愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

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2大学史展示室 
東亜同文書院45年、愛知大学の75年

2-2大学史展示室②

1946年(昭和21年)5月30日、中国・上海にあった東亜同文書院大学最後の学長本間喜一と小岩井淨の両氏が、東京九段下の若宮旅館に書院の教職員を招集し、まずは参加者13名により新大学の設立と9月開校が決議されました。設立地は、「大学の将来の発展」を見据えて、法文系大学のない中部地方のなかで、豊橋市の陸軍第15師団(のち陸軍予備士官学校)跡地の広大な敷地と建物を校舎として利用でき、当時の横田豊橋市長からは財政面等で強力な支援を約束できたことから、「知」を「愛する」「愛知大学」と命名し、愛知県豊橋市が最適地として決定されました。それは当時の6大都市以外に設立された初めての大学でした。
こうして愛知大学は、1946年11月15日、昭和天皇によるご押印のうえ、吉田茂内閣総理大臣から戦後初の旧制大学として許可されました。中部地方初の法文系旧制大学で、日本で第49番目の開学でした。愛知大学は、2021年で創立75年を数えます。戦後とともに歩んできた愛知大学の歴史を資料、パネル等で紹介しています。

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