宿舎を下見して、台所の設備や食器など確認しました。いつも楽しい雰囲気で、やる時はしっかりやるということができました。(現代中国学部1年・mini)



愛大メンバーでの会議

≪係の仕事について≫
春の活動は日本で実施するため、愛知大学と人間環境大学が分担してホスト側としてのさまざまな準備を行います。

自分は交通係と発表会係を担当しました。交通係は、台湾の学生の空港への出迎えから始まり、ホテルまでのアテンド、ホテルから豊橋までの移動、豊橋市内の移動、最後に宿舎から名古屋市内のホテルへ送り届けるまで、経路や時間、費用など全て計画しました。40名の団体なので、先発・後発に分け、それを参加者に周知することも必要です。団体行動については総指揮をする役割でした。一方、発表会係は、その名の通り発表会に関することすべてが仕事です。例えば、会場の事前の下見、パソコン等機材の準備、発表スケジュールの作成、当日の司会進行などを担当しました。発表会当日には予め全ての班の発表用データを集めたり、タイムキーパーを設けたりし、スムーズに進められるよう努めました。〈国際コミュニケーション学部2年・バチ〉

私は今回の交流で食事係担当でした。主な仕事は献立作り、食材の調達、調理の分担決めと担当グループへの指示です。初めて経験することが多く、大変でしたが、勉強になりました。特に、素食(ベジタリアン)の参加者のための献立作りは、いろいろなことを考えるきっかけになりました。夏の活動は初参加だったため至らない点も多かったと思いますが、みなが協力し合ってやり遂げることができたので良かったです。的確なアドバイス、お手伝いをしてくださった先生方、先輩方に感謝します(現代中国学部3年・みらい)。

≪交流した感想≫
食事係の仕事に追われて、なかなかグループの調査活動に取り組むことができない面もあった生活の中でしたが、合宿中、皆と一緒にたくさんおしゃべりをして、たくさん笑いました。
ほぼ初めて会う約40人との共同生活は、色々な感情、喜怒哀楽がありました。
その中で、自分の改善点を見つけることできたことは、私にとって大きな経験だと思います。また、最後には多くの参加者から「楽しかった」という言葉を聞くことができて、本当に良かったです。(国際コミュニケーション学部1年・おだんご)

≪まとめ≫
今回、僕は2度目の参加で愛知大学リーダーを務めました。リーダーの仕事は、皆に動いてもらうために背中を見せること、そして、様々な変化に迅速に対応することではないかと思います。やってみて、それは大変でしたが、自分自身の在り方を大きく変えるきっかけになりました。立場が人を作るということを実感し、これから先もどんどん挑戦していこうと思いました。初めてのホスト側でわからないことだらけでしたが、先生方や先輩方に助けていただき何とかやりきることができました。
台湾と人間環境大学の学生たちと共に過ごす、厳しくて辛くて眠いけれど楽しくて充実した一週間。
自己成長と何より生涯の友を得ることができました。この繋がりを与えてくれた台湾交流プログラムに心から感謝しています。(現代中国学部3年・オジー)



発表会の様子


送別会ではゲームなどもして楽しみました!


カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

2015/09/24

さくら21プロジェクト×JICA中部 8月のおもてなしTRIP報告(トヨタ産業技術記念館・どまつり)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に取り組む多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。

※JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しています。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。


今回は、8月30日に実施したおもてなしTRIPを報告します!
おもてなしコースは、トヨタ産業技術記念館と、名古屋が誇る「日本ど真ん中祭り(どまつり)」を中心にしました。今回のJICA研修参加者の方々はスリランカから来た6名でした。気さくな方々で、学生側も楽しませてもらいました!それでは以下レポートです!




左:JICAでオリエンテーション。これから行く所を紹介。
右:ちょっとしたゲームで研修参加者の方々と打ち解けました。




今回は自分にとっては初めての参加で、スリランカからのJICA研修参加者の方々 6 名の案内をしました。 JICA 中部から名古屋駅まで行く道のりで“あの高いビルは何”、“なぜ信号から音がするの”など研修参加者の方々から様々な質問をされました。自分たちが普段気にも留めないことに関心を持たれていたのでこれも文化の違いなんだなと実感しました。
昼は名古屋駅の地下でそばを食べました。そばを食す際には箸を使用しました。箸の使用は初めてとのことでしたが器用に使いこなしていました。そばは外国人が食べてみたい日本料理でも上位だったので食べてもらえて良かったです。今回案内をする中でコミュニケーションを取ることはできたのですが名古屋の特色、歴史背景など英語で説明するには困難な部分もありました。事前にそういった学習をし英語翻訳をするシミュレーションをして次回はより良いツアーにしたいです!
今回は貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございます。(By よこい)



恒例のナナちゃん人形と記念撮影!



