20世紀初頭に日中の交流促進を期して上海に設立された東亜同文書院。そこで作成された初学者用の中国語教科書『華語萃編』初集の愛知大学改訂版を翻刻し、中国語の発音表記と日本語訳、注釈を附して新たに刊行する。戦前期の中国語教育と当時の生活文化を伝える貴重な資料である。