2015/07/31
「愛知大学上海交流センター開所式」を行いました。
7月21日(火)上海にて「愛知大学上海交流センター開所式」が 行われました。
在上海日本国総領事館領事および、上海交通大学、上海外国語大学の関係者ほか、現地の日系企業等、約20名が出席しました。
同センターは、中国各地の大学や企業との連携拠点として、また留学中の本学学生と、現地で活躍する卒業生等とのネットワーク拠点としてグローバル人材育成の一端を担います。
写真は、開所式の様子です。 ご覧ください。
月別アーカイブ: 2015年7月
2015/07/31
7月21日(火)上海にて「愛知大学上海交流センター開所式」が 行われました。
在上海日本国総領事館領事および、上海交通大学、上海外国語大学の関係者ほか、現地の日系企業等、約20名が出席しました。
同センターは、中国各地の大学や企業との連携拠点として、また留学中の本学学生と、現地で活躍する卒業生等とのネットワーク拠点としてグローバル人材育成の一端を担います。
写真は、開所式の様子です。 ご覧ください。
2015/07/28
今年3月に出発した「現地プログラム(中国)」に引き続き、同年9月より、南開大学(中国天津市)と本学とのダブルディグリー取得に向けて、現代中国学部2年次生の3名が南開大学に留学します。
そこで、出発前の事前学習として、天津事務所長及び現地の本学OBと中国語による会話練習を実施しました。今回はSkypeを通じて「天津での衣食住行」をテーマに約1時間半にわたり会話練習を行い、参加学生は中国語を使って積極的にコミュニケーションをとっていました。なお、次週7月29日(水)に第2回目を実施予定です。ダブルディグリー・プログラム参加学生の今後の活躍に期待です!!
カテゴリー:ダブルディグリー・プログラム, 中国, 留学
2015/07/27
今年度から三拠点(中国・台湾・マレーシア)で実施された「現地プログラム」が無事に終了しました。
各終了式の様子はメディアを通じて現地でも報道されました。その一部を紹介します。
【中国 南開大学で行われた終了式の様子】
2015年爱知大学现代中国学部南开大学现地教学项目顺利结业
【台湾 台湾師範大学で行われた終了式の様子】
愛知大學參訪師大國語中心
2015/07/24
現プロ(現地プログラム)で留学中の現代中国学部の学生から、留学生活の様子のレポートをお届けしてきましたが、7月初旬には中国、台湾での現プロも終了し、学生たちも帰国してきました。
今回は、帰国を目前とした6月の様子を中国の「現プロさくら組・特派員グループ」からお届けします。
大家好!中国・天津から6月の様子をお届けします。中国での現地プログラムも残りわずか、愛大生は1日1日を有意義に過ごし、たくさんの思い出作りをしました。そんな中、6月には現地プログラムの中でも最も重要となるテストが行われました。HSKです!!
~HSK~
多くの学生がHSK4級の試験を志願する中、今回の現地プログラムでは5級の試験への志願者が例年よりも多く、意識の高さがうかがえました。14日の本番当日、受験者はこのHSKの試験にて、現地プログラムでの学習、これまでの集大成の成果を出すために皆が一生懸命に試験に取り組みました。
~端午節~
20日が「端午節」と呼ばれる祝日で、中国では今年、20日、21日、22日の、3日間が連休でした。
端午節は中国の三大伝統節句とされ、旧暦5月5日に行われる祝日とのことです。
6月はこの端午節が唯一の祝日であり、この連休を利用して旅行に出かける人が多くいました。
また、端午節の時「粽(ちまき)」を食べる習慣があるらしく、大班(※大人数クラス)の先生が粽をくれました!
連休で行った北京にて
以上、6月分のレポートでした。谢谢!
