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(2024年4月1日 現在)

チ゛ムラ ミユキ
地村 みゆき   准教授

(2018年4月1日就任)
経営学部   経営学科

専門分野/研究テーマとその内容

アメリカ地域研究、アメリカ先住民表象/米国先住民による先住民表象の逆利用、先住民寄宿学校教育における先住民教師の役割

過去5年間に発表した著書・学術論文・学会報告

著書・論文・
その他の区分
著書・論文等の名称 発行所・発表雑誌・学会等の名称 著発行・発表年月 査読
学術論文(学術論文[単]) 「インディアン版ジャンヌ・ダルク」:オナイダ族女性ローラ・コーネリアス・ケロッグ(Laura Cornelius Kellogg)が発揮した政治力  『言語と文化』第45号 愛知大学語学教育研究室    27-46頁  2022年01月
その他(プロシーディング論文[単]) 20世紀初頭米国における先住民女性の政治力:オナイダ族女性の取り組みを例に  『第37回 北方民族文化シンポジウム 網走 報告書』一般社団法人 北方文化振興協会     1-6頁  2024年03月
その他(コラム[単]) 映画に描かれてきたインディアン  Lingua No. 18 愛知大学語学教育研究室     13-15頁   2021年12月
学会等発表(研究発表[単]) 20世紀初頭米国における先住民女性の政治力:オナイダ族女性の取り組みを例に  第37回 北方民族文化シンポジウム 網走 The 37th International Abashiri Symposium       2023年10月
学会等発表(研究発表[単]) 20世紀初頭の米国社会における先住民女性の政治力—Laura Cornelius Kelloggを例に   北米エスニシティ研究会2月例会      2021年02月

