愛知大学 三遠南信地域連携研究センター

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2016年12月15日

2017年1月28日(土) 越境地域政策研究フォーラム開催のお知らせ

■ 開催趣旨:
 地域政策は、国・県・市町村などの行政区域を単位として立案・実行されます。このため歴史や文化の一体性、或いは広域的な政策需要が存在しても、行政境界を跨ぐ県境地域や国境地域などでの政策立案や実施は容易ではありません。しかし日本の市町村の約4割が県境に接しているなど越境地域政策の必要性は高く、むしろ行政境界を結び目とすることによって、従来の行政区域や制度に縛られない地域政策の可能性があるといえます。
 愛知大学三遠南信地域連携研究センターは、文部科学省「共同利用・共同研究拠点」制度における「越境地域政策研究拠点」として、国内外の越境地域を対象とした政策研究を行っております。その一環として、第4回目となる研究フォーラムを下記の通り開催いたします。越境地域政策に関心を持つ皆様のご参加をお待ちしております。

■ 日時:2017年1月28日(土)

■ 場所:愛知大学豊橋校舎

■ 主催:文部科学省 共同利用・共同研究拠点
「越境地域政策研究拠点」愛知大学三遠南信地域連携研究センター

 フォーラムちらし_20170128(修正)

 
午前の部 10:00 ~
■報   告「越境地域政策研究の現状と展望」戸田 敏行(三遠南信地域連携研究センター長)
■記念講演「医療・福祉のまちづくり提案」大島 伸一(国立長寿医療研究センター名誉総長)
■基調講演「高齢社会の新しいまちづくりと医療・福祉のあり方」長谷川敏彦(未来医療研究機構代表理事)

午後の部 14:00 ~
■ 分科会 14:00 ~16:30
分科会1 越境地域とガバナンス
分科会2越境地域と空間情報理
分科会3越境地域と産業・経済
分科会4越境地域と医療・福祉
分科会5 越境地域と歴史・文化

■ 統括報告会・交流会17:00 ~

【お申込み・お問い合わせ先】
愛知大学三遠南信地域連携研究センター
〒441-8522 愛知県豊橋市町畑町1-1 
TEL:0532-47-4157
FAX:0532-47-4576 
E-mail:sen-center@ml.aichi-u.ac.jp (担当:村山・伊藤)

【分科会発表テーマと発表者】(※発表者・テーマは変更になる場合があります)
分科会1
越境地域とガバナンス
コーディネーター:戸田敏行(愛知大学)
コメンテーター:大貝彰(豊橋技術科学大学)
・地方創生交付金対象事業における越境連携事業: 小川勇樹(愛知大学)
・インフォーマルな交流を介した越境地域の産業経済連携に関する研究: 佐藤遼(東京大学)
・中国内モンゴル自治区を中心とする越境的な経済連携について: 暁敏(内蒙古大学)
・半島文化の内発型展開と越境ネットワーク化に関する研究: 嶋津隆文(NPOフォーラム自治研究)
・県境をまたぐ共生圏の創生: 青山幸一(豊根村役場・愛知長野県境域開発協議会)

分科会2
越境地域と空間情報
コーディネーター:蒋湧(愛知大学)
コメンテーター:厳網林(慶応義塾大学)
・歴史的知見と科学的手法を合わせたGISの取組: 中井春香、久世晋一郎(ナカシャクリエイテブ㈱)
・巨大災害に対する地域脆弱性の評価と事前計画の策定支援―災害廃棄物処理を事例として: 厳網林、横山魁、 久嶋悠輝、岡島拓哉、岸本慧大(慶應義塾大学)
・安城、岡崎域内の矢作川流域における水害リスクの評価: 加藤達也、蒋湧(愛知大学)
・GIS会社からみたドローン産業の現状と課題―ドローン連携型橋梁維持管理システムの研究開発と墜落事故を通してわかったこと―: 佐藤亮介、澤田貴行(㈱マップクエスト)

分科会3
越境地域と産業・経済
司会・進行:駒木伸比古(愛知大学)
コメンテーター:佐藤正之(名古屋経済大学)
・三遠南信と周辺地域の空間経済分析に関する研究: 渋澤博幸(豊橋技術科学大学)
・「三遠南信地域に関するアンケート調査」結果にみる三遠南信地域内企業間取引等の現状・課題について: 林郁夫(NPOしんきん南信州地域研究所)
・県境道路沿道ゾーンの地域構造に関する研究: 小塚みすず(神戸工業高等専門学校)
・広域地方圏と大都市圏を結合するゲートウェイ・シティとしての豊橋市の地域特性に関する地理学的研究: 阿部亮吾(愛知教育大学)
・ベトナム・ラオス間国境地域開発と越境物流に関する一考察: 名和聖高(愛知大学)

分科会4
越境地域と医療・福祉
司会・進行:長谷川敏彦(未来医療研究機構)
コメンテーター:岩崎正弥(愛知大学)
講演 「医療・福祉のまちづくり提案」: 大島伸一(国立長寿医療研究センター名誉総長)
パネリスト:石田芳弘(元犬山市長)、伊藤憲祐(東京大学長寿社会のあり方を考える会代表幹事・あやめ診療所長)、
穂積亮次(新城市長)、安井俊夫(愛知総合看護福祉専門学校校長・元愛知県教育長)、山本左近(医療法人・社会福祉法人さわらび会統括本部長)

分科会5
越境地域と歴史・文化
司会・進行:藤田佳久(愛知大学)
コメンテーター:北川和秀(群馬県立女子大学)
・古代東海道・東山道の「坂」「境」と越境―古代日本語からのアプローチ―: 和田明美(愛知大学)
・古代史料にみる三遠: 北川和秀(群馬県立女子大学)
・参河・遠江国と古代東海道: 竹尾利夫(名古屋女子大学)
・明治期資料からみた三遠の河川舟運―歴史GISデータベースの構築に向けて―: 飯塚隆藤(愛知大学)

2016年12月15日

第15回コア研究会「情報化・知能化社会におけるトヨタ研究開発モデルの特徴と限界」を開催します

・日時:2016年12月20日(火)17:30~18:30

・場所:愛知大学豊橋校舎本館2階(三遠南信地域連携研究センター)

・発表者:趙妍 ZHAO Yan(上海師範大学・大学院生、三遠南信地域連携研究センター・客員研究員)

・発表要旨:1台の乗用車は,約2~3万件の部品より構成され,その製造工程は極めて複雑であり,高い水準の研究開発の能力と製造能力が必要である。戦後,日本の自動車産業は,国の経済と産業を牽引する基幹産業にまで成長した。現在,日本車の品質は世界のトップレベルに達しているが,その成功の裏側には,優れたR&Dの体制とそれを支える下請け生産システムの存在が指摘できる。 本発表は,日本を代表する自動車メーカーであるトヨタ関連の自動車部品メーカーを対象として,組み立てメーカーとサプライヤー間の部品設計と製造の取引関係に注目し,トヨタ特有の承認図と委託図方式を通じて,グループ全体のR&Dの能力を向上させる体制の分析を行う。とりわけ,承認図生産方式の導入により,部品の設計と製造に関する高度な技能を,東海地方の製造業全体にまで波及し,世界に類をみない自動車部品生産の集積地まで成長してきたメカニズムを解明するとともに,情報化・知能化社会におけるトヨタ研究開発モデルの特徴と限界を指摘する。

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