愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

山田良政・純三郎兄弟、孫文展示室|展示室バーチャルツアー|愛知大学記念館 - 山田良政・純三郎兄弟、孫文展示室|展示室バーチャルツアー|愛知大学記念館

3山田良政・純三郎兄弟、孫文展示室

近代中国の革命家孫文に協力した東亜同文書院関係者である山田良政・純三郎兄弟に係る史資料展示室です。中でも孫文と関係者の直筆書、掛け軸、孫文の妻・宋慶齢のサイン入り写真など、多数の史資料を展示しています。東亜同文書院の最初の前身校・南京同文書院の教員だった山田良政は、南京同文書院を辞職して孫文が一斉蜂起を指揮する「恵州起義」(1900年)に参戦して戦死しましたが、弟の純三郎は東亜同文書院の教員を務めたのち、兄の遺志を継いで孫文の秘書役として活躍し、孫文の死を看取った唯一の日本人となりました。
この純三郎の四男である山田順造氏(東亜同文書院出身)は、父純三郎が孫文の秘書をしていた時の、貴重な多くの写真や文献を集められ、整理をし、「孫文博物館」設立構想を抱きましたが、病気のため断念し、愛知大学に寄託されました。その受け皿として本学に「東亜同文書院大学記念センター」が設立され、書院関係とともに孫文関係研究のセンターになりました。収蔵する孫文関係の生資料は日本有数です。

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