愛知大学 三遠南信地域連携研究センター

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2015年2月5日

2014年度越境地域政策研究フォーラムを開催しました

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 2015年1月31日 (土)に,2014年度「越境地域政策研究フォーラム」を愛知大学豊橋校舎にて開催しました。

 午前は松谷明彦先生(政策研究大学院大学・名誉教授)を迎えて「人口減少と越境地域形成」のタイトルで基調講演をいただくとともに,本センターの研究助成「地域間交流研究」に採択された地域の方を交えたパネルディスカッション「越境地域から広域ブロックへ」を行いました。

 午後は「越境地域とガバナンス」,「越境地域とリスク管理」,「越境地域と生活・環境」,「越境地域と経済」,「越境地域と歴史・文化」の5つのテーマによる分科会に分かれ,25のタイトルについて活発な発表と質疑応答が行われました。

 最後に,本学生協にて各分科会の総括がコーディネータより報告され,交流会では越境地域政策をめぐる各地域・各学問分野における情報交換が行われました。

 今回はお忙しいところ100名を超える皆様にご参加いただきました。スタッフ一同,改めてお礼申し上げます。今回のフォーラムでいただいた知見などをもとに,「越境地域政策」の確立に向けて,皆様のお力をいただければ幸いです。

 

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松谷先生による基調講演

 

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パネルディスカッション

 

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分科会の様子(分科会3)

 

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統括報告会・交流会

2015年1月19日

第10回コア研究会を開催しました

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2015年1月13日 (火)に,第10回コア研究会を愛知大学名古屋校舎にて開催しました。今回は公開講演会として,名古屋市住宅都市局長の黒田昌義氏に「リニア中央新幹線開設に伴う名古屋駅周辺地域整備~中部圏の視点から~」の演題で,現在進みつつある名古屋駅の集中的整備と愛知大学のある「ささしまライブ24」,今後の中部圏広域連携について講演いただきました。

当日は会場が狭く皆様にはご迷惑をおかけしましたが, 200名以上の参加をいただき,質疑においても学生や研究者,行政関係者,住民など様々な立場からのコメントや質問が行われました。senHP150116

2014年12月4日

第9回コア研究会を開催しました

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  2014年11月29日に,第9回コア研究会を愛知大学豊橋校舎にて開催しました。研究会では,「三遠南信地域間を結ぶ観光振興バスの可能性」のタイトルで,安福恵美子先生(愛知大学)と三宅淳子先生(愛知大学短期大学部/NPO法人奥浜名湖観光まちづくりねっとほか)よりお話をいただきました。

 ディスカッションでは,地域振興のための観光形態,地域振興を目的とするバス運行の現状,三遠南信地域における観光振興の現状,三遠南信地域観光振興バス運行に向けた事業案,三遠南信地域観光振興バス運行の課題などについて意見交換が行われました。

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安福先生

 

三宅先生
三宅先生

2014年10月7日

第8回コア研究会(経済地理学会中部支部10月例会)を開催しました

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 2014年10月4日に、第8回コア研究会を開催しました。
今回は経済地理学会10月例会を兼ねており(主催:経済地理学会,共催:本センター),学内・学外から29名の参加がありました。
 研究会では,藤田佳久愛知大学名誉教授から「『三遠南信地域』づくりと歴史的地域」,小川勇樹愛知大学三遠南信地域連携研究センター助教から「県境自治体の越境連携」の発表がありました。
 藤田名誉教授からは地理的・歴史的な視点からの三遠南信の地域概要や三遠南信地域をめぐる活動の経緯を発表いただきました。小川助教からは,県境自治体に対して行ったアンケートをもとに,県境を越えた事業の実態や期待される事業,効果などについて報告をいただきました。 
 ディスカッションでは,三遠南信地域の地域的特徴や越境に関する定義や現状,事業による越境が意味する違いなどについて意見交換が行われました。 また,研究会を前後して,午前中は愛知大学周辺,午後は豊橋市中心市街地においてミニ巡検が行われ,豊橋をアカデミックにも堪能いただきました。

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新豊橋駅前にて集合・説明を聴く

 

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東亜同文書院大学記念センターにて藤田名誉教授による解説を聴く

 

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藤田名誉教授による発表の様子

 

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小川助教による発表後,質疑応答の様子

2014年6月20日

第7回コア研究会を開催しました

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2014年6月14日に、第7回コア研究会を開催しました。

「企業の環境・災害リスク評価」の側面から災害リスク評価の指標体系と

GISを用いた気象変動、自然災害と企業経営に関する空間分析の手法について、

ワークショップ形式で議論や意見交換を行いました。

 

