7月8日（月）午後、名古屋キャンパスにおいて東亜同文書院大学記念センターと台湾・東呉大学および国父
紀念館との共催による国際シンポジウム「孫文と東アジアの平和」が開催され、平日にもかかわらず関係者
を含め約60名の聴講者が参加しました。
本シンポジウムは、砂山副学長および謝政諭東呉大学主任秘書、林國章国父紀念館副館長による挨拶から
はじまり、藤田佳久名誉教授、林國章国父紀念館副館長の司会の下で、セクション１「孫文『大アジア主義』
の歴史と現代における意義」、セクション２「東北アジアの平和関係の構築」、セクション３「東アジアの政治・
経済の互恵と協力」の3つのテーマについて、日本・台湾総勢16名の研究者による報告と評論が行われました。
活発な意見交換が行われた中、将来の東アジア共同体を見据えた現在の東北アジアの緊張関係の緩和という
観点についても、孫文の思想と関連した貴重な提言を頂きました。
最後に馬場毅東亜同文書院大学記念センター長、周家華徳霖技術学院校長の閉幕の辞が行われてシンポ
ジウムが終了しました。
猛暑の中ご参加頂いた皆様に御礼申し上げます。