カテゴリー: JICA

2016/03/18

JICA中部・インド人研修員がみた「日本」~本学の学生が「自主研究発表会」へ参加しました

2016年3月1日(火)に、JICA中部にて、インド人研修員による「自主研究発表会」が行われました。

これは、JICA中部で研修しているインド人若手経営幹部候補生39名が、研修の一環として、日本に関する自主研究を行った成果を発表するというものです。
年々盛況になっているこの会に、愛知大学では、昨年一昨年も参加しています。今年も愛大からはインドや英語でのコミュニケーションや文化比較に関心のある学生が8名参加しました。

インド人研修員による自主研究のテーマは、例年、インドと日本の比較を様々な切り口から行った楽しい内容です。今年度のテーマも、日本人には気づきにくい視点からの研究で、おもしろそうなものばかりでした。例えば「ゴミ回収先進国から学ぶ、分別ゴミ箱の実態調査」、「相手により変わる日本人の行動パターン分析」、「日本におけるレディーファースト実態調査」等々…。屋台をまわるように、興味のあるポスターのところに行って聞くという方式ですが、全部聞いてみたいと思えるようなテーマでした。




全部で13グループのバラエティに富んだ発表がありました。

発表会の後には「クールインディア」と題したインドの文化紹介があり、今年はインドのダンスが紹介されました。その後には、インド人研修員と交流することができる時間も設けられていました。

参加した学生の感想は、「発表の内容もインドのダンスも素晴らしかった」「インド人との交流会は特に意義のあるものだった」「インド人研修員の方たちが日本についてどう思っているのか知ることができた」「日本を違った目線で見ることで、より一層の日本理解につながった」というようなものでした。今回の発表会がとても楽しめるものであり、発表を聞いたり研修員の方々と交流することを通して、インドの文化を知ったり、日本について新たな視点を持つことができたことがうかがえます。

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2016/03/03

さくら21プロジェクト×JICA中部 1月のおもてなしTRIP報告(トヨタ産業技術記念館・大須)



1月30日に、今年度最後となる「おもてなしTRIP」を行いました。
今回は期末試験直後の実施にもかかわらず学生20名、研修員の方12名と大人数が参加しました。当日は班ごとに分かれてJICAの研修員の方々をトヨタ産業技術記念館と大須商店街を案内しました。今回は4年生にとっては最後のトリップとなりますが、どのようなトリップとなったのでしょうか。
各班からの報告をお届けします。
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カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21

2015/11/26

さくら21プロジェクト×JICA中部 10月のおもてなしTRIP報告(名古屋城・栄)

10月17日に行ったTRIPの報告です!今回のTRIPでは、JICA中部で研修に取り組む14名の研修員の方々を、13名の愛大生で名古屋城と栄(名古屋まつり)に案内しました。
TRIP参加者は総勢27名と多かったので、当日は5つのグループに分かれて行動しました。



ナナちゃん人形にて集合写真!


≪1班の報告≫
私たちの班は、ガーナ、ケニア、カンボジアから3名の研修員の方をご案内しました。目的地までは、お互いの国の違いについて話したり、驚くような質問をされたりと楽しい時間を過ごしました。名古屋城では、ずっと「盆栽が見たい」と言っていた研修員の方を待っていたかのように、盆栽展が開かれていて、みなさんとても喜んでいる様子でした。今回初めての参加でしたが、普段生活していても気づかない日本の魅力や、海外から見た日本の面白さを多く知ることができて、自分自身もさらに日本のことを理解したいと思えました。ぜひまた参加したいです!(1班 すずき)




お別れの時間。みんなで記念撮影!


≪2班の報告≫
2班はブラジル、メキシコ、ペルーの三名の研修員の方をおもてなししました。
昼食はエスカにあるいくつかの“名古屋めし”のメニューを説明し、研修員の方に選んでいただきました。みそかつ丼やきしめんを選ばれたのですが、箸の使い方に苦戦しながらも、おいしく食べられていたようです。日本の文化を感じることができるとともに、名古屋ならではのグルメも体験していただくことができました。
その後、名古屋城へ移動し、城内を説明しながら案内しました。しゃちほこと写真撮影ができるコーナーや、江戸時代に人のくらしを実際に体感できるコーナーは特に研修員の方に好評でした。また、広場で行われていた名古屋城のおもてなし武将隊にも関心を持たれていました。
そして、栄で名古屋まつりの三英傑の大名行列を見学しました。実際に戦の様子が演じられており、名古屋城と引き続き、日本の歴史に触れることができたと思います。
今回のおもてなしTRIPでは、日本の歴史と、グルメや地下鉄など日本のくらし・文化について知っていただくことができたと思います。(2班 まお)





