愛知大学三遠南信地域連携研究センター > 報告 > 11月8日(土)「軽トラ市 in ジャパンモビリティショー2025」が開催されました
2025年11月28日
11月8日(土)に、東京ビックサイトで行われた”Japan Mobility Show 2025”イベント内にて、『軽トラ市 in ジャパンモビリティショー2025』が開催されました。
本センターからも、地域政策学部の戸田ゼミがスズキ株式会社と共同でブースを出展しました。軽トラ市に関するパネル展示に加え、輪島朝市商品の提供や、実際に東京会場と輪島市を繋ぎモニター中継をしながら輪島朝市店舗を紹介。また、会場の軽自動車・輪島朝市・軽トラ市関係者と輪島市を結んで、「復興軽トラ市」をテーマにしたトークショーも行いました。
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復興軽トラ市輪島トークショーには、出張輪島朝市 橋本事務局長、3大軽トラ市より雫石軽トラ市 相澤氏・川南軽トラ市 川南町長 宮崎氏・新城軽トラ市 安彦氏、自工会よりスズキ 鈴木社長・ダイハツ工業 井上社長、そして、リモートで輪島市より輪島朝市組合の冨水組合長が参加。当センター長 戸田教授をコーディネーターとし、8名で開催しました。1時間程ではありましたが、輪島朝市の復興と軽トラ市との連動を議論しました。一般来場者、自動車関係者、報道関係の方など多数お越しいただき大盛況でした。
ブースに設置したパネル展示には、トヨタ自動車の佐藤社長も立ち寄ってくださいました。
5回に分けて行った「リモート輪島朝市」中継では、来場者の方が毎回足を止めてくださり興味深く画面をご覧になっていました。分身ロボットOrihimeを使ったクイズや、アンケートにご協力いただいた方には、実際に輪島朝市で販売している商品や学生がデザインしたオリジナルステッカーをプレゼントしました。
輪島市では、震災後、ワイプラザ輪島店の敷地内を借りて、輪島朝市を開催しています。今回は、文学部メディア芸術専攻の上田教授とゼミ学生が中継チームとして、ワイプラザ輪島店へお邪魔させていただき、東京会場と中継を結びました。ワイプラザにお越しのお客様も、東京との中継の様子に興味津々で、たくさん声を掛けていただきました。
今回のイベントに合わせて、全国各地から軽トラ市が出店、輪島朝市からも4店舗が来てくれました。
今回の『軽トラ市 in ジャパンモビリティショー』は Japan Mobility Show という大型イベントの中で行われた企画ということもあり、たくさんの方にお越しいただけました。そして、まだ「軽トラ市」や「輪島朝市」をご存じない方にも広く知っていただける機会にもなりました。
実際に輪島市と中継を結び、現地の方の生の声や想いを遠く東京まで届けることができ、トークショーという形で公の場で各業界から意見を出し合うことで、単に、「軽トラ市」「輪島朝市」といった個別のPRや紹介に終わらず、連携してつくり上げる新しい『震災復興』の形を示せたのではないかと思います。
会場にお越しいただいた方、ご協力いただいた関係者、皆様に感謝をいたします。
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当日、会場で流した映像はこちらです。是非ご覧ください。
(スズキ株式会社×愛知大学三遠南信地域連携研究センター共同研究事業)