(「現プロさくら組・中国」今井)
カテゴリー:「現プロさくら組」特派員レポート, HSK, 中国, 現地プログラム, 留学
2015/07/14
さくら21科目である「入門演習(現代中国学部)」では、履修者の日本に対する理解を深めることを目的に、学内外での見学・体験および講演の催しをしています。この学内外活動のプログラムの一つとして「映画鑑賞と講演」の学内活動が7月2日に行われました。
≪関連リンク≫
6月4日に行われた学外活動(株式会社あいやの見学・体験と講演)の記事はこちら。
6月20日に行われた学外活動(中日新聞社の見学と講演)の記事はこちら。
今回のプログラムでは、映画「望郷の鐘―満豪開拓団の落日―」を鑑賞しました。この作品は、敗戦の混乱で日本に帰れなかった子どもたちの帰国ために生涯をかけ、「中国残留孤児の父」と言われた山本慈昭さんの生涯を描いています。
この映画から、昭和20年当時、旧満州(中国東北部)に満蒙開拓団として入植した日本人がたどった悲劇や「中国残留日本人」が生じるに至った背景について映像を通して知ることができました。
映画を鑑賞した後には、「満蒙開拓団の子供たちは今 ~中国帰国者の現状と課題~」と題し、中国帰国者2世であり、中国帰国者の支援にも携わっている木下貴雄氏(NPO法人東海外国人生活サポートセンター理事長)より講演いただきました。講演では、日本に帰国した中国残留孤児たちが高齢化し、介護や墓の問題に直面している現状や、帰国者二世として体験したアイデンティティの問題などについても語られ、学生たちは、過去と現在を関連づけながらテーマについて理解を深めることができました。
参加した学生からはいろいろな意見・感想が出ました。一部をご紹介します。
・8月15日が終戦の日ですが、決してそうではないと思いました。8月15日以降も人々の戦争は続いていたと思いました。「死ぬことはいつでもできる、生き延びなさい」という言葉が強く心に残りました。・この映画を見るまで「満蒙開拓団」「中国残留孤児」について全く知りませんでした。どういう時代に人々がどんな思いで満洲に渡ったか、生きて帰った人がどんな思いで孤児を探したかを映画から感じとる事ができました。そして今の残留孤児の問題も深刻だと感じました。
・このような映画は敬遠しがちであまり見ないので良い経験になった。
・中国残留孤児のために活動した山本さんは素晴らしいと思いました。ニュースや新聞ばかり見ていると中国に対する考えは嫌な方へ向かってくるが、映画を見て印象が変わった。そしてメディア(報道を)そのままうのみにするのは良くないと思った。
・山本慈昭みたいな何かの大きなきっかけを作れる人に将来なりたいと思いました。
・今を生きる日本人として、もっと戦争やそれに関わる事を知り、知らせていくことが大切だと思います。特に正しく知って、正しく伝えるという事が必要だと感じました。
・日本が戦争で他国に何をしたのか、また他国が日本に対して何をしたのかという歴史認識を大学で学んで行きたいです。日本ではあまり触れられない関東軍の実態を家に帰って少し調べようと思いました。
・戦後70年がたった今、戦争を実際に体験した人、戦争について語れる人が少なくなってどんどん戦争の記憶が忘れさられてきているなと感じました。自分を含めて、戦争を知らない世代が戦争についてもっと知らなければならないと強く感じました。映画の中で「私たちは戦争の被害者であり加害者である」というような言葉があって強く胸を打たれました。この映画がフィクションではないという事に改めて心が震えますし、これから伝え続けていかなければならない作品だと感じます。
・中国残留孤児の問題は、日本人の産みの親に会えれば、終わりだと思っていた。なので、(講演を聞いて)現在も問題になっていることをはじめて知った。現在の問題は中国残留孤児だけではなく日本社会全体の問題と大きくかぶっていると思った。
・木下さんの話を聞いて、(高齢化した孤児たちに)コミュニケーションが上手くとれなかったり、日本語で伝えたいことが伝えられない、味覚があわないなどの問題があってとても大変だと思いました。
・日本という国の戦争の歴史をきちんと調べ、現プロで日本と中国の歴史への見解を対比して世界に真実を発信したいです。
2015/07/11
さくら21科目である「入門演習(現代中国学部)」では、履修者の日本に対する理解を深めることを目的に、学内外での見学・体験および講演の催しをしています。今年度は三つのプログラムが用意されており、そのうちの一つである「新聞社見学と講演」の学外活動が6月20日に行われました。
≪関連リンク≫
先日6月4日に行われた学外活動(株式会社あいやの見学・体験と講演)の記事はこちら。