≪3班の報告≫
私自身は今回で2回目の“おもてなしトリップ”参加でした。初回と異なったことが沢山ありました。
1つ目に全体の規模が大きくて、グループ分けをしたこと。2つ目にJICAの研修員は東南アジア、南米、アフリカと様々な場所から訪れていたこと。3つ目に、大抵は訪れる大須を抜いて名古屋まつりへ行ったこと。
同じトリップと言えど、毎回違ったメンバー、行き先、準備であって、招く側として色々な新しいことに挑戦出来ることは良い点だと思います。
今回は、初回よりも自分の中での慣れが少しあり、スムーズさを持てたように思いました。名古屋城などの知識も増え、以前より名古屋に愛着を感じます。これからも参加するにあたって、1つ1つ自分達の地域への関心を高められたら幸いです。(3班 みき)




≪4班の報告≫
<名古屋城>
まずは名古屋駅から、地下鉄に乗りました。休日でお祭りということもあり混雑していましたが、スムーズに切符を買うことができました。研修員の方々は地下鉄も初めてのようで、駅の写真を撮ったりしていました。名古屋城に着いて、お堀に囲まれた大きな名古屋城や武将の像に大興奮でした。名古屋城に入り、金のシャチホコの前で全員で写真を撮りました。天守閣からの眺めは絶景で、研修員の方ともそこで一息つきながらリフレッシュできました。道中でたくさんお互いの国の話や楽しい話ができました。研修員の方々も、わたしたちもとてもいい経験になりました。(4班 彦坂)

<栄>
お昼ご飯を食べた後、栄で買い物をしました。地下の靴屋や、ディスカウントストアなどに行きました。なかなかちょうどよいサイズの靴がなく、探し回ってやっと買うことができました!その後、名古屋まつりに行きました。郷土英傑行列を見て、研修員の方はみんな大興奮でした!その後、100円ショップに行きました。品数の多さに何を買うか迷っている様子でしたが、電池や歯磨き粉を買って満足されていました。今回初めておもてなしtripに参加しましたが、様々な国の人と出会い、交流することができ貴重な経験ができました。またお互い英語が母国語ではないので、ジェスチャーなどを交えながらコミュニケーションを取るのも楽しかったです。(4班 あかり)





≪5班の報告≫
私たちのグループは、タンザニアとジンバブエの2人の研修員さんをアテンドしました。初めはお互い少し緊張していましたが、研修員さんがとてもフレンドリーですぐに打ち解けることができました。まず、名古屋を案内する前に、サイゼリヤで昼食をとりました。サイゼリヤの安さにはかなり喜んでくれていたので良かったです!
名古屋城は、研修員さんの興味に合わせてじっくりと見て回ることができました。特に、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康について書かれたパネルを熱心に見ていたのが印象的でした。名古屋城の歴史や建物を説明するのは難しかったですが、英語のパンフレットを参考にして自分なりに説明しました。日本の歴史を少しでも知ってもらえたと思うので良かったです!
栄では名古屋まつりとショッピングに行きました。日本の三大武将も出てきて研修員の方も興味津々で見入ってくださったので嬉しかったです!ショッピングしているとき、商品を英語で説明するのはとても難しいことで上手く伝えきれない部分もありましたが、懸命に聞いてくださって本当に今回のメンバーで行けて良い経験になりました。
トリップが終わりJICAに帰ってきた時に、研修員さんが「今日はありがとう、本当に楽しかった」と何度も言ってくれたことがとても印象に残っていて、大変なこともあったけどこのトリップができて本当に良かったと思いました。(5班 みさき、ちなお、えみり)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に参加する多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。
(参考:過去の活動はこちら)

≪JICA(独立行政法人国際協力機構)とは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の 一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しております。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や 技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/10/26

さくら21プロジェクト×JICA中部 10月のおもてなしTRIP報告(名古屋城・大須)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に取り組む多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。
(参考:過去の活動はこちら)

≪JICA(独立行政法人国際協力機構)とは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しております。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。

≪おもてなしメンバーからの報告≫


今回は10月3日に行ったTRIPを報告します!

