愛知大学三遠南信地域連携研究センター > シンポジウム > <2025/2/22(土)>第12回越境地域政策研究フォーラムを開催いたしました
2025年3月4日
2025年2月22日(土)、愛知大学豊橋校舎において、第12回越境地域政策研究フォーラムを開催いたしました。
第1部では、愛知県副知事 江口幸雄氏をお招きし、「人口減少社会の地域維持における県の役割」の題目で基調講演をいただきました。
第2部は、〈計画行政〉と〈地域システム〉2つのテーマに分けて開催しました。
分科会1〈計画行政〉では、三遠南信地域における地域生活圏を軸としたまちづくりへの展望について、「現場からつくる地域生活圏」をテーマに、民間の立場から4名のパネラーの方より発表をいだきました。
分科会2〈地域システム〉では、学生と地域によるまちづくり連携について、「学生によるまちづくり活動の実践と課題」をテーマに、4名の大学教員より、学生と行った実際の活動を報告していただきました。
分科会1・2ともに、総括が各コーディネーターより報告されました。今回は会場からの質問を受け付けることができませんでしたが、フォーラム終了後には、各地域・各学問分野における方々が情報交換をされている様子が見られました。
当日は豊橋でも珍しく雪が舞い冷え込む日でした。コロナ禍が明け、久しぶりに現地開催のフォーラムでしたが、約80名の皆様にご参加をいただきました。スタッフ一同、改めて御礼申し上げます。今回のフォーラムでいただいた知見などをもとに、よりよいフォーラム開催に努めてまいります。
なお、基調講演、各分科会での発表内容につきましては、本センター紀要(2025年7月刊行予定)で報告いたします。
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【第1部】―基調講演―
あいさつ:広瀬 裕樹(愛知大学学長)
趣旨説明:戸田 敏行(愛知大学三遠南信地域連携研究センター長)
基調講演:「人口減少社会の地域維持における県の役割」
江口 幸雄 氏(愛知県副知事)
【第2部】―分科会1― パネルディスカッション「現場からつくる地域生活圏」
コーディネーター:岩崎 正弥(愛知大学地域政策学部)
パネラー:南信地域|新海 健太郎氏(株式会社週休いつか)
パネラー:県境域|能見 奈津子氏(株式会社種籾)
パネラー:遠州地域|大木島 詳弘氏(浜松学芸中学校・高等学校)
パネラー:東三河地域|髙橋 大輔氏(公益社団法人東三河地域研究センター)
【第2部】―分科会2― 学生によるまちづくり活動の実践と課題
コーディネーター:河上 哲氏(近畿大学)
報告:豊橋市二川地区のまち歩きマップ制作に向けた学生の取り組み|佐藤 弘隆(愛知大学)
報告:豊橋市まちなかでのまちづくり活動―市民によるアートイベントとの共同―|駒木 伸比古(愛知大学)
報告:山口県周南地域におけるPBLの実践と課題|羽田 司氏(長野大学)
報告:経営系学部におけるまちづくり活動の実践と課題|大石 貴之氏(岡山商科大学)