第22回東亜同文書院記念基金会授賞式が2016年1月22日、霞山会館(東京霞が関コモンゲート西館37階)にて催され、記念賞に小崎昌業氏が選出され、表彰されました。
この顕彰事業は、東亜同文書院記念基金会によるものであり、その目的は、東亜同文書院およびその経営母体であった東亜同文会にかかわる研究や調査成果、および啓蒙的活動のうち、顕著な実績を認められた個人、団体や組織を顕彰するものです。東亜同文書院記念基金会を構成する滬友会(書院同窓会。2007年解散)、霞山会、愛知大学東亜同文書院大学記念センターからの推薦により同理事会において選出しており、1993年の第1回表彰以来、第22回目となります。これまで、書院生の大旅行に関する研究成果や東亜同文会の資料に基づく研究、東亜同文書院や東亜同文会の出版物のデータベース化事業、東亜同文書院生や卒業生による日中交流に関するメディア報道、その他日中交流の活発な活動などの成果を顕彰しております。
東亜同文書院記念賞 小崎昌業氏 授賞理由
東亜同文書院大学の第42期生並びに愛知大学(旧制)の第1期生として、歴史的に関わりが深いこれら2つの大学の発展のために、一般財団法人霞山会を理事、また顧問として、同時に、学校法人愛知大学の監事も務められるなど、生涯を懸けてご尽力されてこられた。また、外交官としてのご活躍、東亜同文会の昭和期の諸活動の取りまとめ、愛知大学に引き継がれた現地主義教育へのご指導など、実質を伴ったご功績を残してこられた。以上のご功績を鑑み、ここに東亜同文書院記念賞を授与するものである。
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