今回は、ブラジル、エジプト、インド、インドネシア、カザフスタン、ケニア、マレーシア、メキシコ、ミャンマー、パキスタン、フィリピン、チュニジア、ベトナム、と13ヶ国もの国々から日本へ研修に来た16名のJICA研修員の方を名古屋に案内しました!研修員の方にとって、この日は日本での初の週末だったので、名古屋城から大須商店街までの王道の観光コースをアテンドしました。

今までの平均と比べ研修員さんの参加人数が16名と多めだったので、初めて参加する愛大生もいて少し緊張ぎみでしたが、オリエンテーションを行い、最初のちょっとしたゲームで皆少しずつ打ち解けることができました。



左)名古屋城を英語で紹介!
右)お互いに自己紹介をしてちょっとした会話を楽しみました



名古屋城に行くまでに地下鉄に乗り、歩きながらもいろいろな方と会話をして、移動時間ですらとても楽しかったです。研修員の方は日本で過ごし始めて疑問に思った点を聞いてくださるのですが、日本にずっと住んでいる私としては気づかない視点で日本を見ているので話していてとても新鮮でした。



左)名古屋城まであと少し!
右)無事到着!券の購入も愛大メンバーがお手伝いします。


今回はあまり名古屋城の見学の時間をとってなかったのですが、みなさん名古屋城に興味津々で予定時間を延長して案内しました。展望からの景色もよかったのですが、研修員の方にとっては城の中にある普段見られない日本の歴史的展示物が魅力的だったそうです。昔の人がどのようにお城を作ったのか、江戸時代の名古屋の街並みなどを一緒に見て楽しみました!チームに分かれて、愛大生ひとりひとりがしっかりおもてなしをできたと思います。(byななせ)



左)おもてなし武将隊とは写真は撮れませんでしたが…銅像の武将と撮れました!
右)みんなで記念撮影。


名古屋城の次は、大須商店街を案内しました。名古屋城の見学に予定より時間がかかったので、商店街で買い物する時間が短くなってしまいました。が!研修員の方と商店街を一緒に歩き、欲しいものを聞きながら買い物を楽しむことができました。
また、南米では何事もシェアするのが習慣であるようで、駄菓子屋で買ったお菓子やファストフードをみんなでシェアして食べたりもしました。
今回のトリップでは、語学の勉強だけでなく、各国の習慣も体験できたので良い旅になったと思います!(byあさの)



大須商店街で記念撮影。家族や友人へのお土産を買うことができました!

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/09/24

さくら21プロジェクト×JICA中部 8月のおもてなしTRIP報告(トヨタ産業技術記念館・どまつり)

≪おもてなしTRIPとは≫
さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」では、JICA中部で研修に取り組む多様な国籍の研修員の方々を名古屋の見どころに案内し、英語でおもてなしをするという活動を行っています。

※JICA(独立行政法人国際協力機構)は、日本のODA(政府開発援助)の実施機関として、開発途上国への国際協力を行う組織です。JICAの国内拠点の一つであるJICA中部ではODAの技術協力である研修事業を実施しています。研修員受入れ事業では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を日本に招き、それぞれの国が必要とする日本のノウハウや知識、技術を学んでいただき、各国の課題解決に役立ててもらっています。


今回は、8月30日に実施したおもてなしTRIPを報告します!
おもてなしコースは、トヨタ産業技術記念館と、名古屋が誇る「日本ど真ん中祭り(どまつり)」を中心にしました。今回のJICA研修参加者の方々はスリランカから来た6名でした。気さくな方々で、学生側も楽しませてもらいました!それでは以下レポートです!




左:JICAでオリエンテーション。これから行く所を紹介。
右:ちょっとしたゲームで研修参加者の方々と打ち解けました。




今回は自分にとっては初めての参加で、スリランカからのJICA研修参加者の方々 6 名の案内をしました。 JICA 中部から名古屋駅まで行く道のりで“あの高いビルは何”、“なぜ信号から音がするの”など研修参加者の方々から様々な質問をされました。自分たちが普段気にも留めないことに関心を持たれていたのでこれも文化の違いなんだなと実感しました。
昼は名古屋駅の地下でそばを食べました。そばを食す際には箸を使用しました。箸の使用は初めてとのことでしたが器用に使いこなしていました。そばは外国人が食べてみたい日本料理でも上位だったので食べてもらえて良かったです。今回案内をする中でコミュニケーションを取ることはできたのですが名古屋の特色、歴史背景など英語で説明するには困難な部分もありました。事前にそういった学習をし英語翻訳をするシミュレーションをして次回はより良いツアーにしたいです!
今回は貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございます。(By よこい)



恒例のナナちゃん人形と記念撮影!



