2015/08/27

「動画作成のための基礎知識講義」を開催しました

さくら21プロジェクトでは、8月3日(月)に、朝日新聞社メディアラボより講師を招き、初歩的な内容の映像制作に関する講座を開催しました。



この講座は、名古屋はじめ地元愛知の魅力を世界に発信する「名古屋へおいでよ」というさくら21プロジェクトの活動で映像コンテンツの企画・作成を行いたいと考えている学生を対象に実施されたものですが、今回はそれ以外にも、取材・撮影・編集の概論を学びたい本学学生も聴講しました。

最近は、デジタルカメラやスマートフォンで手軽に動画を撮ることができ、いろいろな場面で動画による発信の機会も増えています。しかし、撮影、編集のコツや、どうしたら伝えたいことが伝わりやすい効果的な映像が作れるか、また、著作権や肖像権にどう配慮すればよいのかなどについてなかなか学ぶ機会はありません。

今回の講座では、情報収集のしかた、取材の仕方や撮影許可の取り方といった取材の基本、撮影・編集の基本などについてお話しいただきました。
講師の中釜氏は、動画を含むウェブコンテンツの作成に携わっており、以前は雑誌記事も担当していたことから、経験に基づいた、具体的で役に立つアドバイスをいただくことができました。



参加した学生は、これから動画撮影、編集にチャレンジするため、終始熱心に講義を聞いていました。

≪参加学生の感想≫
実際に動画を見ながら、どういった点が人の興味を引くのかわかったし、動画をつくる前の計画や企画がすごく大事なことだとわかりました。動画撮影までにより多くの人に見てもらえるようなものが作れるように計画をしっかりたてたいと思いました。

学生が作成した作品は、「名古屋へおいでよ2015」として今年度内に公開する予定です。

カテゴリー:さくら21

2015/08/26

上海日本領事館での毛丹青先生講演会&ディスカッションに参加して

先日、上海の日本領事館で行われた「毛丹青先生講演会」に、上海に留学中の本学現代中国学部4年生が参加しました。
感想を以下に記します。

また、当日の様子が在上海日本国総領事館のホームページに掲載されました。
是非併せてご覧ください。
日本語版
中国語版


今回の講演会、これまでの留学経験を通じて、「相手を知る」ということは、最終的に「自分を知る」ことに繋がっているんだなと、実感しました。

2年前の天津での「現地プログラム」(4か月)を経験し、今年3月に上海にきてから、約5ヶ月がたちました。

「これが中国だ」とはっきり言えるほどではないにしても中国のライフスタイルや文化を、多少なりとも知ることができています。

留学中は、中国人以外の外国人留学生と交流の機会もあります。
また、生活しているからこそ見えてくる日本、日本人の良いところ悪いところ。

今回、毛先生の表現力、発信力、行動力にも圧倒されました。
残りの留学生活も、広い視野をもち、領事館で開かれるイベント等、積極的に参加し、いろんなことを知っていきたいです。




カテゴリー:中国, 留学生

2015/08/20

「上海交流センター」が 中日新聞に掲載されました!

本学グローバル事業の一環として今年4月に正式開室した「上海交流センター」が中日新聞(県内版)紙面に掲載されました(8月20日)。

以下が記事(WEB版)です。ご覧ください。
『愛大生ら中国で就業体験 上海交流センター』

カテゴリー:上海交流センター, 中国, 現地インターンシップ

2015/08/12

さくら21プロジェクト×学生レポート「世界コスプレサミット2015に行く!」

世界の多くの国からコスプレイヤーが名古屋に集結しコスプレ世界一を競う「世界コスプレサミット」が2015年7月25日~8月2日に行われました。世界中から多くの人が参加するこのイベントの魅力とは何でしょうか。また、コスプレは海外でどれくらい普及しており、どのような効果を持っているのでしょうか。

8月1日に行われたパレード(世界各地の代表コスプレイヤーたちによる徳川宗春の一団との錦通のレッドカーペット上のパレード)を観覧した本学学生が、世界のクールジャパン現象を学生目線で報告します。


世界コスプレサミット(8月1日)

徳川宗春道中&世界コスプレサミット 錦通りレッドカーペットパレード

錦通り(サンシャイン栄~名古屋国際ホテル前)にレッドカーペットが敷かれ、そこに徳川宗春道中と世界コスプレサミットの行進が行われました。炎天下の中、午前から多くの観覧客で賑わいました。団扇とパンフレットは無料で配布されていました。団扇は人気コミック“BLEACH”のコスプレをしたスタッフが配布していました。
ちなみに、徳川宗春(尾張藩第7藩主)に扮していたのは愛知県知事の大村秀章氏です。


宗春道中終了後、26か国・地域の代表コスプレイヤーによるパレードが行われました。コスプレの完成度は、非常に高く、かっこいいものから可愛いものまで様々なアニメ・ゲームの衣装で溢れていました。殆どのコスプレイヤーはカメラに向かってポーズを取ってくれました。
日本代表のコスプレはオンラインゲーム“刀剣乱舞”、韓国代表はアニメ“コードギアス”、中国代表は美しいお姫様でした。

