愛知大学東亜同文書院大学記念センターでは、本センター・プロジェクトの一環として企画展「子・財・寿 - 中国年画が語る民国期の庶民の願い」を2022年5月10日(火)~7月20日(木)、愛知大学記念館企画展示室にて開催いたします。
企画展は、松岡正子(現代中国学部)が中国でのフィールドワークの傍ら蒐集した数多くの資料の中から、東亜同文書院が上海にあった20世紀前半の中国を題材にした木版年画を選びました。そこには当時の庶民の願いや暮らしが描かれています。
テーマの「子・財・寿」は庶民が強く願った「子(家を継ぐ男子)、財(富)、寿(長寿)」を意味します。民国期の家具や祖先図、紙馬、嫁入り道具、纏足(使用したもの)等も展示しました。
東亜同文書院大学記念センターの展示とともにご覧いただければ幸いです。
主催:愛知大学東亜同文書院大学記念センター
(企画担当:松岡正子)