愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

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【書籍刊行】愛知大学東亜同文書院大学記念センター叢書 Building Ties between Japan and China The Lives and Times of Tōa Dōbun Shoin Founders,Students,and Leaders が刊行されました

この本は、愛知大学の名誉教授である藤田佳久によって執筆された『日中に懸ける:東亜同文書院の群像』の英訳です。『日中に懸ける』は東亜同文書院で学んだ若者たちの実像を描いています。
日中関係の荒波に揉まれながらも、辛亥革命、日中戦争、終戦などの激動の時代で学んだ卒業生たちは、商社マンや外交官などとして日中友好の架け橋となったことも取り上げます。
そして、戦後になぜ書院が「幻の名門校」と称されるようになったかについて説明し、東亜同文書院と愛知大学との関係を明らかにしました。人名・地名・歴史上の重要な出来事については頭注で丁寧に解説され、さらに巻末に年表が添えられています。
この本は英語学界において、東亜同文書院の全く新しい側面を紹介します。従来の欧米の研究では、書院と帝国主義のつながりを強調する傾向が強いですが、藤田先生の本は東亜同文書院に関わる人物の人間性に焦点を当てています。『日中に懸ける』の英訳は、書院に関連する研究において貴重な参考資料となるでしょう。
共同翻訳者であるダグラス・レイノルズ氏(2020年に亡くなられました)は欧米学界で東亜同文書院の権威として知られていました。