第2回全国大学史展「学生たちの戦前・戦中・戦後」が明治大学博物館特別展示室にて開催されます。
全国大学史展は大学史に関する情報交換や研究、交流を目的とした全国大学史資料協議会東日本部会に加盟する約70の機関が協力して開催する
展示会です。
2010年に続いて2回目の企画となる今回は、「学生たちの戦前・戦中・戦後」をテーマに掲げました。
日本の大学は、現在大きな「変革期」にあると言われています。しかし、どのような歴史の波に洗われようと、大学が学生たちの学びの場であるという
本質が変わることはありません。今回の展示では、そうした学生たちの姿を取り上げます。
愛知大学東亜同文書院大学記念センターからも所蔵資料を4点出展しております。是非、足をお運びください。
【会期】 2015年7月3日(金)~8月2日(日)10:00~17:00(入場は16:30まで) ※ギャラリートーク:7月4日(土) 第1回 11:00~、第2回 14:00~
【会場】 明治大学博物館特別展示室(東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地下1階)
【交通】 JR・地下鉄「御茶ノ水」駅下車徒歩約3分、または地下鉄「新御茶ノ水」駅、「神保町」駅下車徒歩約5分
【主催】 全国大学史資料協議会東日本部会、明冶大学史資料センター
【お問い合わせ】 明治大学史資料センター TEL:03-3296-4085
詳しいご案内は、こちらをご確認ください。
全国大学史資料協議会東日本部会HP
同展の案内(PDF)
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「ごあいさつ」より
私たち全国大学史資料協議会は、大学史に関する資料の調査収集・整理保存・利用等の活動をする機関や個人によって成る団体です。
私たちは、2010年に第1回全国大学史展「日本の大学―その設立と社会―」を開催しました。初の本格的な大学横断的展示となったこの
展示は、幸い多くの方にご来場いただくことができました。
今回私たちは第2回全国大学史展として、「学生たちの戦前・戦中・戦後」をテーマに立てました。ご承知のように、日本の大学は、現在
大きな「変革期」にあると言われています。しかし、どのような歴史の波に洗われようと、大学が学生たちの学びの場であるという本質が
変わることはありません。
今回の展示では、そうした学生たちの姿を取り上げます。その際私たちは、第一次世界大戦後の高等教育機関の拡充期から始めて、
第二次世界大戦および戦後改革を経て高度経済成長期までを展示の対象とすることにしました。それは、18歳人口の50パーセント以上
が通う現在の日本の大学の原型が、この間に形成されたのではないかと考えられているからです。従って、これらの時代に学生たちがい
かに生きたか、資料に基づいて振り返っていけば、今の大学や大学生について見つめなおすこともできるのではないかと思われます。
この展示をご覧になり、それぞれの時代の学生たちに思いを馳せていただくとともに、「今」と「これから」の大学や大学生について考えて
いただけたら幸いに存じます。
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