カテゴリー: 中国語

2015/07/09

第4回グローバル人材育成ワークショップを開催しました

7月3日(金)、加藤嘉一氏を迎え、「個として中国とどう向き合うか」をテーマにワークショップを開催しました。

今回で3年連続となる加藤氏の講演では、12年半にわたる中国、アメリカでの生活を踏まえ、
外国で日本人が中国を発信することの意義や、自分の足で現場に向かい自分の目で確かめることの大切さ、使命感と無用性など、
自身の実体験を交えお話しいただきました。外国語を学ぶことによる世界観の広がりや今後のビジョンについても
お話しいただき、参加した学生は熱心に聞き入っていました。

今回のワークショップは約100名もの学生・教職員が参加し、参加した学生からは多くの意見・質問が出され、
盛況のうちに終了しました。


カテゴリー:ワークショップ, 中国, 中国語, 留学

2015/07/07

さくら21プロジェクト・愛大で世界とつながる 中国・西安の大学生とオンラインで国際交流 ~2015年度春学期編~

さくら21プロジェクトの課外活動として2013年度から実施している西安の大学生とのオンライン交流も三年目を迎えました。今年の春学期も、西安交通大学城市学院(中国・西安市)の皆さんと、インターネットのビデオチャットを利用した国際交流を行い、日本発信活動に取り組みました。
≪参考≫過去の活動のブログ記事

2015年春学期は、愛大側4名、西安側6名のメンバーがオンライン交流を合計4回行いました。
オンライン交流を行う前には、自己紹介のビデオレター(動画)を互いに送り合ったので、どんなメンバーがいて、何に興味があるかを事前に簡単に知ることができました。



左:自己紹介ビデオ撮影中
右:西安より「はじめまして!」(写真はビデオのキャプチャ画像)

西安のメンバーの中には、自己紹介以外にも、西安の街や自分の故郷を紹介したビデオを送ってくれた方もいました(動画①動画②)。



ビデオには西安の観光スポットの紹介もありました!

合計4回のオンライン交流では、毎回テーマを決めて、テーマに沿った内容を発表したり、聞きたいことを互いに質問したりしました。

第1回(5月21日)と第2回(5月28日)は、「自己紹介と質問」というテーマで交流しました。ビデオレターで話した内容に対してさらに質問をするなどして、お互いのことを知ることができました。温泉について、玉(ヒスイ)の意味について、日本の小説について、外国語の勉強法についてなど、さまざまなことが話題にのぼりました。

≪愛大生の感想≫


西安の方たちの日本語がとっても上手だったおかげでたくさんコミュニケーションがとれたと思います。他の国の人と一時間も話したことは初めての経験だったので、とてもいい経験になりました。中国語がんばりたい!(現代中国学部・1年)

日本のことを聞かれたときに自分の国について理解していないと答えることができないのでもっと日本のことを知りたいと思った。(現代中国学部・1年)


第3回(6月11日)のオンライン交流では、「日本と中国の大学生活・大学の外での生活」をテーマに、日本側は部活動やアルバイトや文化祭について話しました。また、中国側は中国の学生の寮生活について話しました。

≪愛大生の感想≫


中国の寮生活についてたくさん質問でき、知ることができた。同じ大学生でも生活様式が違って興味が持てた。(現代中国学部・1年)

準備不足で会話が行き詰ったりして申し訳なく思った。分かりにくい日本語を話してしまったかなと思うことが多かった。(国際コミュニケーション学部・1年)

知らないことを知ることができて、楽しい一方、参加者の感想にあるように、うまく説明ができなかったり、伝えることができなくて反省することもあるようです。例えば「文化祭」や「端午の節句」など、日本と中国で共通のイメージを持っていないことについて伝えるのは簡単ではないかもしれません。

第4回(6月25日)では、日本と中国の文化の違いについて調べたことを発表し、話し合いました。修学旅行について、果物の値段、生の食べ物を食べることについて、列への割り込みについて、ネット事情、トイレ事情など、さまざまなことが話題に上ったので、双方の学生は興味津々で、楽しく会話をすることができました。

≪愛大生の感想≫


今日は日本と中国の文化の違いについてネットで見た情報など実際に聞くことができたのでとてもおもしろかったです。(現代中国学部・1年)

