検索トップページ検索結果詳細情報
(2024年4月1日 現在)
ヒラタアキコ
平田 晶子
准教授
(2024年4月1日就任)
国際コミュニケーション学部
国際教養学科
専門分野/研究テーマとその内容
文化人類学、東南アジア研究/タイ・ラオスの伝統芸術/宗教的実践、感覚的経験、ジェンダー、法と感情と音楽芸能の研究、社会技術研究
過去5年間に発表した著書・学術論文・学会報告
著書・論文・
その他の区分 |
著書・論文等の名称 |
発行所・発表雑誌・学会等の名称 |
著発行・発表年月 |
査読 |
著書(エッセイ[共])
|
私は音楽になった―ミュージカル・アッサンブラージュの人類学
|
うつつ堂
小西公大(編)
328-330頁、341-345頁
|
2024年02月 |
無 |
著書(著書[単])
|
ラオス山地民とラム歌謡:内戦を生き抜いた宗教・芸能実践の民族誌
|
風響社
全368頁
|
2023年02月 |
無 |
著書(エッセイ[他])
|
地球の音楽
|
東京外国語大学出版会
山口裕之・橋本雄一(編)
82-84頁
|
2022年04月 |
無 |
著書(著書[共])
|
萌える人類学者
|
東京外国語大学出版会
馬場淳、平田晶子、森昭子、小西公大
248-272頁、308-313頁
|
2021年03月 |
有 |
学術論文(学術論文[単])
|
倫理価値と安全保障の創造―倫理価値と安全保障の創造―東北タイ芸能集団の技術的選択の事例から―
|
『物質文化』第102号
平田晶子
53-72頁
|
2022年05月 |
有 |
学術論文(学術論文[共])
|
序 暮らしのなかのシェーンオペラトワール:量化可能性とその限界をめぐる技術的実践の比較民族誌
|
『物質文化』第102号
平田晶子
1-12頁
|
2022年05月 |
有 |
学術論文(学術論文[単])
|
博士論文 ラオス中部ラオトゥンのラム歌唱の民族誌―グローバル状況下にみる五感統合とデジタル化をめぐる身体感覚の現在
|
東京外国語大学、博乙第28号
平田晶子
全287頁
|
2021年03月 |
有 |
その他(翻訳・校正[他])
|
日本語単語スピードマスター STANDARD2400:ネパール語・カンボジア語・ラオス語版
|
ジェイ・リサーチ出版
倉品さやか(編)
全文校正
|
2024年02月 |
無 |
その他(翻訳・校正[他])
|
日本語単語スピードマスター INTERMEDIATE2500:ネパール語・カンボジア語・ラオス語版
|
ジェイ・リサーチ出版
倉品さやか(編)
全文校正
|
2023年08月 |
無 |
その他(翻訳・校正[他])
|
日本語単語スピードマスターBASIC1800 : ネパール語・カンボジア語・ラオス語版
|
ジェイ・リサーチ出版
倉品さやか(編)
全文校正
|
2021年08月 |
無 |
その他(共同研究紹介[単])
|
情報通信技術との共生の時代における身体技法論の更新
|
国立民族学博物館『民博通信Online 2』
平田晶子
22⁻23頁
|
2020年09月 |
無 |
その他(エッセイ[単])
|
フィールドワーカーのよりみちスポット 視覚障碍者医療マッサージで疲労回復
|
平田晶子
34頁
|
2020年01月 |
無 |
その他(解説[他])
|
東南アジア文化事典
|
丸善出版
信田敏宏(編)
592-593頁
|
2019年10月 |
無 |
その他(エッセイ[単])
|
タイの水掛け祭りソンクラーン―今年の女神は誰?
