2014/10/22
外国語による授業の紹介「総合科目13 Economics」
10月17日(金)は、名古屋大学大学院経済学研究科の柳原光芳教授をお招きし、『Economic Growth –From Data to Theory-』というテーマで、英語による講義が行われました。
柳原教授は、マクロ経済学、経済成長理論、財政を研究の対象とし、特に最近は教育の経済成長に与える影響の理論的分析に関心を払われています。
今回は、まずGDPとはどういうものであるかを説明された上で、GDPが増えていく、つまり経済が成長していく要因について、基本的なメカニズムを紹介して下さいました。その際、日本のマクロ経済のデータを用いて具体的に触れられ、日本の経済成長において、教育による人的資本蓄積の重要性について示唆されていました。
本講義は共通教育科目であり、経済学部生ではない学生も多数履修していますが、学生の理解に合わせ、さまざまな身近な例を取り上げながら、丁寧に説明がなされていました。学生たちも、経済成長のメカニズムを英語で理解しようと真剣に取り組んでいました。