愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

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活動報告

【6月29日-7月1日】岡崎展示会・講演会が開催されました。

 東亜同文書院大学記念センターは、「東亜同文書院の45年、愛知大学の70年」をテーマに出張展示会・講演会を過去17回、日本各地及びシカゴにて開催しております。
今回は地元岡崎にて新たなテーマ「上海と東亜同文書院大学、愛知大学」を開催することができました。


 展示会では上海及び東亜同文書院の写真をパネルにて紹介し、東亜同文書院が上海にあった背景をDVD等で紹介しました。
講演会では、石田卓生本学非常勤講師が「上海の東亜同文書院とその歴史マップ」を、藤田名誉教授が「上海を日本人に初めて切り拓いた青年藩士たちと岸田吟香」を講演しました。さらに、現代中国学部卒業生で名鉄観光サービス株式会社名鉄国際貨物カンパニー名古屋国際貨物支店勤務の野口晃太郎さんが、上海に赴任した2年間に現地で実際に経験し感じた内容を、現代中国学部4年生の岡本大空さんがインターンシップを通して学んだことと現地のお薦めの商品などを画像を利用して紹介し、いずれの講演も好評にて終了することができました。同窓生、一般の方を含め80名以上の方が参加され、3日間で合計300名を越える来館者が立ち寄られました。

 なお、中日新聞の取材があり、630日の朝刊に掲載されました。「愛知大学」そのルーツ校の「東亜同文書院」、そして今回のテーマである「上海」とのつながりを知っていただき、117年を数える大学史とその背景を知ることにより本学を更に知っていただく機会ができたと思います。

  
【展示会感想】

愛知大学の歴史をみて、中国との関わりを知りました。

・そんな昔から交流があったのですね。歴史がある愛知大学なのだと感じました。

・写真入りの説明でわかりやすかったです。

・本当にいい展示会でした。展示会場に流されていた動画もわかりやすくて詳しかったです。中国出身ですが同文書院大学の歴史は知らなかったです。近代史の流れにこういう学生が文化交流を取り組む姿を見ると、とても感動しました。これからもいろいろ勉強しつづけ、日中関係の懸け橋になればいいと心から思っています。

・興味深く拝見させていただきました。100年以上前の日本人の見識の高さに感銘いたします。
・愛知大学は中国とかなり深いかかわりを持っていた。早くからこのような関係を築いたからこそこうして中国との友好のあかしを作っていると思いました。

 
【講演会感想】
・藤田講演は興味深く、若い人の話も興味深く感じました。今後も若い人を加えた講演会を企画してください。

・歴史上日本と中国はつながりが深く国対国も大切だが、やはり人間対人間のつながりが一番大切であると思いました。

・上海での創成期の様子を知ることができました。東亜同文書院の4つの校舎とも上海中心部から離れており、教育環境のことも考慮されたということをよく理解できました。

・上海の街の発展がよくわかりました。石田講演の当時と現在の街の様子の写真での対比に興味をもちました。

・野口講演で、海外で働くことの意味がわかりました。これからの時代のグローバル化に合わせて頑張らなければならないと感じました。

・とても楽しく話を聞かせていただきました。私も20年ほど前に北京に留学していたので、話の内容がとても懐かしく感覚的にもすごく理解できました。
・講演された現中OBの野口氏が卒業後も中国に駐在し活躍され、とてもうらやましく思いました。しかし、仕事で中国を関わることはとても大変なことだと思うので、苦労もひとしおだったと思います。

・現代中国学部卒業生の野口氏のユニークな喋りと話題が非常に興味を待ちました。よく中国をとらえていると思いました。

・岡本講演で、上海の食べ物事情まで様々なことがわかりました。海外現地インターンシップの大切さがわかりました。現在の上海の事を写真を交えて楽しく話していただき、とても興味深かったです。クリームチーズ入りのドリンクに(中国人は列に並ばないと思っているのに)2時間並ぶという話は衝撃的でした。食べる分だけレストランで頼むようにというのも同じくらいビックリです。
・若く、柔軟な学生の将来を頼もしく思います。