2020年10月7日
<10/2(金)>第1回アシタシアサロン 『縮減時代の新たな地域マネジメント』 ~現代日本を代表する思想家・内田樹氏が語るwith•afterコロナの地域論・教育論~ が開催されました。
カテゴリー:その他
10月2日(金)18時より、名古屋校舎グローバルコンベンションホールにて、第1回アシタシアサロンが開催されました。
アシタシアサロンは、私立大学研究ブランディング事業「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」の一環として、ささしまライブに立地する名古屋校舎を拠点として実施する取組みです。
記念すべき第1回には、神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏にお越しいただき、『縮減時代の新たな地域マネジメント』の題目でご講演いただきました。人口減少社会に求められる地域像とは何か。越境(辺境)の価値とは何か。新型コロナで社会・地域構造はどのように変わるのか。地方大学に求められる地域的役割は何か。我が国を代表する思想家・内田樹先生に、時代の変化についてお話しいただきました。
当日は会場・WEB合わせて約500名の方々にご参加いただき、大変示唆のあるご講演内容に、参加者からは多くの質疑が寄せられました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため会場の定員を減らしての開催となり、会場参加のご希望に添えなかった方には心よりお詫び申し上げます。また、同様の理由で在学生は大講義室でプロジェクター投影してのWEB参加になりましたが、講演後に教員と意見交換を行うことができました。出会いと気づきの場を提供するアシタシアサロンの目的を達することができたことを参加者の皆さまに感謝申し上げます。また、当日ご来場くださいました方々には、マスク着用・受付での手指消毒等ご協力を賜り、心よりお礼申し上げます。
※ 当日の様子をyoutubeにて公開しています。どうぞご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=PUi-uBinTNU
【当日のスケジュール】
◆日時:2020年10月2日(金)18:00~20:00
◆会場:愛知大学 名古屋キャンパス グローバルコンベンションホール
◆プログラム
開会あいさつ(18:00~18:05)
愛知大学学長 川井伸一
アシタシアサロン開催趣旨説明(18:05~18:15)
愛知大学三遠南信地域連携研究センター長 戸田敏行
講演(18:15~19:45)
神戸女学院大学名誉教授 内田樹氏
演題:縮減時代の新たな地域マネジメント
質疑応答(19:45~20:00)
講演:神戸女学院大学名誉教授 内田 樹氏
開会あいさつ:川井学長
趣旨説明:戸田センター長
会場の様子
◆主催:愛知大学三遠南信地域連携研究センター
◆お問合わせ先:広報課 E-mail : asitasia@ml.aichi-u.ac.jp / TEL : 052-937-6762
◆アシタシア公式サイト http://asitasia.aichi-u.ac.jp
2020年4月15日
三遠南信地域の愛知大学卒業生を対象に「愛知大学ブランド力向上化・卒業生アンケート調査」を行いました(6/1 結果概要を新たに掲載しました)
カテゴリー:その他
愛知大学は2018年度から「文部科学省私立大学研究ブランディング事業」に選定され、愛知県、静岡県、長野県の県境地域である三遠南信地域(下図)を中心に、「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」をテーマとした政策研究を行っております(詳細はこちら)。今回の調査は、このブランディング事業の一環として行っております。
三遠南信地域には2.3万人(名簿上)を超える本学卒業生がおり、地域と大学をつなぐ重要な人材といえます。こうした背景から、三遠南信地域の卒業生のみなさまを対象に、大学に対する認識や要望、大学のブランド力の向上、地域形成への参画意識等について、率直なご意見等をお伺いしたく、今回アンケート調査を実施させていただきました。
■結果概要(PDF)
愛知大学ブランド力向上化・卒業生アンケート調査結果(概要速報)
