制作年度は未詳だが、1960年には歌われていたという証言もある。若い世代が、不安を乗り越え未来に羽ばたく姿が、薫の愛した樹木と小鳥のイメージに託してうたわれている。
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丸山薫について
詩人・丸山薫は1899年生まれ。堀辰雄、三好達治とともに1934年第2次『四季』を創刊し、昭和詩壇をリードした。母方の実家・豊橋で旧制愛知四中(現 時習館高)時代を過ごす。妻は知立出身。第二次大戦後、疎開先・山形より豊橋に移住。愛知大学客員教授として文学部と短大部で講じ、現役のまま1974年に没した。
夫妻の墓は正太寺にある。