愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

書籍のご紹介

書籍

佐藤恭彦編・藤田佳久編『日本人学徒たちの上海: 上海日本中学校生と東亜同文書院生』(あるむ、2017年12月)

  1939年に設立し、わずか7年で閉校となった幻の日本人学校「上海日本中学校」。および1901年世界初のビジネススクールとして出発した名門校「東亜同文書院」(のち大学)。1940年代、ともに国際都市を生きた二つの学校の学徒たちが描く、美しき上海と青春の記録。
 『上海日本中学校会報』や『東亜同文書院大学史』など両校の会誌や資料から上海に関する既述を分類、抄録。
 また、当時の校舎や学生生活を写した巻頭グラビア、出光昶氏(漫画家・同中学三期生)のイラストが誌面を彩る。付録として両校略歴、校歌など多数を収録した。
 
目次 
巻頭口絵(カラー)
はじめに──上海の学校史にもふれながら
I 上海日本中学校生の上海
1 上海日本中学校の誕生とあゆみ 
2 上海日本中学校生時代
3 上海再訪──変わったもの、変わらないもの
II 東亜同文書院生の上海
1 東亜同文書院のあゆみとともに
2 東亜同文書院生時代
3 上海を回想する
4 書院生がみた戦後の上海 
おわりに──まとめにかえて
あとがき
付録

 

発行・販売:あるむ
A5判 312頁 ISBN-13: 978-4863331365 C3021
価格:2,000円(税別) 2017年12月19日
 
関連記事
あるむ