■調査期間 2020年1月~2月
■調査対象 三遠南信地域が住所として大学登録されている愛知大学卒業生 2999名
■調査対象地域(三遠南信地域)
(6月1日 結果概要掲載)
2020年2月19日
<2/15(土)>文部科学省私立大学研究ブランディング事業「軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム」を開催しました
カテゴリー:軽トラ市
2月15日(土)愛知大学豊橋校舎において、「軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム」を開催しました。
前半は、当センター長戸田敏行より「軽トラ市の特性と将来展開」をテーマに、軽トラ市の定義と全国開催状況、運営状況、将来展開について基調講演がありました。
後半はパネリストとして伊藤二三男氏(スズキ(株) 四輪商品第三部 チーフエンジニア課長)、原川知己氏(三遠南信地域連携ビジョン推進会議 事務局長)、峯岸歓雄氏(一般社団法人全国軽自動車協会連合会 管理部企画課長・広報課長)、森一洋氏(しんしろ軽トラ市のんほいルロット 運営リーダー)をお招きし、「軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市」をテーマにディスカッションが行われました。
当センターでは、これまでに「軽トラ市」に関する全国調査や個別「軽トラ市」に関する様々な実態調査を蓄積していますが、今後も実態を踏まえ、軽自動車の未来と地域連携の立場から「軽トラ市」の将来を考えていきます。
今回は50名を超える方々にお集まりいただき、ありがとうございました。スタッフ一同お礼申し上げます。
基調講演:軽トラ市の特性と将来展開
愛知大学三遠南信地域連携研究センター長 戸田敏行氏
シンポジウム:軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市
《パネリスト》
⦿森一洋氏 しんしろ軽トラ市のんほいルロット運営リーダー
⦿峯岸歓雄氏 一般社団法人全国軽自動車協会連合会管理部企画課長・広報課長
⦿伊藤二三男氏 スズキ(株)四輪商品第三部チーフエンジニア課長
⦿原川知己氏 三遠南信地域連携ビジョン推進会議事務局長
軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム 会場の様子
2020年2月19日
<2/15(土)>文部科学省私立大学研究ブランディング事業「軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム」を開催しました
カテゴリー:報告
2月15日(土)愛知大学豊橋校舎において、「軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム」を開催しました。
前半は、当センター長戸田敏行より「軽トラ市の特性と将来展開」をテーマに、軽トラ市の定義と全国開催状況、運営状況、将来展開について基調講演がありました。
後半はパネリストとして伊藤二三男氏(スズキ(株) 四輪商品第三部 チーフエンジニア課長)、原川知己氏(三遠南信地域連携ビジョン推進会議 事務局長)、峯岸歓雄氏(一般社団法人全国軽自動車協会連合会 管理部企画課長・広報課長)、森一洋氏(しんしろ軽トラ市のんほいルロット 運営リーダー)をお招きし、「軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市」をテーマにディスカッションが行われました。
当センターでは、これまでに「軽トラ市」に関する全国調査や個別「軽トラ市」に関する様々な実態調査を蓄積していますが、今後も実態を踏まえ、軽自動車の未来と地域連携の立場から「軽トラ市」の将来を考えていきます。
今回は50名を超える方々にお集まりいただき、ありがとうございました。スタッフ一同お礼申し上げます。
基調講演:軽トラ市の特性と将来展開
愛知大学三遠南信地域連携研究センター長 戸田敏行氏
シンポジウム:軽自動車の未来と地域連携からみた軽トラ市
《パネリスト》
⦿森一洋氏 しんしろ軽トラ市のんほいルロット運営リーダー
⦿峯岸歓雄氏 一般社団法人全国軽自動車協会連合会管理部企画課長・広報課長