教育活動

教育実践上の主な業績 年月(自) 年月(至) 概要
1 教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)
Moodleの小テスト機能を利用しながらの対面授業運営  2023/04  現在に至る  TOEIC Iクラスにおいて、授業の予習・復習および授業内に取り組む問題演習を、すべてmoodle上で実施した。パソコン教室において問題演習をmoodle上で行うことでクラス全体の正答率を回答終了後すぐに把握し、学生が苦手とする問題にポイントを絞っての解説が可能となった。 
Moodle、Zoomを用いたライブ型授業と対面授業(オンライン・対面併用型)の実施  2020/09  2021/01  2020年度秋学期はオンライン授業で開始されたが、途中から対面授業実施となった。コロナ感染予防のため、予習の範囲はmoodleに設置した課題を提出してもらうこととし、英文読解の部分だけ、Zoomによるオンラインあるいは対面授業で扱うことにした。予習の確認に時間を割く必要がないため、時間的余裕を持って、受講生との質疑応答形式で行う英文読解に臨むことができた。また、配慮学生に対しては授業の録画をZoomを通して行い、録画データへのリンクをmoodleに貼り付けることで授業を実施した。 
Moodleを用いたオンデマンド型オンライン講義(民族と文化)の実施  2020/09  2021/01  大人数科目の授業は原則オンデマンド型オンライン授業での実施となったため、パワーポイントを利用し、45-60分の講義動画を作成し、moodleにその動画へのリンクを貼りつけた。また、出席の確認および、授業内容の理解度の確認のため、講義動画を視聴し終わってから回答できる授業内容に関するクイズを、moodleの小テスト機能を利用してランダム・シャッフル出題した。授業最終週に行ったアンケート結果から、このクイズを楽しみに受講していた学生が一定数いたことが判明した。オンデマンド型の授業であったため、フィードバックの機会として、中間まとめと後半まとめの講義2回分で、毎回の授業後に提出された質問にまとめて答える時間を設けた。さらに、毎週配信開始後すぐに、授業動画配信スタートのメールを送信することで、オンデマンド型授業であっても受講生と教員の対話を絶やさないように気をつけた。 
Moodleによる中間試験、期末試験の実施  2020/09  2021/01  2020年度秋学期は途中から原則対面授業での実施となったが、コロナ感染者、濃厚接触者になってしまった学生および配慮学生、対面授業に出席した学生すべてが、平等な条件で中間試験・期末試験に臨めるかが課題であった。そのため、中間試験、期末試験については、あらかじめmoodle上の小テスト機能(問題シャッフル機能つき)を利用し、ディクテーション問題、語彙問題、文法問題、読解問題などを期間限定、時間制限ありで設置し、対面授業に出席する学生も配慮学生も期間内であればいつでもオンラインで受験できるようにした。 
Moodleを用いたオンデマンド型オンライン授業(英語)の実施  2020/04  2020/07  2020年度春学期がオンライン授業での実施となったため、moodleに課題と授業動画へのリンクを設置し授業を行った。受講生の集中力や飽きがくるタイミングを考慮し、授業動画は5~15分程度のものを4つ作成し、各動画の間に授業の把握度を確かめるためのクイズ、内容把握問題を設置し、成績評価の対象とした。 
Moodleの小テスト機能を用いたディクテーション問題の作成  2020/04  2021/01  Practical English、Reading、TOEIC Iの授業において、教材付属の音声を利用した穴埋めのディクテーション問題をmoodleの小テスト機能(Cloze穴埋め問題およびドロップダウンリスト)を用いて作成した。問題回答提出後には正解と聞き間違えやすい音のポイント解説が見れるように工夫し、受講生がmoodleを通して予習・復習を終えることができるようにした。 
TOEIC Iクラスにおけるeラーニングの活用  2019/09  2020/01  TOEIC Iのクラスで、教科書の内容と連動したeラーニングを課外学習として課し、学生の課外学習としてのeラーニング教材の進捗率を成績評価の一部に算入した。 
moodleによる小テスト実施  2018/09  2019/01  TOEIC Iの授業で副教材として使用した単語集を利用し、毎週の出題範囲に合わせてmoodleで単語テスト(多肢選択問題)を作成。1週間に1度moodle上で小テストを実施。 
教科書本文の重要語句のリスニング・ディクテーションおよび単語テストの実施  2017/04  2018/01  大学1年生のReadingとWritingの授業を対象に、教科書本文の音声を用いて、教科書とは別にプリントを準備し、空欄の単語の書き取りを各ユニットの最後に行った。また、書き取りをした箇所を範囲として、隔週に1度単語テストおよび書き取りテストを行った。 
英語によるデータ解読指導(米国大統領選挙時に実施された出口調査の解読)  2016/11    2016年11月に行われた米国大統領選挙の結果に対する学生の関心を受け、高校3年生を対象に、米国の大統領選挙の仕組みを簡単に紹介し、その後、米国大統領選挙後に行われたBBCによる出口調査の結果を、グループごとにパラグラフを分けて読み解き、発表する機会を設けた。 
音声教材を用いたリスニング・ディクテーション指導  2016/04  2017/01  テキストの内容に基づいて、副教材として米国大統領の就任演説(DVD)や映画を利用し、リスニングとディクテーションのトレーニングを行った。 
2 作成した教科書、教材、参考書
オンライン英語学習システムP-English(https://p-english.jp/) 杉田米行、大学教育出版  2023/04    民族、人種、ジェンダーに関する話題を提供する英文を素材に、オンラインのシステム上で学習が可能な長文読解、文法、リスニングの教材を14レッスン分(中間テスト、期末テスト含む)執筆した。Intermediate 3(Reading, Grammar, Listening)を担当。 
『Let’s Learn English through Various Subjects: From Culture to SDGs』 杉田米行(監修)、チョルカ・ラルカ・マリア、伊藤孝治(編著)大学教育出版  2022/04    文化やライフスタイルからSDGsに至る広範なテーマについて英語で書かれた文章を素材に、英語の4技能を一体的に高めることを目的にした、初中級向けの英語学習者に向けた教科書。Lesson 7:Travelの執筆を担当した。 
3 教育方法・教育実践に関する発表、講演等
映像教材を利用したオンデマンド型「英語」授業(大学英語教育学会(JACET)第60回国際記念大会 JACET Hours JACET中部支部企画)   2021/08  2021/08  2020年度春学期の授業に行ったオンラインで実施した、アメリカ映画を活用したオンデマンド型英語の授業(3,4年生向けの選択科目)について実践報告を行った。受講生を対象に授業内で行ったアンケート結果やコメントから、語学授業で オンデマンド型オンライン授業を実施する上での利点と課題を明らかにした。その上で、その課題を解消すべく2021年度春学期に行った、オンラインツールを活用したグループワークの実践例を紹介し、まとめた。 
英語専攻の学生に対する「アメリカ文化」授業の試み(大学英語教育学会(JACET)中部支部2019年度秋季定例研究会)  2019/11    2019年度前期に英語専攻の学生に対して行った「先住民の視点から読み 解くアメリカ社会」の授業について実践報告した。この授業の狙いの一つは,英語や英語圏文化にあこがれ を抱く学生と共に,英語の資料を用いてアメリカ史の諸事象を学ぶことで,英語という言語が持つ植民地主義的側面に気づきを促しながらも,英語という言語が可能にするコミュニケーション手段の広がりを再認識さ せることであった。授業の特性上,扱う情報量が膨大であったためか,学生は先住民の土地強奪過程や現代社会の人種問題に関心を寄せ,英語が持つ植民地主義的側面について特にコメントすることはなかった。しかし,英語の史料や映像資料を用いて授業を行い,学生が普段ほとんど触れることのな いであろう話題について議論を行うことで,英語や英語圏文化への更なる興味を引き出せたことは分かっ た。 
4 その他教育活動上特記すべき事項

社会貢献等(社会における主な活動)

学外機関役職・
講演・その他の区分
活動の内容、役職名称 機関名称 年月(自) 年月(至)
学外機関役職 研究企画委員 一般社団法人 大学英語教育学会 (JACET) 中部支部 2021/04 2023/03
学外機関役職 セミナー事業委員 一般社団法人 大学英語教育学会 (JACET) 2021/04 2021/10
学外機関役職 事務局補佐 一般社団法人 大学英語教育学会 (JACET) 中部支部 2021/04 2021/10
学外機関役職 第58回JACET国際大会運営補助 大学英語教育学会(JACET)中部支部 2019/08 2019/08
講演 愛知大学における自律的な英語学習者を育むカリキュラム ~習熟度別クラスにおけるeラーニングの活用とその課題~ アルク 大学・高専のグローバル化 情報交換セミナーVol. 60 2023/09
講演 「インディアン」を演じた先住民: Charles A. EastmanとAngel De Coraの取り組みを通して 名古屋フルブライト・アソシエーション例会 2018/02
講演 「インディアン」を演じる先住民: 20世紀転換期米国先住民による先住民表象の戦略的利用について イギリス児童文学会中部支部例会 中京大学 2017/06
その他 共通教育で、自律的な英語学習者を育てる CASEC 導入事例紹介(大学・短大編)https://casec.evidus.com/eye/university/202307.html 2023/07
その他 outside reviewer Johns Hopkins University Press 2021/06 現在に至る
その他 「私のオススメ英語学習法」 The Fulbrighter In Nagoya No. 29, pp. 20-26. 2020/03