今回の学外活動では、中日新聞名古屋本社を訪問しました。下記はこの活動に参加した学生からの報告です。
まず、中日新聞社で見学させていただいたのは編集局でした。
編集局はとても広く、一つのフロアに各部署が全てまとまっているというのは、日本でも珍しく、あまり見学もされる事はないということで、貴重な場をみる事ができたと思います。そこでは、取材によって集められたどの情報を記事にし、どの写真とともに載せるかを決めることや、形となった記事の誤字・脱字の確認はもちろん、内容の確認も複数回に渡って行われながら記事をつくりあげていました。続いて、新聞印刷の過程を見学させていただき、新聞の原本から新聞ができる様子を見ながら、印刷場の方から丁寧に説明してもらうことで、より理解することができました。
最後には、編集を行うに当たって大切なことや、外国特派員の経験がある方の海外での取材経験を話していただき、どのお話も新鮮で、とても興味深かったです。
この新聞社見学によって、いつも目にしている新聞の知らなかった事を知ることができたので、新しい視点で新聞を見ることができるようになったように思います。
特に驚いたのは、紙面を印刷する新聞用紙が大きなロール状になっていたことです。
この用紙が「輪転機」と呼ぶ大きな印刷機に取り付けられ、高速回転で印刷され、新聞紙の姿になっていくそうです。編集においての情報の取捨選択の仕方などを聞くことができたので、これからのレポート作成や、情報発信の機会などには参考にしていきたいと思いました。
(現代中国学部一年・森山)
カテゴリー:さくら21
2015/07/09
7月3日(金)、加藤嘉一氏を迎え、「個として中国とどう向き合うか」をテーマにワークショップを開催しました。
今回で3年連続となる加藤氏の講演では、12年半にわたる中国、アメリカでの生活を踏まえ、
外国で日本人が中国を発信することの意義や、自分の足で現場に向かい自分の目で確かめることの大切さ、使命感と無用性など、
自身の実体験を交えお話しいただきました。外国語を学ぶことによる世界観の広がりや今後のビジョンについても
お話しいただき、参加した学生は熱心に聞き入っていました。
今回のワークショップは約100名もの学生・教職員が参加し、参加した学生からは多くの意見・質問が出され、
盛況のうちに終了しました。
2015/07/07
さくら21プロジェクトの課外活動として2013年度から実施している西安の大学生とのオンライン交流も三年目を迎えました。今年の春学期も、西安交通大学城市学院(中国・西安市)の皆さんと、インターネットのビデオチャットを利用した国際交流を行い、日本発信活動に取り組みました。
≪参考≫過去の活動のブログ記事
2015年春学期は、愛大側4名、西安側6名のメンバーがオンライン交流を合計4回行いました。
オンライン交流を行う前には、自己紹介のビデオレター(動画)を互いに送り合ったので、どんなメンバーがいて、何に興味があるかを事前に簡単に知ることができました。
西安のメンバーの中には、自己紹介以外にも、西安の街や自分の故郷を紹介したビデオを送ってくれた方もいました(動画①、動画②)。
合計4回のオンライン交流では、毎回テーマを決めて、テーマに沿った内容を発表したり、聞きたいことを互いに質問したりしました。
第1回(5月21日)と第2回(5月28日)は、「自己紹介と質問」というテーマで交流しました。ビデオレターで話した内容に対してさらに質問をするなどして、お互いのことを知ることができました。温泉について、玉(ヒスイ)の意味について、日本の小説について、外国語の勉強法についてなど、さまざまなことが話題にのぼりました。
≪愛大生の感想≫
西安の方たちの日本語がとっても上手だったおかげでたくさんコミュニケーションがとれたと思います。他の国の人と一時間も話したことは初めての経験だったので、とてもいい経験になりました。中国語がんばりたい!(現代中国学部・1年)日本のことを聞かれたときに自分の国について理解していないと答えることができないのでもっと日本のことを知りたいと思った。(現代中国学部・1年)
第3回(6月11日)のオンライン交流では、「日本と中国の大学生活・大学の外での生活」をテーマに、日本側は部活動やアルバイトや文化祭について話しました。また、中国側は中国の学生の寮生活について話しました。
≪愛大生の感想≫
中国の寮生活についてたくさん質問でき、知ることができた。同じ大学生でも生活様式が違って興味が持てた。(現代中国学部・1年)準備不足で会話が行き詰ったりして申し訳なく思った。分かりにくい日本語を話してしまったかなと思うことが多かった。(国際コミュニケーション学部・1年)