⦿伊藤二三男氏 スズキ(株)四輪商品第三部チーフエンジニア課長
⦿原川知己氏 三遠南信地域連携ビジョン推進会議事務局長
軽トラ市の未来を考える 公開シンポジウム 会場の様子
2020年1月29日
<2020年1月25日(土)>第7回越境地域政策研究フォーラムを開催しました
カテゴリー:シンポジウム
2020年1月25日(土)、愛知大学豊橋校舎において、第7回越境地域政策研究フォーラムを開催いたしました。
午前は、豊橋技術科学大学学長・前日本学術会議会長 大西隆先生をお招きし、「グローバル経済社会と中部圏」の題目で基調講演をいただきました。
午後は、「越境地域計画と広域連携」、「越境と地域システム」、「越境地域と事業協働」の3つのテーマによる分科会に分かれ、19のタイトルについて活発な発表と質疑応答が行われました。これら各分科会の総括がコーディネーターより報告され、交流会では越境地域政策をめぐる各地域・各学問分野における情報交換が行われました。
今回はお忙しいところ150名を超える皆様にご参加いただきました。スタッフ一同、改めてお礼申し上げます。今回のフォーラムでいただいた知見などをもとに、今後よりいっそう「越境地域政策」の確立に向けて研究を続けてまいります。
なお、基調講演、各分科会での発表内容につきましては、本センター紀要で報告いたします。
基調講演
分科会1:越境地域計画と広域連携
分科会2:越境と地域システム
分科会3:越境地域と事業協働
統括報告会
2019年11月27日
<11/4(月・祝)>東京モーターショー2019で、三遠南信地域連携研究センターが研究成果を発表しました
カテゴリー:軽トラ市
スズキの鈴木修会長を囲む愛知大学学生
11月4日(月・祝)、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された「第46回東京モーターショー2019」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)に三遠南信地域連携研究センターが出展し、学生(地域政策学部戸田ゼミ)が軽トラ市に関する研究成果を発表しました。
軽トラ市は2005年に岩手県雫石町にて始まり、今では全国約100ヵ所で開催。雫石町に加え、愛知県新城市、宮崎県川南町が「三大軽トラ市」と呼ばれています。
持続的な地域活性化策の一手法として軽トラを活用した店舗を営業するものであり、移動、設営が容易なため、都市部のみならず中山間地域での展開を可能としている点が特徴です。
東京モーターショーでは軽トラ市全国組織の軽トラ50台が参加し、大学の参加は愛知大学のみとなっています。
三遠南信地域連携研究センターの研究のねらいは、軽トラ市の拡大普及、特に、自動車産業が着目する未来の自動車とまちづくりの接点を軽トラ市に見出すものです。
当日は軽トラ市を応援しているスズキの鈴木修会長が愛知大学のブースを訪れ、学生の説明に耳を傾けてくださいました。
鈴木会長から「応援します」との力強い励ましの言葉をいただき、学生は大いに勇気付けられました。
また、鈴木会長は「軽トラ市は地方創生に役立つ未来の自動車につながる」と発言されました。
研究成果を発表した地域政策学部3年本田さんは「自動車の技術が軽トラ市でどう利用できるか等の質問をいただき、地域にとってどういう利益があるかだけでなく、自動車の側からの視点で考えるきっかけになりました。また、軽トラ市を全く知らない方に向けて説明することで興味を持っていただき、その場での意見交換によって、軽トラ市のポテンシャルを強く感じました。今後ゼミナールを通して軽トラ市の可能性を発信できるように研究を進める意欲がさらに湧きました」と感想を語りました。
ダイハツ工業の伊奈功一アドバイザーとスズキの鈴木修会長に説明する三遠南信地域連携研究センター戸田敏行センター長
全国軽自動車協会連合会の堀井仁会長に説明する学生
【関連記事】
「軽トラ市、シャッター街に1万人集う」(日本経済新聞2019年9月13日朝刊)に、地域政策学部戸田敏行教授のコメントが掲載されました。
※日本経済新聞法務室知的財産権管理センター許諾済み。
2019年11月27日
<11/4(月・祝)>東京モーターショー2019で、三遠南信地域連携研究センターが研究成果を発表しました
カテゴリー:報告