会場の様子

 

Dr. Qian Yeによる発表
Dr. Qian Yeによる発表

2014年3月18日

第6回コア研究会を開催しました

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2014年3月18日に、第6回コア研究会を開催しました。
今回のコア研究会では、講師に上越市創造行政研究所主任研究員の内海 巌氏を招き、「自治体シンクタンクに期待される役割と課題」というテーマでご講演頂きました。

 

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講師の内海 巌氏

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会場の様子

2014年2月14日

2013年度越境地域政策研究フォーラムを開催しました

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2014年2月14日に、愛知大学三遠南信地域連携研究センター主催で越境地域政策研究フォーラムを開催しました。
フォーラムでは、基調講演に日本学術会議 大西隆会長を招き「越境地域政策と国土計画」の題でご講演いただきました。続いての「越境地域間交流研究シンポジウム」では、当センターの地域間交流研究事業にご参加中の各県境地域の研究代表者の方にパネリストとして各県境地域での現在の取り組みのご紹介に加えて、今後の県境地域における研究展開等について多くのご提言をいただきました。

パネリスト
青森・岩手県境地域:丹羽浩正(八戸学院大学副学長)
中国地方県境地域:藤山浩(島根県中山間地域研究センター研究統括監)
佐賀・福岡等県境地域:堀尾容康(九州大学教授)
海外越境地域(中国北部省境地域):郭暁川(内蒙古大学経済管理学院院長)
コーディネーター
戸田敏行(愛知大学三遠南信地域連携研究センター長)

午後はテーマ別に5つの分科会に分かれて多くの研究者の方にご発表をいただき、活発な意見交換が行われました。
当日は朝から雪が降る大変天候の悪い日でしたが多くの方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。

2013年度基調講演画像

 基調講演

 

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越境地域間交流研究シンポジウム

2013年11月21日

内蒙古大学EMBA学生の日本研修を実施しました

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2013年11月18~20日の間、愛知大学三遠南信地域連携研究センターにおいて「内蒙古大学EMBA学生の日本研修」を実施しました。「EMBA」とは「Exective MBA」の略称であり、エグゼクティブ経営学修士として、従来のMBAよりもさらに上級の管理職、ビジネスリーダー、経営幹部の教育プログラムを展開するもので、欧米や中国で広く進展しています。内蒙古大学は、中国内で60あまりのEMBA教育資格を持つ指定大学の一つであり、内蒙古自治区では唯一のEMBA教育機関を持つ大学です。EMBA教育のカリキュラムには海外研修が組み込まれており、海外での研修を通して関連講座の受講や企業見学を行うことで、より高度な経営能力のスキルを会得することを目的としています。内蒙古大学では、これまで英国ケンブリッジ大学、米国ミシガン大学で同研修を実施してきましたが、日本における研修を以前より共同研究で連携していたこともあり三遠南信地域連携研究センターが実施することとなりました。研修では日本の経済に関する講義に加えて、地元企業の見学を実施するなど日本の企業経営について学ぶプログラムを実施しました。

  • 20131020_1企業見学の様子
  • 20131020_2
    修了式

2013年11月16日

第5回コア研究会を開催しました

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2013年11月16日に、第5回コア研究会を開催しました。
話題提供者:蒋 湧 教授
テーマ:「越えるから超えるへ-越境地域の政策研究に向けて」

2013年10月30日

第1回全国越境地域政策シンポジウムを開催しました

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2013年10月30日に、愛知大学三遠南信地域連携研究センター主催で第1回全国越境地域政策シンポジウム「県境地域の新たな可能性」を第21回「三遠南信サミット2013 in 南信州」の全体会の中で開催しました。
シンポジウムは、青森・岩手県境地域から八戸市総合政策部長 大坪秀一氏、栃木・群馬県境地域から足利工業大学副学長 蟹江好弘氏、鳥取・島根・岡山・広島・山口県境地域から島根県中山間地域研究センター研究統括監 藤山浩氏、宮崎・大分県境地域から延岡市長 首藤正治氏、全九州県境地域から九州経済フォーラム理事 西座聖樹氏にパネリストとしてご参加いただき、コーディネーターは当センターのセンター長 戸田敏行が務めました。シンポジウムでは、各パネリストから各県境地域における県境を越えた医療、防災、都市連携、中山間地域対策、道州制へのアプローチ等について事例や研究を紹介していただきました。今後の越境地域政策の確立に向けて多くの示唆に富んだ有益なシンポジウムとなりました。

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シンポジウムの様子


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