トヨタ産業技術記念館では、基本理念のシンボルの「環状織機」の前で記念撮影(^о^)、そのあと、ガイドツアーに参加をしました。ガイドツアーでは係の人が英語で展示について詳しく説明してくださり、研修参加者の方々たちも僕たちもトヨタの技術にびっくり!実際にできた糸や綿を触って肌でもその技術を感じました。
ツアー後は、自動車館にて短い時間でしたが、自由行動。研修員の皆さんと中を回ったり、車をバックに写真を撮ったりしました。トヨタが自動車を造るに至った経緯や自動車工場の仕組みなどを目で見て体感しました!(By あさの)



トヨタ産業技術記念館にて。シンボル前で一枚(左)


今回のコースを計画する際、どまつりとTRIPの日が重なっていたので迷わず組み込むことにしました。日本を訪れる時期は研修参加者の方々によって異なるので、その時期を活かしたいと考えていたところにぴったりでした。
実際、栄で見たパレードでは研修参加者の方々も写真を撮り、様々な踊りを眺めて楽しんでもらえたと思います。また、やはり大須が人気のようで、大須への行き方や欲しいものが売っているお店などを聞かれました。もちろんできるだけで丁寧に説明したつもりですが、自分が外国の街で行きたい所があったら口頭だけで教えてもらって行けるだろうか、と想像すると、まだまだ下準備しなければと思うばかりでした。複数回参加していますが、まだまだ英語で説明しきれないところもあるので、これからも続けていきたいと思います!(By のがみ)





栄でどまつりを見学。近いので迫力もありました!


最後に

学生側の人数が少なかったので不安でしたが、研修参加者の方々のご協力もあり、トラブルなく終えることができました。参加してくださったJICA研修員の皆さん、おもてなしTRIPのためにいつもご協力してくださるJICAの皆さん、本当にありがとうございました。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/06/16

さくら21プロジェクト・おもてなしOne day tripを実施しました!

さくら21プロジェクトでは、2015年度も「おもてなしプロジェクト」の活動を行っています。新入生など、やる気のある新メンバーも多く加入し、毎週、学内でミーティングをしています。今年もJICA中部の研修員の方々に喜んでいただけるような活動を積極的にしていきたいと思っています。

≪おもてなしプロジェクトとは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を研修員として日本に招き、それぞれの国が必要とする知識や技術に関する研修を行っています。

研修員受入事業60年 -日本の経験・知見を伝える-(ダイジェスト版)
(YouTubeのJICAチャンネルより)

この研修に参加する多様な国籍の研修員の方々に対し、愛大生が名古屋の見どころに案内し、おもてなしをするという活動です。
過去の活動はこちら。

2015年度初のおもてなしTRIPを5月23日に実施しました。
下記は参加者からの報告です。


今回は東山動物園に行く企画をしていましたが、研修員の方たちの要望にお応えし、ショッピングコースになりました!今回は7人の研修員の方をおもてなししました。

栄まではみんなで地下鉄に乗って行きましたが、そこで皆さん各々買いたいものがあり…、急きょ大須に2組と栄に2組で分かれて案内しました。




One day trip前の打ち合わせ(@JICA中部セミナールーム)


【大須担当】

私は研修員さんと2人きりで大須を探索しました。
1日中2人きりということで、最初は心を開き合うことや、希望に沿ったお店に英語で案内するのも、店員と研修員の方の通訳することも困難でした。でも、時間が経つにつれて、意思疎通が可能になり、最終的にはお互いのプライベートな話題まで話すまでになったのです。
今まで、英語を話すなら英米人!と思っていましたが、英米圏以外の人でも十分に英語での会話を楽しむことが出来ます。お互い英語が母国語ではないからこそ一生懸命伝えようとした結果仲よくなれたと、体験を振り返り感じることができます。
自分たちの母語を越えてコミュニケーションを取ることは、互いにとっての異文化を分かち合う意味も含めて、本当にすばらしいことです。それは、留学しないとできないこと、と思われがちですが、そのようなことはありません。このトリップでも十分に可能なのです。
いかにお金をかけずに、英語を使う機会を増やすかということも考えさせられました。学生のうちにしかできない1つが、このトリップだと思います。また参加したいです。最高でした。(By こうさか)