日本とは違うところをたくさん知れて勉強になりました。スイカの値段の違いにびっくりしました。(現代中国学部・1年)


また、春学期の交流を振り返って、西安交通大学城市学院の先生から感想をいただきましたので、紹介します。

≪西安交通大学城市学院の先生の感想≫


今までの交流では、城市学院の学生たちは愛知大学の大学生といろんなテーマで交流できました。時にはうまく説明できなかったり、言いたいことが伝わらなかったりすることもありましたが、それでも少しずつお互いのことが理解できるようになり、とてもいい経験になったと思います。交流とは一度だけのものではなく、積み重なって生まれるものなのだ、というふうに感じました。

西安交通大学城市学院のみなさん、ありがとうございました。

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 西安交流

2015/05/25

「朗読スピーチサークル」が今年も始まりました!

中国語の発音・会話能力向上を目的とした「朗読スピーチサークル」が今年も始まりました。
今年も劉乃華先生のご指導の下、秋に開催される各種スピーチコンテストへの参加を目標に、発音・会話練習を行います。

劉先生からは「外国語を学ぶということは、言葉を学ぶだけではなく、その国の文化や習慣を知ることでもあります。中国人留学生との練習を通じて、言葉だけでなく、中国の文化も学んでください。また、日本人は読むことや書くことは問題ない場合が多いですが、“話す”ことは苦手としています。だからたくさん練習をして、上手に話せるようになりましょう。」と学生にメッセージを送りました。

初回は約20名の学生が参加し、講義形式の解説を受けた後、中国人留学生と共に会話練習・発音練習を行いました。既に習った単語も繰り返し発音練習をしました。

発音練習を約1時間した学生は自信がついた様子でした。
今後の学生たちの活躍にご期待ください!



カテゴリー:中国語, 朗読スピーチサークル

2015/05/21

「愛大笹島茶館」今年度も始まりました!

現代中国学部1年生を対象とした中国語会話を楽しむ会「愛大笹島茶館」が今年も始まりました。テレビ会議システムを利用し、リアルタイムで天津事務所の張所長と会話練習を行います。

初回は17名の学生(上限人数に達したため、参加できなかった学生も!)が参加し、「挨拶」をテーマに練習しました。
張所長からは「間違いを恐れず、習ったことはなんでも口に出してみてください!たくさん中国語を聞き、たくさん中国語を話せば、次第に上達できますよ。」と激励をいただき、その後、テキストの朗読を繰り返し行いました。
自分の名前を正しく、そして簡単な挨拶が言えるようになり、学生は自信がついたようです!

この活動は毎週水曜日12:15~12:50の間、講義棟2階さくら21リソースルームにて引き続き行っていきます。



テキストを何度も朗読しました!

カテゴリー:中国語, 愛大笹島茶館

2015/04/30

愛知大学留学生が多くの競技で活躍! 南開大学漢語言文化学院主催の留学生運動会が多くのメディアで報道されました!

南開大学漢語言文化学院主催の年に1度の留学生運動会は、南開大学の一大行事です。今年4月10日、世界50の国と地域から600名の留学生が運動会に参加し、その様子が「天津日報」、「今晩報」(いずれ地元の新聞)、天津テレビ局、インターネット等で大々的に報道されました。
愛知大学の留学生は大活躍をし、縄跳び・二人三脚等の競技で良い成績を収め、見事賞品を獲得しました!

南開大学のホームページにも紹介の記事があります。併せてご覧ください。
http://news.nankai.edu.cn/zhxw/system/2013/04/15/000118154.shtml

カテゴリー:中国, 中国語, 現地プログラム, 留学

2015/04/16

フリースペースで外国語放送を見ませんか?

本学では「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業」の一環として、学内2か所にあるフリースペースで外国語放送を視聴できる環境を整えました。

現在、平日9:00から18:00まで、および土曜日9:00から12:30まで、講義棟2階学生ホール中央と厚生棟5階教務課前フリーススペースにてCNN(英語)とCCTV(中国語)を自由に視聴できるよう大型TVを設置しています。CNNは放送原稿のスクリプトが公開されていますので、併せてご活用ください。多くの皆さんの利用をお待ちしています!
講義棟2階には「さくら21リソースルーム」もありますので併せてご活用ください!

