愛知大学は、戦前上海にあった東亜同文書院大学の学生・教職員が中心となって開校した経緯もあり、東亜同文書院に関する貴重な資料を多数所蔵しています。本シリーズもそうした資料の一つで、「大旅行」とよばれた学生によるフィールドワーク活動を今に伝えるものです。
「大旅行」は学生だけで中国を中心とするアジア各地を数カ月にわたって踏査するというもので、その調査結果は卒業論文にあたる「支那調査報告書」(中国調査報告書)として学校に提出されていました。この報告書は、現在愛知大学に伝えられています。これとは別に、大旅行についての思い出を綴った卒業記念文集「大旅行誌」を出していました。この「大旅行誌」については、これまでマイクロフィルム版がありましたが、より広く多くの方々にお読みいただけるように、今回、本シリーズとして復刻いたしました。
文責石田卓生
発行:愛知大学 制作・発売:雄松堂出版
B5判 上製/並製
発行日:2006年3月20日
価格:上製 8,800−13,000円+税/並製 6,000−9,400円+税
全33巻セット:上製 本体420,600円+税 (ISBN 978-4-8419-3079-5)
並製 本体303,400円+税 (ISBN 978-4-8419-3080-1)
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