愛知大学記念館(愛知大学東亜同文書院大学記念センター)

記念館の歴史

知大学記念館【文化庁 登録有形文化財】

大学記念館は1908(明治41)年に陸軍第十五師団司令部として建てられました。当時、豊橋で最初の本格的な洋風建築物だったといわれています。
陸軍第十五師団は1925(大正14)年に廃止されましたが、その後も陸軍教導学校本部、陸軍予備士官学校本部として使われました。

日本敗戦後、中国・上海にあった東亜同文書院大学の学長・本間喜一が旧陸軍施設を利用する形で、1946(昭和21)年に愛知大学を創設すると、愛知大学本館として1996年までの50年間使用されました。
1998年には建物の価値が認められ、文化庁により国の登録有形文化財に指定されました(登録番号:第23-0009号)。
これにより名称も「大学記念館」と改められ、同年5月には東亜同文書院大学記念センター展示室が「大学記念館」の中にオープンしました。

現在、1階部分は展示コーナーとして、愛知大学やそのルーツ校にあたる東亜同文書院(大学)の歴史、東亜同文書院の教員で中国の革命に深く関わった山田良政・純三郎と孫文との関係を示す貴重な資料を数多く展示しています。
また、レトロな階段を2階に上がった正面には、陸軍第十五師団司令部時代には師団長室、戦後は学長室として使われた部屋と、愛知大学の創設者である本間喜一の生涯を紹介しています。
どうぞ皆様、お気軽に足をお運びください。

資料 大学史を基軸に研究、教育と公開事業 - 日中を懸けた東亜同文書院から愛知大学へ -

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