スズキの鈴木修会長を囲む愛知大学学生
11月4日(月・祝)、東京ビックサイト(東京都江東区)で開催された「第46回東京モーターショー2019」(主催:一般社団法人日本自動車工業会)に三遠南信地域連携研究センターが出展し、学生(地域政策学部戸田ゼミ)が軽トラ市に関する研究成果を発表しました。
軽トラ市は2005年に岩手県雫石町にて始まり、今では全国約100ヵ所で開催。雫石町に加え、愛知県新城市、宮崎県川南町が「三大軽トラ市」と呼ばれています。
持続的な地域活性化策の一手法として軽トラを活用した店舗を営業するものであり、移動、設営が容易なため、都市部のみならず中山間地域での展開を可能としている点が特徴です。
東京モーターショーでは軽トラ市全国組織の軽トラ50台が参加し、大学の参加は愛知大学のみとなっています。
三遠南信地域連携研究センターの研究のねらいは、軽トラ市の拡大普及、特に、自動車産業が着目する未来の自動車とまちづくりの接点を軽トラ市に見出すものです。
当日は軽トラ市を応援しているスズキの鈴木修会長が愛知大学のブースを訪れ、学生の説明に耳を傾けてくださいました。
鈴木会長から「応援します」との力強い励ましの言葉をいただき、学生は大いに勇気付けられました。
また、鈴木会長は「軽トラ市は地方創生に役立つ未来の自動車につながる」と発言されました。
研究成果を発表した地域政策学部3年本田さんは「自動車の技術が軽トラ市でどう利用できるか等の質問をいただき、地域にとってどういう利益があるかだけでなく、自動車の側からの視点で考えるきっかけになりました。また、軽トラ市を全く知らない方に向けて説明することで興味を持っていただき、その場での意見交換によって、軽トラ市のポテンシャルを強く感じました。今後ゼミナールを通して軽トラ市の可能性を発信できるように研究を進める意欲がさらに湧きました」と感想を語りました。
ダイハツ工業の伊奈功一アドバイザーとスズキの鈴木修会長に説明する三遠南信地域連携研究センター戸田敏行センター長
全国軽自動車協会連合会の堀井仁会長に説明する学生
【関連記事】
「軽トラ市、シャッター街に1万人集う」(日本経済新聞2019年9月13日朝刊)に、地域政策学部戸田敏行教授のコメントが掲載されました。
※日本経済新聞法務室知的財産権管理センター許諾済み。
2019年11月20日
<10/19(土)名古屋校舎> 防災シンポジウム「地域と防災」を開催しました。
カテゴリー:シンポジウム
2019年10月19日(土)、愛知大学名古屋校舎グローバルコンベンションホールにて、防災シンポジウム「地域と防災」を開催いたしました。
2018年度に愛知大学として選定された文部科学省私立大学研究ブランディング事業「『越境地域マネジメント研究』を通じて縮減する社会に持続性を生み出す大学」の一環であり、また、内閣府等が主催する「ぼうさいこくたい(防災推進国民大会)」と連携しての開催となりました。
前半は、内閣府政策統括官(防災担当)付企画官(普及啓発・連携担当)石垣 和子氏を迎え、「我が国の防災政策」というタイトルで基調講演をいただきました。
後半は、「地域と防災~中部圏を事例に~」をテーマにパネルディスカッションを行い、議論を深めました。
今回は150名を超える皆様にご参加いただきました。お忙しいところ、ご参加ありがとうございました。スタッフ一同、お礼申し上げます。
【当日スケジュールと登壇者】
★15:00-15:50 基調講演「我が国の防災政策」
内閣府政策統括官(防災担当)付企画官(普及啓発・連携担当)石垣 和子氏
★16:00-18:00 パネルディスカッション「地域と防災~中部圏を事例に~」
◎パネラー
愛知大学地域政策学部教授 蒋湧氏 (自動車産業と防災)
愛知大学名誉教授 西堀喜久夫氏(大学防災と地域連携)
名古屋市防災危機管理局次長 坂野正典氏 (防災・減災に向けた名古屋市の取り組み)
愛知県建設局技監 豊田正博氏 (港湾の防災)
◎コメンテーター
北京師範大学教授 叶謙氏
深圳市都市計画研究院副総計画師 岳隽氏
◎コーディネーター
愛知大学三遠南信地域連携研究センター長、地域政策学部教授 戸田敏行氏
基調講演「我が国の防災政策」
内閣府政策統括官(防災担当)付企画官(普及啓発・連携担当)石垣 和子氏
パネルディスカッション「地域と防災~中部圏を事例に~」