コスプレイヤーだけではなく、観覧客や報道陣の間でも様々な言語が飛び交っていて、非常にグローバルを感じるイベントでした。

サンシャイン栄から少し離れたところにあるオアシス21もたくさんのコスプレイヤーとその撮影者でいっぱいでした。ここでも特設会場でワールドカラオケグランプリや世界コスプレチャンピオンシップのライブビューイングが行われていました。
このイベントをきっかけにSNS仲間やコスプレ仲間を増やし輪を広げていく現場をいくつか見かけました。毎年、コスプレサミット開催時のみ見られる光景です。
人気コスプレイヤーの周りにはたくさんのカメラマンが囲み写真撮影を行います。これはコスプレイヤーにとって光栄なことであるそうです。

名古屋国際ホテルで開催された国際シンポジウム(世界コスプレサミット学術委員会が運営)の観覧をしてきました。ホテルの1階ロビーには下の写真(漫画“黒執事”シエル・ファントムハイヴの衣装)のように手作りのコスプレ衣装が展示されています。



コスプレに関するプレゼンを大学の先生や外務省の職員の方が行っていました。コスプレは今や日本には欠かせないものとなり、世界にも広がっていることを改めて実感しました。コスプレを通じた経済や国際交流などについてのお話でした。

昨年は大須コスプレパレード、今年は錦通りレッドカーペットパレードを観覧してきました。その年の流行によってコスプレイヤーの衣装に変化があり、とても魅力があります。海外からの参加者も非常に増えてきていることが観覧、撮影側にいても非常に伝わりました。コスプレのようなサブカルチャーを通じて日本に関心を持ってもらえることはいいことだと思います。この現場にはまるで空港のように様々な言語が飛び交っていました。国際交流には最適な場所ではないかと私は考えます。


現代中国学部2年 小坂井

カテゴリー:さくら21

2015/08/10

12/20(土)Go Global Japan Expo 2015が開催されます!

Go Global Japan Expo 2015が、2015年12月20日(土)明治大学で開催されます。
本学も参加予定です。

詳細は、以下のGGJ Expoサイトをご覧ください。
http://ggj-expo.com/expo2015/

カテゴリー:事務局

2015/07/31

「愛知大学上海交流センター開所式」を行いました。

7月21日(火)上海にて「愛知大学上海交流センター開所式」が 行われました。

在上海日本国総領事館領事および、上海交通大学、上海外国語大学の関係者ほか、現地の日系企業等、約20名が出席しました。

同センターは、中国各地の大学や企業との連携拠点として、また留学中の本学学生と、現地で活躍する卒業生等とのネットワーク拠点としてグローバル人材育成の一端を担います。

写真は、開所式の様子です。 ご覧ください。

 

カテゴリー:上海交流センター, 中国

2015/07/28

ダブルディグリー・プログラム参加学生が出発前の中国語会話練習を行いました!!

今年3月に出発した「現地プログラム(中国)」に引き続き、同年9月より、南開大学(中国天津市)と本学とのダブルディグリー取得に向けて、現代中国学部2年次生の3名が南開大学に留学します。

そこで、出発前の事前学習として、天津事務所長及び現地の本学OBと中国語による会話練習を実施しました。今回はSkypeを通じて「天津での衣食住行」をテーマに約1時間半にわたり会話練習を行い、参加学生は中国語を使って積極的にコミュニケーションをとっていました。なお、次週7月29日(水)に第2回目を実施予定です。ダブルディグリー・プログラム参加学生の今後の活躍に期待です!!



カテゴリー:ダブルディグリー・プログラム, 中国, 留学

2015/07/27

今年度の現地プログラム(中国・台湾・マレーシア)が無事に終了しました!

今年度から三拠点(中国・台湾・マレーシア)で実施された「現地プログラム」が無事に終了しました。

各終了式の様子はメディアを通じて現地でも報道されました。その一部を紹介します。

【中国 南開大学で行われた終了式の様子】

2015年爱知大学现代中国学部南开大学现地教学项目顺利结业

【台湾 台湾師範大学で行われた終了式の様子】
愛知大學參訪師大國語中心

【マレーシア 南方大学学院で行われた終了式の様子が現地の新聞に掲載されました】

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カテゴリー:マレーシア, 中国, 台湾, 現地プログラム, 留学

2015/07/24

「現プロさくら組」特派員レポート2015 #4

現プロ(現地プログラム)で留学中の現代中国学部の学生から、留学生活の様子のレポートをお届けしてきましたが、7月初旬には中国、台湾での現プロも終了し、学生たちも帰国してきました。
今回は、帰国を目前とした6月の様子を中国の「現プロさくら組・特派員グループ」からお届けします。


大家好!中国・天津から6月の様子をお届けします。

中国での現地プログラムも残りわずか、愛大生は1日1日を有意義に過ごし、たくさんの思い出作りをしました。そんな中、6月には現地プログラムの中でも最も重要となるテストが行われました。HSKです!!