研修員のみなさんと記念撮影(@JICA中部)


今回初めて参加しました。私は大須担当でJICAの研修員さん3人と同行しました。みなさんものすごく優しい方たちで日本にとても興味があり素敵な1日を過ごせました。最後まで担当した2人のトルコの方とはこのOne day tripを通して仲良くなりお互いに連絡を取り合い、おもてなしトリップ後も2人とお食事に行きました!
今回のおもてなしトリップ通して海外の方と仲良くなり、日本や他国のことを双方知ることが出来てとても良い経験ができました。これからもどんどん積極的に参加していきたいです!(By あいか)

【栄担当】


左: JICA中部のカフェでの一枚 右: 栄で記念撮影。有名人と遭遇デス!!

トリップの準備は何回も参加していましたが、今回、初めて実際のトリップに参加しました。結局、計画通りにはいきませんでしたが、意外とこのような経験もためになりました。研修員の方々と計画について話し合う等のやり取りが勉強になりました。そして、買い物をする時に研修員のみんなが買いたがっている物が分るようになり、そこから、文化や国の違い等を学びました。私も留学生です。日本人学生との様々な活動を通し、楽しく活動しています。いろんな国からの友達ができました。今後も積極的に参加したいと思います!(By アニサ)


左: みんなでランチタイム♪ 右: お気に入りのお洋服をゲット

私たちは、研修員さんたちのお買い物をお手伝いしました。服や靴のサイズなど、日本語表記しかないところもあり、外国の方にとっては、買い物するのも大変だと思います。そこで、私たちは通訳をしながら買い物を手伝い、少しでも役に立てるように頑張りました。栄で買い物をした後は、名古屋駅に戻り、電化製品などの購入のお手伝いをしました。皆さん家族へのお土産などたくさん買いものをされていました。(By ななせ)

【まとめ】

今回は、当日の予定変更で戸惑うこともありましたが、臨機応変に対応することができました!参加学生一人ひとりが、積極的に行動することができたと思うので、とても楽しい時間を過ごすことができました!参加してくださった研修員のみなさん、One day tripをサポートしてくださったJICA中部のスタッフのみなさん、どうもありがとうございました。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/03/24

さくら21プロジェクト・第5回おもてなしTRIPを実施しました②

記事①につづき、2月21日に実施した、第5回おもてなしTRIPの報告をお届けします。

≪B班の報告≫


私たちの班はナイジェリアからの研修員お2人をアテンドしました。
チュクムさんは前回(2月8日)のトリップにも参加されていて、今回2回目のおもてなしトリップでした。
オリエンテーションで行ったアイスブレーキング(※注)では、お互いの緊張感がほぐれ、ゲームを楽しめました。

(※注)アイスブレーキングとは、初対面の参加者同士の緊張をほぐすためにするゲームなどのアクティビティを指します。

<熱田神宮>
名古屋駅から地下鉄に乗ってみんなで話をしながら移動しました。熱田神宮では、前もって下見をしていた愛知大学のおもてなしメンバーが、一生懸命英語で熱田神宮について説明をしました。事前に自分たちがその場所や、作法の意味、仕方など知っておくことは、やはり大切だと思いました。
鳥居をくぐる前に一礼をすることや、参拝、手水の仕方を私たちがお手本を見せながら、研修員の方にも実際にやってもらい、知ってもらいました。宗教上、参拝はできない方もいらっしゃいましたが、研修員の方たちは来るのが初めてだったようで、日本の神社に興味をもって一緒に楽しむことができました。




熱田神宮にて。手水の仕方を実演。


<大須>
ここはA班とB班に分かれてアテンドしました!まず、大須観音に行き熱田神宮とは違った日本のお寺を見てもらいました。エスダさんはいつもビデオカメラで撮影していて、興味津々でした。
その後、みんなで和食を食べに行きました。研修員のお2人は、豆腐を食べたことがなかったらしく、初めての味に驚いていました。ランチタイムはナイジェリアの独特な英語の話など、私たちが知らないナイジェリアのことについて話してもらい、とても楽しかったです。



