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2015/02/20

2/14 第4回グローバル人材育成講演会『高倉健と中国』を開催しました!

2月14日(土)、第4回グローバル人材育成講演会『高倉健と中国』を開催し、250名にのぼる多数の来場者を迎え大盛況のうちに終了しました。

第1部は一橋大学大学院社会学研究科外国人客員教授の晏妮 (アン ニ) 氏をお迎えし、「高倉健はなぜ中国の国民的スターとなったのか」をテーマに講演が行われました。

晏妮氏からは、高倉健主演映画「君よ憤怒の河を渉れ(中国語名:「追捕」)」(1976年)が中国で一大ブームを巻き起こした背景を、文化大革命後の10年間の文化的空白を感じていた当時の社会や人々の日常に焦点を当て、講演されました。

第2部では、映画監督・降旗康男氏と晏妮氏との対談が行われました。対談の中では、高倉健さんとの思い出話から、その男らしくも細やかな気遣いにあふれた人柄を垣間見ることができました。
また、降旗監督作品の「あなたへ」(2012年)は高倉健さんの遺作となりましたが、次回作として、人の老いや人生の総決算をテーマとした映画が構想されていたことも紹介されました。

中国において、日本や日本文化、日本人を代表する人物であった俳優高倉健を偲ぶ貴重な講演となり、来場者はすっかり引き込まれていました。

当日の様子は中日新聞ウェブサイトにも掲載されていますので、併せてご覧ください。

中日進学ナビ:故高倉さん中国でも人気 日中映画研究者 アンニさんが講演




カテゴリー:講演会, 過去のイベント開催情報

2015/02/04

2015年春季の台湾交流にまもなく出発します!

日本と台湾の大学生が、夏季は日本で、春季は台湾で約10日間ずつ合宿をしながらグループでフィールドワークを行う「台湾交流プログラム」。今年の春の交流は2015年2月9日から2月14日の日程で行われますが、台湾に向けて出発する日もいよいよ迫ってきました。

今回の行先は、台湾の宜蘭というところです。宜蘭という地方都市は、「雪山トンネル(雪山隧道:台湾にある北宜高速公路のトンネル)」の完成により、さまざまな影響を受けたそうです。そこで今回は、地方都市の都市開発の前と後を学ぶ、をテーマに、宜蘭をフィールドとして小グループに分かれて地方都市のコミュニティの生活や文化を調べます。

今回、愛大からは、12名が台湾交流プログラムに参加します。今回も、12月頃から約二か月間、東海大学(台湾・台中市)、人間環境大学(日本・岡崎市)からの参加メンバーとスカイプやフェイスブックを通じてグループミーティングを重ね、事前調査を行ってきました。

また、愛大では週に一回、定例会を行い、愛大の参加者全員が顔を合わせて、各グループの進捗状況を確認しあったり、事前学習で調べたことをシェアしたりしてきました。こうした事前学習や、準備が必要な事柄は、学生が主体的に進めてきましたが、参加者は、みな協力的にチームワーク良く進めていました。

先日1月28日(水)には、出発前の最後の定例会を行いました。
試験期間が終わってからの短い時間に、分担執筆した「台湾交流のしおり(愛大用)」も完成、しおり責任者から各自に手渡されました。
最後に、全員が台湾交流に向けての抱負を述べましたが、参加者はそれぞれに、目標を持って参加していることがうかがえました。



左:最終の定例会にて。担当教員からも注意と励まし
右:みんなで協力して作った愛大用のしおり

参加者の皆さん、ぜひ、安全に十分留意しながら、たくさんの収穫を得られるように頑張ってきてください。

カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

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