~HSK~



多くの学生がHSK4級の試験を志願する中、今回の現地プログラムでは5級の試験への志願者が例年よりも多く、意識の高さがうかがえました。

14日の本番当日、受験者はこのHSKの試験にて、現地プログラムでの学習、これまでの集大成の成果を出すために皆が一生懸命に試験に取り組みました。

~端午節~

20日が「端午節」と呼ばれる祝日で、中国では今年、20日、21日、22日の、3日間が連休でした。
端午節は中国の三大伝統節句とされ、旧暦5月5日に行われる祝日とのことです。
6月はこの端午節が唯一の祝日であり、この連休を利用して旅行に出かける人が多くいました。
また、端午節の時「粽(ちまき)」を食べる習慣があるらしく、大班(※大人数クラス)の先生が粽をくれました!




連休で行った北京にて


以上、6月分のレポートでした。谢谢!


(「現プロさくら組・中国」今井)

カテゴリー:「現プロさくら組」特派員レポート, HSK, 中国, 現地プログラム, 留学

2015/07/14

「中国残留孤児」から深める日本理解

さくら21科目である「入門演習(現代中国学部)」では、履修者の日本に対する理解を深めることを目的に、学内外での見学・体験および講演の催しをしています。この学内外活動のプログラムの一つとして「映画鑑賞と講演」の学内活動が7月2日に行われました。

≪関連リンク≫
6月4日に行われた学外活動(株式会社あいやの見学・体験と講演)の記事はこちら。
6月20日に行われた学外活動(中日新聞社の見学と講演)の記事はこちら。

今回のプログラムでは、映画「望郷の鐘―満豪開拓団の落日―」を鑑賞しました。この作品は、敗戦の混乱で日本に帰れなかった子どもたちの帰国ために生涯をかけ、「中国残留孤児の父」と言われた山本慈昭さんの生涯を描いています。

この映画から、昭和20年当時、旧満州(中国東北部)に満蒙開拓団として入植した日本人がたどった悲劇や「中国残留日本人」が生じるに至った背景について映像を通して知ることができました。

映画を鑑賞した後には、「満蒙開拓団の子供たちは今 ~中国帰国者の現状と課題~」と題し、中国帰国者2世であり、中国帰国者の支援にも携わっている木下貴雄氏(NPO法人東海外国人生活サポートセンター理事長)より講演いただきました。講演では、日本に帰国した中国残留孤児たちが高齢化し、介護や墓の問題に直面している現状や、帰国者二世として体験したアイデンティティの問題などについても語られ、学生たちは、過去と現在を関連づけながらテーマについて理解を深めることができました。

参加した学生からはいろいろな意見・感想が出ました。一部をご紹介します。


・8月15日が終戦の日ですが、決してそうではないと思いました。8月15日以降も人々の戦争は続いていたと思いました。「死ぬことはいつでもできる、生き延びなさい」という言葉が強く心に残りました。

・この映画を見るまで「満蒙開拓団」「中国残留孤児」について全く知りませんでした。どういう時代に人々がどんな思いで満洲に渡ったか、生きて帰った人がどんな思いで孤児を探したかを映画から感じとる事ができました。そして今の残留孤児の問題も深刻だと感じました。

・このような映画は敬遠しがちであまり見ないので良い経験になった。

・中国残留孤児のために活動した山本さんは素晴らしいと思いました。ニュースや新聞ばかり見ていると中国に対する考えは嫌な方へ向かってくるが、映画を見て印象が変わった。そしてメディア(報道を)そのままうのみにするのは良くないと思った。

・山本慈昭みたいな何かの大きなきっかけを作れる人に将来なりたいと思いました。

・今を生きる日本人として、もっと戦争やそれに関わる事を知り、知らせていくことが大切だと思います。特に正しく知って、正しく伝えるという事が必要だと感じました。

・日本が戦争で他国に何をしたのか、また他国が日本に対して何をしたのかという歴史認識を大学で学んで行きたいです。日本ではあまり触れられない関東軍の実態を家に帰って少し調べようと思いました。

・戦後70年がたった今、戦争を実際に体験した人、戦争について語れる人が少なくなってどんどん戦争の記憶が忘れさられてきているなと感じました。自分を含めて、戦争を知らない世代が戦争についてもっと知らなければならないと強く感じました。映画の中で「私たちは戦争の被害者であり加害者である」というような言葉があって強く胸を打たれました。この映画がフィクションではないという事に改めて心が震えますし、これから伝え続けていかなければならない作品だと感じます。

・中国残留孤児の問題は、日本人の産みの親に会えれば、終わりだと思っていた。なので、(講演を聞いて)現在も問題になっていることをはじめて知った。現在の問題は中国残留孤児だけではなく日本社会全体の問題と大きくかぶっていると思った。

・木下さんの話を聞いて、(高齢化した孤児たちに)コミュニケーションが上手くとれなかったり、日本語で伝えたいことが伝えられない、味覚があわないなどの問題があってとても大変だと思いました。

・日本という国の戦争の歴史をきちんと調べ、現プロで日本と中国の歴史への見解を対比して世界に真実を発信したいです。

カテゴリー:さくら21, 中国

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