愛知大学三遠南信地域連携研究センター > 研究会 > 「GIS応用と地域経済産業に関する日中共同研究センター」の研究会を開催しました
2015年9月7日
2015年8月30日(日)、内蒙古大学経済管理学院と愛知大学三遠南信地域連携研究センターの共同研究センターである「GIS応用と地域経済産業に関する日中共同研究センター」の主催で、学術研究報告会を開催しました。
椙山女学園大学の紀和増民教授は、「新興発展途上国の大都市周辺地区における農民の市民化について」のタイトルで、中国、東南アジア及びインドの大都市周辺地区を対象に、都市の発展と農民の市民化過程を焦点にあて、10年以上にわたる現地調査の結果を紹介しました。また、内蒙古大学の客員教授であり、愛知大学三遠南信地域連携研究センターの蒋湧教授は、「産業災害リスク評価に関する空間解析」をテーマに、日本における東南海大地震と中部自動車産業の自動車サプライチェーンを対象に、GISを用いた産業災害リスクの分析手法を紹介しました。
内蒙古大学経済管理学院院長の杜風蓮教授が司会を務め、日曜日にもかかわらず会場は満員で、教員と大学院生を中心に多くの方々にご参加頂きました。研究会は2時間を予定しておりましたが、多くの質問や議論が交わされ、時間を延長して交流を深めました。