知らないことを知ることができて、楽しい一方、参加者の感想にあるように、うまく説明ができなかったり、伝えることができなくて反省することもあるようです。例えば「文化祭」や「端午の節句」など、日本と中国で共通のイメージを持っていないことについて伝えるのは簡単ではないかもしれません。
第4回(6月25日)では、日本と中国の文化の違いについて調べたことを発表し、話し合いました。修学旅行について、果物の値段、生の食べ物を食べることについて、列への割り込みについて、ネット事情、トイレ事情など、さまざまなことが話題に上ったので、双方の学生は興味津々で、楽しく会話をすることができました。
≪愛大生の感想≫
今日は日本と中国の文化の違いについてネットで見た情報など実際に聞くことができたのでとてもおもしろかったです。(現代中国学部・1年)日本とは違うところをたくさん知れて勉強になりました。スイカの値段の違いにびっくりしました。(現代中国学部・1年)
また、春学期の交流を振り返って、西安交通大学城市学院の先生から感想をいただきましたので、紹介します。
≪西安交通大学城市学院の先生の感想≫
今までの交流では、城市学院の学生たちは愛知大学の大学生といろんなテーマで交流できました。時にはうまく説明できなかったり、言いたいことが伝わらなかったりすることもありましたが、それでも少しずつお互いのことが理解できるようになり、とてもいい経験になったと思います。交流とは一度だけのものではなく、積み重なって生まれるものなのだ、というふうに感じました。
西安交通大学城市学院のみなさん、ありがとうございました。
2015/07/02
「現地プログラム」で留学中の現代中国学部の学生から、留学生活の様子のレポートをお届けします。このシリーズ記事を担当するのは、「現プロさくら組・特派員グループ」のみなさんです。
3月から始まった現地プログラムも、マレーシアに行っていた11名の学生は先日6月22日に留学を終えて日本に帰国、中国と台湾でも残りわずかの期間を残すのみとなりました。
今回お届けするのは留学生活に慣れて充実した毎日を送っている5月のレポートです。
≪中国からのレポート≫
現プロが5月で半分過ぎました。ここで私たちの南開大学の生活について紹介します。
左:私たちの宿舎の愛大会館です。右:1階のロビーです。
居室にはシャワー、トイレ、ベッド、クローゼット、机、椅子、テレビ、空気清浄機、ネット環境などがあります。
教室も会館内にあるので寝坊しても心配ないです(?)。レストラン、売店もあります。
大学内には食堂がいくつかあります。
職員食堂の中にはご飯と選べるおかず2種が7元(約140円)で食べられるお店があります。
卵焼きやチキン、野菜などをナンみたいなパンに挟んで食べる「大餅」もおいしいです。
学内のどこへ行くにも新開湖の横をよく通ります。湖畔には楽器を演奏する人がいます。
(「現プロさくら組・中国」りらっくま)
≪マレーシアからのレポート≫
<語学パートナーと運動会>
5月11日、語学パートナーと運動会を行いました。種目は、ドッジボール、綱引き、リレー、二人三脚でした。たくさんの語学パートナーが運動会に参加してくれ、新聞記者の方まで取材に訪れていました。グループは4チームに分かれ、1グループ7人ぐらいで競いあいました。運動会は、自分の語学パートナー以外の人ともたくさん触れ合うことができるとても良い機会となりました。<南方大学卒業式>
愛大生5人で5月24日、卒業式に参加しました。日本と、マレーシアの卒業式は全く違うように感じました。まず、卒業式では中国語のほか、英語、マレー語とたくさんの言語が話されていました。さらに、卒業生一人ひとりが卒業証書を受け取り、先生たちと写真を撮っていました。また、合唱部が歌を歌ったりと、マレーシアの卒業式は日本より盛大に感じました。<美食(学内のイベント)>
愛大生5人で、「美食」というイベントに参加しました。バスで30分のところにある新山福建会館というところに行きました。最初は、福建料理の紹介をしてくれ、それからみんなで一緒に福建料理を食べました。そのあとは、歴史文物館に行き南方大学の学生が新山と福建省の人との歴史について資料と照らし合わせながら説明してくれました。このイベントには学生だけでなく地元の人や先生たちも参加していたので、とても多くの人と交流することができました。<母の日>
英語の語学パートナーと一緒に母の日を祝いました。この日は、パートナーのいとこも来ていてみんなで盛大に祝うことができました。マレーシアでは、母の日は家族や親せきと一緒に食事をし、最後にケーキを食べるという習慣でした。日本だと、プレゼントを贈るのが一般的なので、文化の違いを感じる一日でした。食事をした後は、大学に行きみんなで記念に写真を撮りました。一緒に祝うことができてよかったです。
(「現プロさくら組・マレーシア」まよ)