5月17日(土)、岐阜市のじゅうろくプラザ(岐阜市文化産業交流センター)にて、愛知大学東亜同文書院大学記念センター主催/文部科学省私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の展示会・講演会「愛知大学と東亜同文書院大学」を開催しました。講演会・展示会は毎年開催している事業で、東京、弘前、神戸、シカゴ、京都、米沢、名古屋、富山、沖縄、長崎ほかでの実績があり、東海地方で開催するのは実に4年振りとなりました。
今回は、CBCラジオにおいて、本学OBのつボイノリオさんの番組『つボイノリオの聞けば聞くほど』で連続企画として東亜同文書院大学をご紹介下さった関係から(提供:愛知大学)、CBCラジオに後援をいただき、あわせて一般財団法人霞山会、公益財団法人愛知大学教育研究支援財団の後援により、開催のはこびとなりました。
講演会は3講演行い、本学OBほかリピーターの方々も参加され、総勢120名の聴講者がありました。講演内容は、開催地が岐阜ということもあり、本学の持つ文化財や歴史的史資料の紹介などをし、史資料を展示している大学記念館まで足を運んでいただけるような内容としました。
◇講演1.「愛知大学ヒストリーと文化財」武井義和氏(東亜同文書院大学記念センター研究員・本学非常勤講師)
◇講演2.「愛知大学から見る東亜同文書院」三好章氏(東亜同文書院大学記念センター長・本学現代中国学部教授)
◇講演3.「東亜同文書院大学記念センターコレクション―書院生による中国大調査旅行と孫文を中心に―」
藤田佳久氏(東亜同文書院大学記念センターフェロー・本学名誉教授)
展示会場では、東亜同文書院大学と愛知大学の歴史紹介のほか、『大学史からみる愛知大学と学部紹介』と題して、本学の各学部誕生とその経緯・教育・人材育成などの特徴を中心に紹介しました。高校生の来場もあり、100名以上の方に参加いただきました。
開催後回収したアンケートには、
「豊橋校舎を懐かしく思い出しました」
「中国を旅行した時、上海の資料館で愛知大学の名前を見たことを思い出しました」
「卒業後、はじめて本学の歴史関係の内容を聞いて勉強になった」
「学生当時は歴史展示室など無かったが、現学生には大学記念館があり、自校史を学べることは非常に良いことである」
「母校である愛大を誇りに思う」
など、感想をいただきました。
一方で、「新聞広告が小さすぎ」「もっとPRをしてほしい」といった指摘・意見もいただきました。
そのほか、「『中日大辞典』刊行」、「中国語と愛大」といった内容の講演希望もありました。
今回の岐阜展示会・講演会により、東海地域のみなさまにも本学を知っていただくきっかけとなったことと思います。来場された方に厚くお礼申し上げます。
なお、先日、昨年12月に開催したシンポジウムに参加された方より東亜同文書院大学に関する史資料を寄贈いただきました。
東亜同文書院大学記念センターでは東亜同文書院大学と本学に関する史資料・情報を収集しています。史資料をお持ちで寄贈いただける方、または情報を提供いただける方は当センターまでご連絡くださりますよう、お願いいたします。