東亜同文書院では、学生が数名の班にわかれて、中国を中心とするアジア各地でフィールドワークを進める「大旅行」が実施されていました。学生たちは、この「大旅行」を題材とした卒業記念文集「大旅行誌」を刊行しており、本書は、その一部を収録しています。
目次
序 『上海東亜同文書院大旅行記録』の刊行にあたって 霞山会会長近衛通隆
大旅行誌と東亜同文書院 滬友会会長大石明信
解題 日野晃
晋蒙隊旅行記(第6期生『禹域鴻爪』より)
入蜀紀行(第9期生『孤帆双蹄』より)
香港より北海(第10期生『楽此行』より)
笛声三万里(第13期生『暮雲暁色』より)
滇雲蜀水(第18期生『粤射隴游』より)
青海行(第19期生『虎穴龍頷』より)
朔北より中原へ(第22期生『乗雲騎月』より)
北支那紀行(第26期生『足跡』より)
アムールの流れ(第28期生『千山万里』より)
編集後記 46期小竹昭人
監修:滬友会
発行:新人物往来社
発行日:1991年12月10日
判型:A5判355頁
ISBN:4-404-01872-X
価格:2,913円+税