|
盤谷日本人商工会議所(JCC)会報誌『所報』684号
平田晶子
1-6頁
|
2019年04月 |
無 |
学会等発表(学会発表[単])
|
育児システムエンジニアリングの技術的スキルと実践――妊娠・出産・産褥期におけるクラウド型人工知能を用いた母体のエネルギー最適化
|
日本文化人類学会第57回研究大会、広島県立大学
平田晶子
|
2023年06月 |
有 |
学会等発表(学会発表[単])
|
モーラムの公教育への浸透と性的表現に対する反発 ー制度化の行き詰まりと広がりを背景にー
|
日本音楽教育学会第53回研究大会ラウンドテーブルオンライン発表
平田晶子
|
2022年11月 |
有 |
学会等発表(学会発表[単])
|
東北タイ芸能集団の書面契約の採用―不確かな未来に対するデリバティブな約束をめぐる法的システムの構築
|
日本文化人類学会第56回研究大会、明治大学
平田晶子
|
2022年06月 |
有 |
学会等発表(学会発表[単])
|
博士論文:ラオス中部ラオトゥンのラム歌唱の民族誌ーグローバル状況下にみる五感統合とデジタル化をめぐる身体感覚の現在
|
日本文化人類学会関東地区博士論文・修士論文発表会オンライン発表
平田晶子
|
2022年03月 |
有 |
学会等発表(学会発表[単])
|
ソーシャル・メディア活用にみる倫理的価値創造ー東北タイ芸能集団の保証システムの事例から
|
日本文化人類学会第53回研究大会、東北大学
平田晶子
|
2019年06月 |
有 |
教育活動
教育実践上の主な業績 |
年月(自) |
年月(至) |
概要 |
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む) |
オンライン遠隔授業の対応、リモートワーク用のICT活用 |
2020/04 |
2022/03 |
東海大学人文学部および白百合女子大学文学部の非常勤として、教養科目「文化人類学」及び「人類学概説」にて、実施しました。新型コロナウィルス感染症対策で遠隔授業(オンデマンド配信も含む)に対応するように求められ、オンライン教室(Google Classroom)の開設、ZoomやPPT録画配信準備、黒板・チョークの代用となるMicrosoftのWhiteboardやMacアップルペンシルの代用など、学生の安全を第一に考慮した大学運営の方針に従い、通常の対面授業時と同じ質の授業を提供しました。 |
論文作成の指南 |
2008/04 |
2009/03 |
東京外国語大学大学院の留学生3名(日本語/タイ語教育学、地域研究)の修士論文のチューター指導にて、実践しました。修士論文の執筆では、言語教育学専攻の院生にはコーパスを用いた会話分析の効率的な進め方のほか、実証的データを収集するためのフィールドワークについて、問いの立て方、問題の発見、フィールドワークの実践的な指南(倫理も含む)、一次資料の整理・分類、論文執筆までに至る一連のプロセスを、オリジナルな手引書と頻繁な面談やメールを通じて指導しました。外国人留学生の修士論文は、日本語・タイ語の比較言語学と文法の教授法開発、中国の教育カリキュラムなどがテーマでした。 |
2 作成した教科書、教材、参考書 |
.『ネパール語・カンボジア語・ラオス語版 日本語単語スピードマスター Basic 1800』Jリサーチ出版 |
2023/08 |
|
Jリサーチ出版社からの依頼でラオス人の日本語学習者および日本語を母語とするラオス語学習者に向けた教科書作成事業でラオス語の翻訳協力に取り組みました。 |
.『萌える人類学者』東京外国語大学出版会. |
2022/03 |
|
東京外国語大学の文化人類学者・栗田博之先生の退官記念論集として、栗田先生の教え子や縁のある人類学者に呼びかけ、文化人類学の教育に活用できる準教科書レベルの著書を企画・出版しました。 |
『ネパール語・カンボジア語・ラオス語版 日本語単語スピードマスター STANDARD2400』 Jリサーチ出版 |
2021/08 |
|
同上 |
成績評価での取組(期末レポートと発表の利用による学習効果の向上) |
2018/04 |
2023/04 |
東海大学文学部の非常勤として、教養科目「人類学概説」にて、実施しました。講義は、文化人類学の文献講読と解説が中心ですが、人類学の営み(フィールドワーク実施⇒民族誌)を理解してもらうために、考古学専攻の学生には履修生各自のテーマに沿って基礎的なフィールドワークを行ってもらうように、フィールドワークに出る前のオリジナルな手引書や相談を通じて、指導しました。最終的には、講義で教えた様々な民族誌的な知見や情報と結びあわせて、学期末レポートとしてまとめてもらいます。関連の文献資料の収集やフィールドワークで生じた質問や問題は、メールを使って適宜、指導しました。 |