(講義棟2階 学生ホール中央)

(厚生棟5階 教務課前のフリースペース)
5f


教務課前のフリースペースの様子

カテゴリー:中国語, 事務局, 英語

2015/03/31

「第32回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会」にて入賞をした学生が報奨旅行に参加しました!

昨年2014年10月25日に開催された「第32回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会(主催:特定非営利活動法人 愛知県日本中国友好協会/江蘇省人民対外友好協会)」でて2位入賞をした現代中国学部の大竹真璃奈さんが、報奨旅行で中国・南京の東南大学外国語学院を訪問しました。
(※1位入賞をした現代中国学部の堀井さんは、「現地プログラム(中国)」と報奨旅行の期間が重なったため、参加を辞退)
第32回全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会の様子はこちらからご覧ください

その時の様子が東南大学外国語学院のホームページに掲載されました。以下からご覧ください。

(訳文)
2015年3月12日、愛知県日中友好協会事務局長の佐藤豊氏を団長とする第5回愛知県中国語スピーチコンテスト入賞者代表団の6名が東南大学を訪問し、日本語学科の学生と友好的な交流を図りました。

午後3時、代表団は東南大学九龍湖地区に到着し、日本語学部の教員・学生らの熱い歓迎をもって迎えられました。和室では、代表団と同じ学年の大学2年生11名が仲良く交流を行いました。スピーチコンテスト入賞者の代表 永野正男氏の感動的なスピーチは、その場にいた教員・学生の心を動かしました。その後、代表団団長の佐藤豊氏は日本語学科の教員・学生に日本のすばらしい漫談を披露し、日本の伝統的な着物に身を包んだ佐藤氏の落語に観客は大きな拍手を送りました。

交流会後、日本語学部の学生の付添いのもとで図書館・校舎などを見学し、中国の大学の文化や雰囲気を体感しました。このような活動は、愛知県の若者や県民に江蘇省と中国を知ってもらうことへの大きな効果があるでしょう。

カテゴリー:スピーチコンテスト, 中国, 中国語

2015/03/20

マレーシアでの現地プログラムが現地の新聞に掲載されました!

現代中国学部では今年度から「現地プログラム」を「中国・台湾・マレーシア」の三拠点で実施します。マレーシアでのプログラムは3月11日に開講式を行い、その様子が現地の新聞に掲載されました。

本プログラムは南方大学学院(ジョホールバル)で行われ、現代中国学部12名の学生が参加します。現地では中国語をベースに、英語やマレー語も学習することができます。

初回となる今回の開講式は、南方大学学院の関係者や学生らに歓迎され、華やかに催されました。参加学生は6月末まで現地で学習します。学生にとって大きな収穫があることを期待しています。




左:3/12 中国報 右:3/12 星洲日報



3/12 中国報 日本語訳

日本の愛知大学と南方大学学院は現地プログラムを本日開講し、愛知大学現代中国学部の12名の学生を迎えました。4か月間の中国語と英語の学習を通じて、我が国の多民族社会の特徴を理解してくれることでしょう。

南方大学学院理事長の張瑞氏は開講式で、愛知大学と南方大学学院には共通点が多くあり、愛知大学の前身が1901年上海に設立された東亜同文書院である点と、南方大学学院の前身が寛柔中学の専門部であった点などを挙げました。
また、南方大学学院は全国700あまりある国立ではない大学のうち、唯一中国語・英語およびマレー語を学ぶことができる良い環境を有しており、愛知大学の学生にとっては最も適した場所であると述べられました。マレーシアは世界において中華文化・マレー文化・インド文化およびヨーロッパ文化を有する国で、愛知大学の12名の学生はこれらの文化を理解できるほか、南方大学は25名の学生を語学パートナーとして手配しています。

愛知大学学長の佐藤元彦氏はマレーシアの社会環境は中国や台湾とは違い、多民族国家であり、3つの言語とふれあうことができると話しました。

また、愛知大学の学生に対して、今回のプログラムはマレー語を勉強し、マレーシア人がいかにして多言語で交流を行っているかを体感する良い機会であるとし、学生を励ましました。

開講式の出席者は以下の通りです。南方大学学院 拿督 張文強董事長、祝家華校長、華人族群与文化研究所 安焕然所長、国際教育交流センター 張竣文主任、人文社会学院 黄良日院長、愛知大学現代中国学部 松岡正子教授、国際交流センター事務課 村田安係長。

