10月5日(土)、6日(日)の2日間、長崎市の長崎県美術館にて愛知大学東亜同文書院大学記念センター主催/文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の展示会・講演会「東亜同文書院大学から愛知大学へ」を開催しました。
これは2012年度沖縄に続く事業であり、公益財団法人愛知大学教育研究支援財団との連携事業でもあります。
講演会は、美術館2階ホールにて開催し、初日の佐藤元彦学長のご挨拶の後、両日ともに2講演行いました。
あわせて、ホール内にて貴重資料展示と、ギャラリートークを開催しました。
10月5日(土)「長崎と近代中国」横山宏章氏(北九州市立大学教授)
「東亜同文書院大学から愛知大学へ」馬場毅氏(東亜同文書院大学記念センター長)
10月6日(日)「東亜同文書院大学から外務省へ」小崎昌業氏(東亜同文書院第42期生)
「東亜同文書院生による中国大調査旅行と近代中国像」藤田佳久氏(愛知大学名誉教授)
2日間で140名の方々の聴講者があり、書院卒業生や、書院生の御子息および関係者も多く参加されました。
展示会は、講演会場のほか、美術館内の運河ギャラリーにて開催し、25mにおよぶパネル展示スペース2面を中心に、
以下のテーマに沿って、約70枚のパネルおよびポスターを展示しました。
① 東亜同文会設立から東亜同文書院大学に関する内容
② 愛知大学に関する内容
③ 書院および愛大と長崎とのつながり
④ 孫文と書院出身の山田良政、純三郎兄弟とのつながり
⑤ 現在の愛大キャンパス
⑥ 愛知大学通信による愛大紹介
運河ギャラリーは、美術館来訪者が立ち寄りやすい会場であることから、2日間で200名以上の見学者があり、本学およびルーツをアピールできました。
なお、今回は、東亜同文書院大学と愛知大学の長崎とのつながりを中心に紹介した先行パネル展「東亜同文書院大学と長崎、そして愛知大学へ」(9/22~)を開催できたことから、長崎の方々に東亜同文書院大学と本学をより身近に感じていただけたと思います。
今回の展示会・講演会により、長崎のみなさまに本学をより知っていただくきっかけとなったことと思います。
ご来場された方に厚くお礼申し上げます。