2016/03/18
JICA中部・インド人研修員がみた「日本」~本学の学生が「自主研究発表会」へ参加しました
2016年3月1日(火)に、JICA中部にて、インド人研修員による「自主研究発表会」が行われました。
これは、JICA中部で研修しているインド人若手経営幹部候補生39名が、研修の一環として、日本に関する自主研究を行った成果を発表するというものです。
年々盛況になっているこの会に、愛知大学では、昨年、一昨年も参加しています。今年も愛大からはインドや英語でのコミュニケーションや文化比較に関心のある学生が8名参加しました。
インド人研修員による自主研究のテーマは、例年、インドと日本の比較を様々な切り口から行った楽しい内容です。今年度のテーマも、日本人には気づきにくい視点からの研究で、おもしろそうなものばかりでした。例えば「ゴミ回収先進国から学ぶ、分別ゴミ箱の実態調査」、「相手により変わる日本人の行動パターン分析」、「日本におけるレディーファースト実態調査」等々…。屋台をまわるように、興味のあるポスターのところに行って聞くという方式ですが、全部聞いてみたいと思えるようなテーマでした。
全部で13グループのバラエティに富んだ発表がありました。
発表会の後には「クールインディア」と題したインドの文化紹介があり、今年はインドのダンスが紹介されました。その後には、インド人研修員と交流することができる時間も設けられていました。
参加した学生の感想は、「発表の内容もインドのダンスも素晴らしかった」「インド人との交流会は特に意義のあるものだった」「インド人研修員の方たちが日本についてどう思っているのか知ることができた」「日本を違った目線で見ることで、より一層の日本理解につながった」というようなものでした。今回の発表会がとても楽しめるものであり、発表を聞いたり研修員の方々と交流することを通して、インドの文化を知ったり、日本について新たな視点を持つことができたことがうかがえます。