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 |
学習に対する支援(教育効果の向上) |
2019/04 |
2019/09 |
東京外国語大学外国語学部の非常勤として、「基礎演習」の講義で実践した。1年生を対象とするこの講義では、アクティブラーニングを導入しており、教員が選んだ民族誌2冊を4人でチームを組み、一人が要旨をまとめて発表し、残り2名が傾聴者、1名が書記となってディスカッションを繰り返していきました。中間報告およびレポート作成では、上記の2冊に引き寄せ各自が関心のあるテーマを選んで期末レポートを作成してもらいました。学生にとって本講義は、各自が担当する民族誌的・人類学的な論点を身近な出来事や現象と比較考察し合い、意見を共有・交換し、ディスカッションする環境のなかで、学生の授業に対する動機の向上、維持へとつながりました。 |
『ネパール語・カンボジア語・ラオス語版 日本語単語スピードマスター INTERMEDIATE2500』Jリサーチ出版 |
2017/08 |
|
同上 |
4 その他教育活動上特記すべき事項 |
外部教育研究機関からの映像資料貸借による授業運営の円滑化 |
2020/04 |
現在に至る |
東海大学人文学部および白百合女子大学文学部の非常勤として、教養科目「文化人類学」及び「人類学概説」にて、実施しました。国立民族学博物館ストリーミング配信の視聴覚資料の活用を申請し、学生たちが文化人類学の文献講読や解説を通じて、民族誌に関する知識と映像から得る情報とつなげることで効果的な異文化理解を図ることを目指し、各地域に暮らす狩猟採集民、遊牧民、牧畜民、農耕民の生態を教えました。今後、対面授業に戻っても、講義中の民族誌の解説に合わせ、効果的な視聴覚資料の活用を続けていきます。 |
外国人青年の研修コーディネーター |
2014/04 |
2014/10 |
防災、観光、日本(平和学習)研究をテーマに掲げた外務省青少年大交流計画のプログラム・コーディネーターとして、宮城〔2014年6月〕、石川〔同年9月〕、広島〔2014年10月〕へタイ人青少年(高校生・大学生)延べ70名(3期分)を引率しました。各研修では、青少年に現地訪問やホームステイの経験を通して理解したことを日本滞在最終日にPPTや映像資料でまとめてもらうため、日本滞在中に経験した出来事や文化的な現象を観察させ、宿舎に帰宅後はお互いに意見交換できる環境を用意しました。タイ人学生・高校生は日本滞在を通じて異文化理解に対する重要性に気づき、帰国後も日タイの友好的関係の維持を意識していました。この他に、日本滞在中ホームシックや幽霊を怖がる学生対応や部屋替え、イスラーム教徒学生のための祈祷室確保(レストランの日本人店長との交渉)など、滞在の工程表には記載されていない細部で引率者として様々な配慮を求められ、臨機応変に対応しました。 |
『タイ語のきほんドリル』国際語学社 |
2013/07 |
|
タイ語学習初学者がタイ語の読み書きに楽しく取り組めるように学習書の制作に携わりました。 |
夏合宿の運営補佐、講義の質の向上、改善に向けた教材研究 |
|
|
東京外国語大学の文化人類学者・栗田博之先生の教養科目「文化人類学」の教育助手を通年担当し、夏季休暇に開催される東京外国語大学の恒例行事「文化人類学夏合宿」に補佐として参加しました。合宿前に輪読で使用する教科書を選定し、合宿中は文化人類学的思考と論法の技法を習得し、申請者自身の文化人類学の授業作りに活かしました。2012-2013年度は師範代を務め、文化人類学の基礎・知識を供与し、学生たちが質疑応答に積極的に参加できる雰囲気づくりに努めました。 |
社会貢献等(社会における主な活動)
学外機関役職・ 講演・その他の区分 |
活動の内容、役職名称 |
機関名称 |
年月(自) |
年月(至) |
学外機関役職 |
第26期理事会委員総務 |
東南アジア学会 |
2015/01 |
2017/12 |
学外機関役職 |
第24,25期理事会委員・関東地区 |
東南アジア学会 |
2011/01 |
2015/12 |
講演 |
国民文化のなかのタイ舞踊 |
慶應義塾大学教養研究センター日吉行事企画委員会 |
2023/01 |
|
講演 |
タイ児童仏教文学(絵本と詩)の読み聞かせ―物語事情と風物詩についてのスモールトーク |
アジアの児童文学スモールトーク |
2013/03 |
|