カテゴリー:中国, 中国語, 現地プログラム, 留学

2015/03/18

中国労働関係学院の学生と日本社会調査を実施しました

3月1日(日)~3月7日(土)の1週間、中国北京・労働関係学院から学生15名と引率教員3名が来日し、本学学生の同行のもと、日本国内の企業等においてフィールドワークを行う「日本社会調査」を実施しました。

調査1日目には、日本企業の革新的な取組を知るという観点から、エアコン等のコンプレッサーにおける温度・電流センサーとスイッチで世界トップシェアを誇り、名古屋のベンチャー企業の先駆けでもある「株式会社生方製作所」(名古屋市南区)を訪問しました。調査2日目には、日本企業の労使関係という観点から、トヨタ自動車創業以来の歴史・変遷を学ぶ目的のもと、「トヨタ会館」と「トヨタ鞍ヶ池記念館」を見学し、調査3日目には、産業発展と環境被害という観点から、四日市市の公害問題とそこからの再生を学ぶため、「四日市市環境学習センター」や「昭和四日市石油株式会社」等を訪問しました。

中国労働関係学院の学生たちは、各企業担当者からの説明に熱心に耳を傾け、予定時間を超過するほど積極的に質問し、知ろうとする熱意に溢れていました。同行した本学学生もその積極性に大いに刺激を受けて調査に取り組み、内容の濃い3日間となりました。

フィールドワーク最終日の3月6日(金)には、本調査での学びを発表する報告会を開催しました。中国労働関係学院の学生たちは、自信に満ち溢れたプレゼンテーションを披露し、内容も多角的に考察されていました。参加者はその堂々としたプレゼンテーションに引き込まれていました。


カテゴリー:中国, 中国語, 日本社会調査

2014/12/22

「西安交流」活動報告

さくら21プロジェクトの活動の一つである「西安交流」。先日12月9日、秋学期の最後となる「オンライン交流」を終え、今年度の活動はこれで一区切りとなりました。

以下、参加した学生からの活動報告をお届けします。 (以前の活動の記事はこちら


西安交流(秋学期)は、9月から12月の間で月に一回活動が行われました。毎回テーマに沿って交流が行われ、秋学期の交流では3つのテーマで発表・質問をしました。

第一回目は「私の故郷紹介」というテーマで自分の故郷について紹介しました。地元の紹介はもちろんのこと、お祭り、お城、特産品などの発表もしました。この交流に先立ち、事前にビデオレターの交換が行われていましたが、日本語・中国語を使い、どれも個性溢れるビデオレターでした。みんな、お互いに興味津々でした。


左:西安から送られてきたビデオを鑑賞。紹介される地名や食べ物は初めて聞くものばかり
右:はじめまして!オンライン交流で、新メンバーとの初対面。


さらに、第二回、三回目では「外国語学習について」話し合いました。主にここでは、中国語・日本語の勉強の仕方、悩みについて語学の向上に向けて意見を出し合いました。また、将来の目標についても話し合い、「そもそも、どうして中国語・日本語を勉強しているのか」などの質問をし、よりお互いに理解を深めました。


言葉で通じないときは、中国語や日本語を文字で書いて伝える

第四回目は、調べ学習をしたうえで名古屋・西安について互いに発表し、質問をしました。実際に、名古屋名物の画像を見せたり画用紙に書いたり、「やさしい日本語」を使い工夫しながら相手にわかりやすく伝えました。いざ質問されると、意外にも知らないことがたくさんあり、より日本を理解する場でもありました。

交流前、今日話すことを調べて準備。そしていざ交流。


交流が盛り上がってくると、なぜかだんだんカメラに寄り気味に


西安交流では、このように授業とも一味違った雰囲気で日本・中国を直に感じることができます。また、日本について発表をする場でもあります。普段、大学にいてもなかなか経験をすることができないことばかりです。最近ではSkype以外でも「WeChat(中国でよく使用されているメッセンジャーアプリ)」を通じての交流も始まりました。疑問に思ったこと・知りたいことをすぐに聞くことができます。皆さんもぜひ、「リアルな中国を感じてみませんか?」きっと、今まで以上に中国のおもしろさに気づくはずです。

(現代中国学部一年 まよ)

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 西安交流

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