愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

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活動報告

第20回東亜同文書院記念基金会授賞式を開催しました

第20回東亜同文書院大学記念基金会授賞式が1月28日(火)、霞山会館霞山の間にて催されました。
この顕彰事業は、東亜同文書院記念基金会によるものであり、その目的は、東亜同文書院およびその経営母体であった東亜同文会にかかわる研究や調査成果、および啓蒙的活動のうち、顕著な実績を認められた個人、団体や組織を顕彰するものです。東亜同文書院記念基金会を構成する滬友会(書院同窓会。2007年解散)、霞山会、愛知大学東亜同文書院大学記念センターからの推薦により同理事会において選出しており、1993年の第1回表彰以来、本年度で第20回目となります。

これまで、書院生の大旅行に関する研究成果や東亜同文会の資料に基づく研究、東亜同文書院や東亜同文会の出版物のデータベース化事業、東亜同文書院生や卒業生による日中交流に関するメディア報道、その他日中交流の活発な活動などの成果に対して顕彰してまいりました。

第20回となる今回は記念賞として岡部達味氏が、功労賞は平井誠二氏が選ばれました。

 

 記念賞授賞者 岡部達味

東京都立大学教授として中国政治・外交分野で卓越した業績をあげ、日本を代表する研究者として学界や論壇を先導されてきたほか、霞山会の理事を25年の長きにわたって務められ、その学識を生かし日中間交流にかかわるさまざまな分野の事業に多大な貢献をされた。

功労賞授賞者 平井誠二

東亜同文書院3期生大倉邦彦氏が戦前設立した大倉精神文化研究所の研究員として、大倉氏の幅広い分野の実績を研究紀要『大倉山論集』において、多くの研究者を動員して明らかにされてきたほか、東亜同文書院に関する研究も多くの資史料収集をすすめつつ発展させ、さらに2003年以来、愛知大学との共催の公開講演会を毎年開催し、東亜同文書院と愛知大学の存在を広く知らしめてこられた。

 

※第1回から第20回までの受賞者一覧を以下よりダウンロードしてご覧いただけます。