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(2023年4月18日 現在)

イワマ ヤスオ
岩間 康夫   教授

(2004年4月1日就任)
法科大学院   法務研究科

専門分野/研究テーマとその内容

刑法、不真正不作為犯

過去5年間に発表した著書・学術論文・学会報告

著書・論文・
その他の区分
著書・論文等の名称 発行所・発表雑誌・学会等の名称 著発行・発表年月 査読
学術論文(学術論文[単]) 引き受けに基づく保障人的義務の実質的根拠について-ドイツにおける議論を素材に-  山口厚=松原芳博=上嶌一高=中空壽雅編『実務と理論の架橋-刑事法学の実践的課題に向けて』(大塚裕史先生古稀記念)    665-690頁  2023年02月
学術論文(学術論文[単]) 不真正不作為犯論における先行行為の意義  『日髙義博先生古稀祝賀論文集上巻』 (成文堂)    13-31頁  2018年10月
その他(解説[単]) 不作為の因果関係  『刑法判例百選Ⅰ[第8版]』    10-11頁  2020年11月
その他(解説[単]) 暴行の意義  『刑法判例百選Ⅱ[第8版]』    8-9頁  2020年11月
その他(判例評釈[単]) 不保護による保護責任者遺棄罪の実行行為の意義  『平成30年度重要判例解説』ジュリスト1531号 有斐閣    156-157頁  2019年04月

教育活動

教育実践上の主な業績 年月(自) 年月(至) 概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
オンライン・ライブ中継方式授業における教育効果の改善  2020/04  現在に至る  コロナ渦で採らざるをえなくなった方式であるオンライン授業であるが,それによる教育上のデメリットは,少なくとも講義科目に関しては認められなかった(受講した院生たちへのインタビューによる)。そこで,むしろオンライン授業による利点を存分に発揮させるべく,画像や音声の共有方法(素材作成及びタイミングのよい提示等)をはじめとして,受講者の反応を絶えず確認しながら,随時改善を図り,新時代の大学教育への架橋を試みた。 
オンライン授業における工夫  2020/04  現在に至る  zoomを利用したライブ中継方式の授業において,画面共有の形で板書に相当する画像ファイルを毎回作成して,使用した。また,授業に欠席した者のために授業音声を収録し,Moodleから聴取できるようにした。また,学部のオンデマンド方式については,授業用の動画・音声ファイルを作成し,Microsoft StreamやMoodleにアップロードする作業を繰り返している。 
普段の授業で扱えない事項の補充解説  2016/03  現在に至る  年度末に,普段の刑法関係の授業で取り扱えない項目(基礎知識・判例等)を説明する自主研究を開催 
『Law School演習』No.8 (民事法研究会)  2012/08    司法試験受験生向け事例問題集のうち,刑事系第1問(刑法)の作問及び解説を担当した。 
期末試験終了後のポイント解説  2004/08  現在に至る  期末試験終了後に解説文書を受講者宛メール添付の方法により送信し,採点完了後は講評及び成績分布に関する説明の文書も同様に送付している。 
シラバスの充実  2004/04  現在に至る  授業内容・方法等を詳細に記載したシラバスを作成している。これはホームページでも掲載し,過去の実際の授業における進度や次回以降の予定をリアルタイムに更新しながら充実させている。 
Moodleを利用した教員・院生相互の情報交換の実施  2004/04  現在に至る  当初はWeb,後にMoodleにて,院生からの質問と私からの回答を掲載するBBSを開設し,実施している。 
オフィス・アワーの設定  2004/04  現在に至る  週1回のオフィス・アワーを設け,また,それ以外の曜日や時間帯でも予約によって個別の学生指導や相談,学業に関する指導を行なっている。 
スケジュール公開  2004/04  現在に至る  授業のスケジュール及び資料をホームページ上で公開しており、質問を随時電子メールで受け付けている。 
院生による授業評価アンケートの実施  2004/04  現在に至る  大学院における授業評価調査の一環としてアンケートを実施。さらに,授業評価結果に対する教員コメントの公表を行なっている。 
起案添削のメールによる実施  2004/04  現在に至る  演習科目を中心に、課題として出した演習問題の答案をワープロファイルにして電子メールで送信させ、それを添削したものを返信している。 
教材のホームページ,""Moodle""への掲載  2004/04  現在に至る  講義の補助資料・レジュメ等をホームページ,さらには一部e-learningシステム""Moodle""に掲載して,常時閲覧やダウンロードできるようにしている。 
授業参観の実施  2004/04  現在に至る  FD活動の一環として,半期に1回,教員相互の授業参観に加わり,他の教員の授業を参観し,自己の授業も参観していただき,相互のレポートに基づいて授業改善を図っている。 
レポートの添削  2004/04  現在に至る  講義・演習科目を問わず,院生が提出するレポートに一太郎の添削機能を利用してコメントを付し,返却している。これにより,授業中に述べることができなかった諸点についても補充を図っている。 
2 作成した教科書、教材、参考書
ケースブック刑法 第3版(有斐閣)  2017/03  2017/03  旧版刊行後に出た判例を収録しつつ,読者の学習上の便宜に配慮し,取り上げる判例や設問の内容を見直しコンパクトにした改訂版。塩見淳,小田直樹,橋田久,髙山佳奈子,安田拓人,齊藤彰子,小島陽介との共著。 
『ケースブック刑法 第2版』(有斐閣)  2011/04    法科大学院生向けに判例を素材とした刑法各論の基本書 
『Law School演習』No.1(民事法研究会)  2009/04    司法試験受験生向け事例問題集のうち,刑事系第1問(刑法)の作問及び解説を担当した。 
『ケースブック刑法2各論』  2006/08    共著 
『基本判例6刑法各論』[第二版]  2006/07    共著 
『ケースブック刑法1総論』  2006/07    共著 
『ケースブック刑法1』自費出版(有斐閣扱い)  2005/04    法科大学院生向けに判例を素材とした刑法総論の基本書 
『ケースブック刑法2』自費出版(有斐閣扱い)  2005/04    法科大学院生向けに判例を素材とした刑法各論の基本書 
『刑法2 各論〔第2版〕』有斐閣  2003/04    刑法各論の基本書 
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
「FDニュース」第17号(愛知大学FD委員会発行)執筆  2006/10    第1回新司法試験に関する意見交換会(2006年7月7日,於・日弁連クレオ)に出席した際の報告を執筆した。http://taWeb.aichi-u.ac.jp/FDiinkai/houkokusyo/2006/2006-1.pdf参照。 
4 その他教育活動上特記すべき事項
法科大学院FD委員長  2009/07  2012/03  法科大学院内のFD委員長に就任し,FD協議会を主宰した。なお、この期間内、全学のFD委員会にも法科大学院選出委員として出席した。 
入試相談会への出席  2004/07  2011/06  毎年初夏に開催される新聞社主催の法科大学院合同説明会及び本学主催の入試説明会に参加し,受験生及び父兄からの質問に答え,本法科大学院の教育上の特徴等を宣伝している。 
全学自己点検・自己評価委員  2004/04  2009/03  全学の自己点検・自己評価委員会に法科大学院選出委員として出席した。 

社会貢献等(社会における主な活動)

学外機関役職・
講演・その他の区分
活動の内容、役職名称 機関名称 年月(自) 年月(至)
学外機関役職 懲戒委員 愛知県弁護士会 2022/06 現在に至る