トヨタ産業技術記念館では、基本理念のシンボルの「環状織機」の前で記念撮影(^о^)、そのあと、ガイドツアーに参加をしました。ガイドツアーでは係の人が英語で展示について詳しく説明してくださり、研修参加者の方々たちも僕たちもトヨタの技術にびっくり!実際にできた糸や綿を触って肌でもその技術を感じました。
ツアー後は、自動車館にて短い時間でしたが、自由行動。研修員の皆さんと中を回ったり、車をバックに写真を撮ったりしました。トヨタが自動車を造るに至った経緯や自動車工場の仕組みなどを目で見て体感しました!(By あさの)



トヨタ産業技術記念館にて。シンボル前で一枚(左)


今回のコースを計画する際、どまつりとTRIPの日が重なっていたので迷わず組み込むことにしました。日本を訪れる時期は研修参加者の方々によって異なるので、その時期を活かしたいと考えていたところにぴったりでした。
実際、栄で見たパレードでは研修参加者の方々も写真を撮り、様々な踊りを眺めて楽しんでもらえたと思います。また、やはり大須が人気のようで、大須への行き方や欲しいものが売っているお店などを聞かれました。もちろんできるだけで丁寧に説明したつもりですが、自分が外国の街で行きたい所があったら口頭だけで教えてもらって行けるだろうか、と想像すると、まだまだ下準備しなければと思うばかりでした。複数回参加していますが、まだまだ英語で説明しきれないところもあるので、これからも続けていきたいと思います!(By のがみ)





栄でどまつりを見学。近いので迫力もありました!


最後に

学生側の人数が少なかったので不安でしたが、研修参加者の方々のご協力もあり、トラブルなく終えることができました。参加してくださったJICA研修員の皆さん、おもてなしTRIPのためにいつもご協力してくださるJICAの皆さん、本当にありがとうございました。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/09/10

さくら21プロジェクト「留学生と行く!宵の明治村」×国際交流チーム「ICTIA」

さくら21プロジェクトでは、8月29日に、学内の留学生との交流企画「留学生と行く!宵の明治村」を行いました。

≪参考≫昨年度の活動の記事はこちら

この活動は、ゆかたを着て明治村に出かけ、花火を見る、という日本の夏の風物詩とも言えるような一日を留学生に体験してもらい、日本人学生は、留学生に日本のことを紹介し交流を深めるという趣旨で企画されたものです。

今回の活動は、学内の国際交流サークル「ICTIA(イクティア)」のメンバーと共同で行いました。ICTIAではさまざまな国際交流活動をしていますが、ICTIAメンバーは、以前から活動の一つとしてゆかたの着つけの練習も行ってきたそうです。そこで、当日の着付けは、ICTIAメンバーが担当、ゆかたの着方のわからない留学生への着付けを手伝いました。

≪参考≫国際交流チームICTIAの紹介(「アイブロ・愛大生によるキャンパスレポート」より)

また、この活動に先だち、ゆかたを持っていないので購入したいと考えている留学生には、日本人学生が大須商店街につきそって買いに行き、留学生の相談に乗りながら購入を手伝いました。

活動当日には、留学生9名、日本人学生14名が参加しました。
交流がさらに深まるように、事前に現地でのグループ活動の方法をもっと考えていけばよかった、等の反省点もありましたが、参加者からは、「今度の活動で友達が作れて大変うれしいです。最後はちょっと雨が降りましたが、花火がとても綺麗でいい経験になりました(中国人留学生)」、「留学生と関わる、浴衣を着て行く、などあまり出来ない経験が出来てとても楽しかったです(日本人学生)」との感想があり、楽しく活動を終えたようです。





ゆかたで明治村を散策。日本の夏を楽しみました!

カテゴリー:さくら21, 留学生

2015/08/27

「動画作成のための基礎知識講義」を開催しました

さくら21プロジェクトでは、8月3日(月)に、朝日新聞社メディアラボより講師を招き、初歩的な内容の映像制作に関する講座を開催しました。



この講座は、名古屋はじめ地元愛知の魅力を世界に発信する「名古屋へおいでよ」というさくら21プロジェクトの活動で映像コンテンツの企画・作成を行いたいと考えている学生を対象に実施されたものですが、今回はそれ以外にも、取材・撮影・編集の概論を学びたい本学学生も聴講しました。

最近は、デジタルカメラやスマートフォンで手軽に動画を撮ることができ、いろいろな場面で動画による発信の機会も増えています。しかし、撮影、編集のコツや、どうしたら伝えたいことが伝わりやすい効果的な映像が作れるか、また、著作権や肖像権にどう配慮すればよいのかなどについてなかなか学ぶ機会はありません。

今回の講座では、情報収集のしかた、取材の仕方や撮影許可の取り方といった取材の基本、撮影・編集の基本などについてお話しいただきました。
講師の中釜氏は、動画を含むウェブコンテンツの作成に携わっており、以前は雑誌記事も担当していたことから、経験に基づいた、具体的で役に立つアドバイスをいただくことができました。



参加した学生は、これから動画撮影、編集にチャレンジするため、終始熱心に講義を聞いていました。

≪参加学生の感想≫
実際に動画を見ながら、どういった点が人の興味を引くのかわかったし、動画をつくる前の計画や企画がすごく大事なことだとわかりました。動画撮影までにより多くの人に見てもらえるようなものが作れるように計画をしっかりたてたいと思いました。

学生が作成した作品は、「名古屋へおいでよ2015」として今年度内に公開する予定です。

カテゴリー:さくら21

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