大須のお寺見学とランチタイム。



お土産は日本茶が買いたいということで、お茶屋さんを探し、お買い物のお手伝いをしました。100円ショップでは、「本当にこれが全部100円なの?」と少し驚いていました。100円はとても安いと言ってお土産をたくさん買っていました。




プリクラで記念撮影。目がキラキラしてます☆


その後はゲームセンターにいってプリクラをとりました。ここでも初めて見るプリクラにびっくりしていました。撮った写真がシールになってでてきて、プリクラを渡すと喜んでもらえたのでよかったです。プリクラも日本独特の素敵な文化だと思いました。
帰るときにクレーンゲームを見つけて研修員の方が何回か挑戦しましたが、難しくてとれませんでした。でも、楽しんでもらえたようです。



大須商店街・招き猫前で記念撮影。


今回もとても充実したトリップを行えました!一つ一つの活動を大切にして、また次につなげていきたいです。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/03/24

さくら21プロジェクト・第5回おもてなしTRIPを実施しました①

2月21日に実施した、第5回おもてなしTRIPの報告です。
過去の活動はこちら。



今回、愛大のおもてなしメンバーは、「歴史コース」として、熱田神宮などに行くコースを計画。二つの班に分かれて、研修員二名ずつをアテンドしました。熱田神宮に行くのはおもてなしTRIPでは今回が初めてです。

≪A班の報告≫

今回トリップに参加してくれたのはナイジェリア出身のチュクムさんとエスダさん、ケニア出身のアルフレッドさんとケンさんです。

最初にJICA中部で今日のトリップがどのようなものか説明を行い、その後、研修員の皆さんと学生でIce breakingという、お互いの壁を取り除く為のちょっとしたゲームをしました。その後、ナナちゃん人形の前にて、全員で写真撮影をしました!



JICA中部でのオリエンテーションの様子。英語でプレゼンテーション!ドキドキ!


ナナちゃん人形で記念撮影。今日は、女子高生版ナナちゃんです。


<熱田神宮>
地下鉄で熱田神宮へ行きました。
熱田神宮では愛大おもてなしメンバーから手水舎での清め方、鳥居の真ん中は神様の道だから通ってはいけないということなど神宮でのマナーの説明をしました。
鳥居をくぐる前には一礼してからくぐるというしきたりがあることは日本人の私でも知りませんでした。
みなさん信仰上の都合で、お参りはできませんでしたが、興味深そうにご神木を見たり、神宮独特の雰囲気を感じていました。
美肌になれると言われる清水社では、石塔に水をかけるのは難しいねと研修員の皆さんと話しました。
でも、これで皆美肌になれますね(笑)




熱田神宮にて。鳥居のくぐり方について説明!


<大須>
そして、熱田神宮から大須に向かいました。この日、大須は60周年ということで、お正月のような雰囲気でした。
ここでは人数が多かったため、二班に分かれてお昼ご飯を食べたり、買い物をしたりしました。私はアルフレッドさんとケンさんとまわりました。
お昼は某牛丼チェーン店で食べました。文字だけだとイメージしにくいけれども、メニューに写真が載っていたので選んでもらいやすかったかなと思います。でも牛丼が何なのか、説明後も不思議そうにメニューを見ていました。

昼食後はお土産を買いたいとのことで、靴屋や、時計屋、100円ショップに行きました。
靴や時計を買って、誰にあげるのか聞くと、決めてないけど誰かにあげるという返答が!!
靴を未定の誰かにあげるというのには驚きました。私は、お土産は誰にあげるかを決めてから買うものと思っていたので、不思議な感じがしました。
日本の物は高いと言っていましたが、いろいろなものを買ってくれたので、一緒に来れてよかったなと思いました。




大須商店街散策。60周年のイベントで、商店街が赤で華やかでした。


普段日本で生活していたら出会えないような国籍の人と交流でき、お互いのことや文化を知れて楽しかったです!
4名の研修員さんが参加してくれたことに感謝!!

