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(2024年4月1日 現在)

フジイ タカシ
藤井 貴志   教授

(2011年4月1日就任)
文学部   日本語日本文学科

専門分野/研究テーマとその内容

日本近現代文学、大正・昭和期の文学とその思想史的背景についての研究

過去5年間に発表した著書・学術論文・学会報告

著書・論文・
その他の区分
著書・論文等の名称 発行所・発表雑誌・学会等の名称 著発行・発表年月 査読
著書(著書[単]) 『〈ポストヒューマン〉の文学――埴谷雄高・花田清輝・安部公房、そして澁澤龍彦』  国書刊行会    全508頁  2023年02月
学術論文(学術論文[単]) 「アルチンボルドからハンス・ベルメールへ――澁澤龍彦「玩具について」の中のマニエリスム」  『愛知大学 國文學』(63)    49-73頁  2024年01月
学術論文(学術論文[単]) 「奇書としての『死霊』――埴谷雄高と澁澤龍彦のデモノロギイ」  『ユリイカ』155ー9    136-143頁  2023年07月
学術論文(学術論文[単]) 「ハンス・ベルメールの反時代的身体――四谷シモンが〈球体関節人形〉と澁澤龍彦に出逢う時」  『日本文学』71(9)日本文学協会    22-33頁  2022年09月
学術論文(学術論文[単]) 「片岡義男「別れて以後の妻」を読む――〈独身者〉のユートピア」  『日本文学』71(7)日本文学協会    50-53頁  2022年07月
学術論文(学術論文[単]) 「〈人新世〉の埴谷雄高――『死霊』とポスト〈人間中心主義〉」  『昭和文学研究』第84集、昭和文学会    121-134頁  2022年03月
学術論文(学術論文[単]) 「〈単性生殖〉のユートピア――埴谷雄高と澁澤龍彦の〈反出生主義〉」  『文學論叢』第159輯、愛知大学人文社会学研究所    107-130頁  2022年03月
学術論文(学術論文[単]) 「〈ポストヒューマン〉のY字路――安部公房『第四間氷期』をめぐる交響」  『愛知大学 國文學』第61集、愛知大学国文学会    37-56頁  2022年01月
学術論文(学術論文[単]) 「〈子供〉を生むこと――埴谷雄高『死霊』の中の〈反出生主義〉」  『文學論叢』158輯 愛知大学文学会    105-124頁  2021年03月
学術論文(学術論文[単]) 「〈私小説〉としての『死霊』――〈反出生主義〉をめぐる埴谷雄高の〈芸術〉と〈実生活〉」  『愛知大学國文學』第60号 愛知大学国文学会    29-48頁  2021年01月
学術論文(学術論文[単]) 「シュペルヴィエルの影--安部公房「壁--S・カルマ氏の犯罪」と埴谷雄高」  『國語と國文學』東京大学国語国文学会    34-51頁  2020年03月
その他(項目執筆[他]) 『坂口安吾大事典』  勉誠出版  安藤宏・大原祐治・十重田裕一編集代表    2022年06月

教育活動

教育実践上の主な業績 年月(自) 年月(至) 概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
コロナ禍におけるオンライン授業の実施。  2021/04  2022/01  コロナ禍におけるオンライン授業の実施。においてPowerPointに音声解説を載せる形での授業を行った。 
Excelに音声解説を載せる形での授業展開  2020/04  2021/01  Excelのファイルに音声解説を載せる形での授業を複数の担当科目において展開した。 
講義における個別具体的な工夫:リアクションペーパーの活用  2011/04  現在に至る  全ての授業で、リアクションペーパーを用いて学生の感想や意見を取り入れ、双方向的なコミュニケーションを図っている。 
講義における個別具体的な工夫:レポートの添削  2011/04  現在に至る  卒論の原型となるレポートを、注や章立てなど基本的骨格を備えた論文の体裁に整えるべく細かく添削している。 
成績照会への対応  2011/04  現在に至る   
シラバスの充実  2011/04  現在に至る  授業内容および授業の形態・方法等を出来る限り詳細に記載したシラバスを作成している。 
学生による授業評価アンケートの実施  2011/04  現在に至る  大学における授業評価調査の一環としてアンケートを実施。授業評価結果に対する自己評価の公表や改善の提案などを行っている。 
オフィスアワーの設定  2011/04  現在に至る  週一回のオフィス・アワーを設け、またそれ以外の曜日や時間帯でも個別の学生指導や卒論指導を行っている。 
2 作成した教科書、教材、参考書
  2011/04  現在に至る  全ての授業で、文学作品や批評(理論)などについて独自のプリントを作成し、毎回配布している。 
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
4 その他教育活動上特記すべき事項
高校生・受験生向けの模擬講義実施  2011/04  現在に至る  高校生を対象として、日本近代文学についての模擬講義を一年に数回行っている。 

社会貢献等(社会における主な活動)

学外機関役職・
講演・その他の区分
活動の内容、役職名称 機関名称 年月(自) 年月(至)
講演 「安部公房を読む1 前期作品を中心に」 かすがい熟年大学 2023/07
講演 「安部公房を読む2 後記作品を中心に」 かすがい熟年大学 2023/07
講演 「川端康成の後期世界――「片腕」「眠れる美女」を中心に」 かすがい熟年大学 2017/09
講演 「川端康成の初期世界――「伊豆の踊子」を中心に」 かすがい熟年大学 2017/09
講演 「最晩年の芥川龍之介」 愛知大学・公益財団法人大倉精神文化研究所共催 2016/07
講演 「近代文学を読む 夏目漱石『こころ』」 かすがい熟年大学(春日井市 生涯学習課) 2015/11
講演 「近代文学を読む 芥川龍之介『或阿呆の一生』」 かすがい熟年大学(春日井市 生涯学習課) 2015/10
講演 「芥川龍之介著『或阿呆の一生』を読む」 蒲郡市民教養講座(主催:愛知大学国文学会・蒲郡市教育委員会) 2012/08
その他 模擬講義 愛知県立尾北高校 2021/01