教育実践上の主な業績 |
年月(自) |
年月(至) |
概要 |
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む) |
タンデム学習の導入 |
2020/09 |
現在に至る |
タンデム学習とは、母語の異なる二人がペアになり、互恵性と学習者オートノミーの原則に基づいて、互いの言語や文化を学びあう学習形態である。台湾の大学とオンラインによるEタンデムを正課と正課外で導入した。 |
オンライン多読活動の導入 |
2020/05 |
現在に至る |
単に文意を正確に理解するだけでなく、それを一定のスピードを持って行えるようなスキルを身に付けるために多読活動を導入した。 |
留学生のキャリア支援教育 |
2011/12 |
現在に至る |
日本語必修科目修了後、どのように日本語学習を継続すれば、卒業後の進路に生かすことができるかをテーマに、留学生向けガイダンスを行っている。インターンシップの案内のほか、学外・学内関係者の講演等も行う。 |
ムードルを使用した漢字独習システムの構築 |
2011/04 |
現在に至る |
自立的に個別学習が進められるよう、ムードルを利用した漢字学習ドリルを作成し、ネットがつながる環境なら24時間いつでも練習できるようにした。 |
ピア・レスポンスを取り入れた作文指導 |
2006/09 |
現在に至る |
協同的な学習を体験できるよう、レポート執筆を目的とした講義において、ピア・レスポンスを導入している。 |
異文化適応教育の教育内容、方法の設計と改善 |
2006/08 |
現在に至る |
異文化トレーニングを現地プログラム事前教育の一環として実施することを提案、その内容と方法を授業担当者と設計 |
「FDニュース」第12号(愛知大学FD委員会発行)執筆 |
2005/12 |
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FD研修報告をニューズレターに執筆、情報の共有を図る。 |
日本語教育実習の実施 |
2005/09 |
現在に至る |
専門演習履修者を対象に、秋学期に日本語教育実習を実施し、コースデザイン、教材作成、教案指導、実技指導を行う |
スケジュール公開 |
2005/04 |
現在に至る |
日常のスケジュールおよび授業時間割を研究室入口に掲示し、アポイントはメモおよびメールアドレスで相談できるようにしてある。 |
留学生を対象とする図書館と連動したメディア・リテラシーの育成とレポート作成指導 |
2000/04 |
現在に至る |
大学の情報部門、データベースを扱う図書館の部門と連携し、様々な文献検索と統計資料検索の方法のレクチャーを施し、同時に、日本語論文の書き方の特徴を講義し、学んだものを総合してレポートを作成するという授業方法である。 |
学生による授業評価の実施 |
2000/04 |
現在に至る |
大学の全学的取り組みとして行う授業評価と、自分の担当する講義への独自アンケートを実施し、授業内容や授業方法に学生の希望を反映させている。 |
2 作成した教科書、教材、参考書 |
『商務日語慣用表現560』大連出版社(中国) |
2007/09 |
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ビジネス日本語教材。容易にセルフアクセスできるように設計してあり、どこから学んでもよいし、辞書のように使うこともできる。対訳があり自学も可能である。 |
『絵で導入・絵で練習』凡人社 |
2004/10 |
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絵を用いて文型を導入・練習したいと考える日本語教師を対象に、絵のリソースと導入法を解説した教師支援のための参考書。 |
新聞記事の教材化 |
2004/04 |
2009/01 |
主に文章の構造理解を目的とした教材を作成 |
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等 |
天津日本語教師会講演「動機づけの理論と実践」 |
2014/03 |
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第二言語学習における動機づけ研究における重要研究を紹介し、その中でドルニェイの動機づけプロセスモデルと動機づけストラテジーを使ってワークショップを行った。 |
愛知大学グローバル人材育成推進フォーラム/パネル「 さくら21プロジェクトの取り組み」 |
2013/11 |
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グローバル人材育成事業の一つであるさくら21プロジェクトの理念とその具体的活動を紹介した。 |
西安交通大学城市学院講演「留学生の見た日本」 |
2013/04 |
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日本語学科の学生向けに、留学とホスト文化を軸にして、事例を交えながら文化を研究する切り口について講演した。 |
卒業後の進路を目指した日本語教育~愛知大学の取り組み~ |
2006/10 |
2006/10 |
日本語教育シンポジウムにて学部3年生以上を対象とする日本語科目の取り組みを発表 |
第9回ヨーロッパ日本語教育シンポジウムワークショップ |
2004/08 |
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「自律的な学習を支援する活動-個別支援・学習カウンセリング・リソースの拡大-」というタイトルでワークショップを行った。 |
4 その他教育活動上特記すべき事項 |
留学生の学習ピアサポートの実施 |
2019/09 |
2020/01 |
名古屋学習教育支援センターの事業として、留学生の学習支援を行うピアサポートを立ち上げ、1学期間試行した。 |
「愛知大学通信」207号執筆 |
2017/01 |
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「我が学部自慢」現代中国学部の項に、さくら21科目の展開について執筆した。(p18) |
「語研ニュース」26号執筆 |
2011/12 |
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「海外最新事情」として、語学学習と文化理解に役立つ情報を提供。(pp13-14) |
現地インターンシップ報告書の作成指導 |
2009/10 |
2017/12 |
現代中国学部の「現地インターンシップ報告」で、報告書作成を担当。学生編集委員と出版社と三者で報告書の作成を行っている。 |
成績不振者の個別指導 |
2009/04 |
現在に至る |
プレースメントで成績が低かった者に対して、一緒に学習計画を立てる |
「愛知大学通信」177号執筆 |
2007/11 |
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学生や父母に向けた書かれたコラム「学生相談室より」を担当した。(p17) |
「語研ニュース」16号執筆 |
2006/12 |
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「海外最新事情」として、語学学習と文化理解に役立つ情報を提供。(pp21-22) |
授業改善研修への参加及び成果レポートの公表 |
2006/03 |
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「第11回 FDフォーラム」(財団法人大学コンソーシアム京都) 京都外国語大学・キャンパスプラザ京都 |
授業改善研修への参加及び成果レポートの公表 |
2004/09 |
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「大学生の基礎学力の維持方策」(メディア教育開発センター)北海道情報大学 |
オフィスアワーの設置 |
2004/04 |
現在に至る |
学習、履修に関する個別相談 |
スピーチコンテスト出場者への個別指導 |
2004/04 |
現在に至る |
原稿のチェック、音声面の指導、パフォーマンス指導 |
学内の教学に関わる委員会等に所属 |
2004/04 |
現在に至る |
語学教育研究室運営委員、教職課程センター委員、国際交流センター委員、現代中国学部教学検討委員、現代中国学部将来構想委員、現代中国学部現地インターンシップ委員、グローバル人材育成推進委員、国際教育推進委員、名古屋学習教育支援センター副所長 |