記事②に続く・・・

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2015/03/17

JICA中部の「インド人研修員による自主研究発表会」に参加して

3月3日にJICA中部で行われた「インド人研修員による自主研究発表会」に参加した学生の感想をお届けします(関連記事はこちら)。

私が今回この発表会に参加したのは、個人的に、インドの人はどんな人なのか、日本のどんなことに関心を持っているのかを知るのが目的でした。

前半のB紙を用いたプレゼンでは、多くは日本のことに関する発表だったが、インドと日本の比較形式だったプレゼンもあり、インドには紙が無いトイレもあるということに特にびっくりした。後半のクールインディア紹介のプレゼンでは、「スパイス」に関する発表で、インドの人はみんなカレーが作れると聞いて、やっぱり国民的料理なのかなと感じた。その他いろいろ、知らなかったことを知ることができて、楽しかった。

また、最後の交流会では、インドについて知りたい事が沢山聞けたので良かった。そして、ヒンドゥー語を少し教えてもらい、その複雑な文字を目の前で書いてもらって興奮したし、主語、目的語、動詞の順の文法だと知り、驚いた。

 私は今回で大学のこのプロジェクトに参加するのは最後だったが、何度か参加してきて一番感じたのが、どんな人とでも人と人とが意志の疎通をはかるために言葉は大事だということ、そしてなにより世界言語である英語の重要性だった。
参加したのは数回だったが、JICA中部での日本文化体験教室等のボランティアも、参加するたび英語がもっと話せるようになりたいという意欲が湧いた。

学内にも留学生はおり、英語でしゃべろうと思えばできる環境もあるが、留学生も日本語ができるので、自分が英語で言い方などが分からなくなるとつい日本語で言ってしまうこともしばしばあったが、JICA中部では日本語がほとんど分からない人ばかりで、自分の中の少ない語彙の中でいかに相手に伝えることができるか、相手の言葉を理解できるかなど自分自身すごく熱心になれた。

留学経験のない私にとっては、いろんな人と会って英語で話せたことがすごく面白かった。また、言葉以外にも、普通に日本で生活していたら会うこともないような国の人たちに会えたこともすごく良かった。うまく言えないが自分の中の世界が広がった感じがするし、駅などで今まで肌の色でこの人外人だな・・・みたいな変な(?)目で人を見ることもあまりなくなったような気がする。多様性に触れることはすごく大事なことだなあ、と思った。

(国際コミュニケーション学部 四年)

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2015/03/17

JICA中部の「インド人研修員による自主研究発表会」に参加しました

3月3日に、JICA中部で「インド人研修員による自主研究発表会」が行われ、本学の学生と教員が発表会に参加しました。
昨年の同発表会に参加したときの記事はこちら

この発表会は、JICA中部が実施する技術協力プロジェクトの一環として約二週間日本に滞在し研修に参加するインドの製造業界の経営幹部38名が、滞在期間中に行った「日本についての自主研究」の成果を発表するというものです。
自主研究というのは、研修員が3人一組になり、来日前にテーマを決め、来日後は短期間でいろいろなところに出向き、データを取り、まとめる、という主体的に学ぶプログラムということです。

発表会会場にはプレゼンテーションボードがいくつも並べられ、その中から好きなテーマのところに行って聞くという「夜店式」のスタイルでした。
13グループの発表テーマは「コミック大好き!~日本vsインド」「ベジタリアンは名古屋で生き残れるか」「日本のトイレバンザイ」など、聞いてみたいと思わせるテーマばかり。テーマだけを見ても、外国人が日本を見る視点をうかがい知ることができます。発表では、内容の興味深さもさることながら、研修員たちがこの研修を将来のビジネスに役立てようとする真剣な姿勢で取り組んでいることがうかがえました。どのパネルの前でも、参加者が興味深くプレゼンを聞き、活発に質問していました。



発表の様子


左:優秀賞に選ばれた発表(「階段とエスカレーター、あなたはどちらを選ぶ?」)の
プレゼンボードの一部
右:第二部のインドの文化紹介「クールインディア」タイム。インドの神様、スパイス、結婚、占い、
インドの映画、インドの観光地が紹介された

発信力を高めたい学生にとっても、この発表会はいろいろなヒントをもらえるものであったと思います。テーマ選び、プレゼン方法、データの使い方、得られた結果をどう次につなげるか。また、研修員の方々が異文化の中で調査を行い発表したという点でも、わたしたちの手本にもなり刺激になるものでした。

関連リンク:インド人研修員による「自主研究発表会」を実施(JICA中部ウェブサイト)

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