2015/07/11
中日新聞社を訪問し、ジャーナリズムの現場を見学しました
さくら21科目である「入門演習(現代中国学部)」では、履修者の日本に対する理解を深めることを目的に、学内外での見学・体験および講演の催しをしています。今年度は三つのプログラムが用意されており、そのうちの一つである「新聞社見学と講演」の学外活動が6月20日に行われました。
≪関連リンク≫
先日6月4日に行われた学外活動(株式会社あいやの見学・体験と講演)の記事はこちら。
今回の学外活動では、中日新聞名古屋本社を訪問しました。下記はこの活動に参加した学生からの報告です。
まず、中日新聞社で見学させていただいたのは編集局でした。
編集局はとても広く、一つのフロアに各部署が全てまとまっているというのは、日本でも珍しく、あまり見学もされる事はないということで、貴重な場をみる事ができたと思います。そこでは、取材によって集められたどの情報を記事にし、どの写真とともに載せるかを決めることや、形となった記事の誤字・脱字の確認はもちろん、内容の確認も複数回に渡って行われながら記事をつくりあげていました。続いて、新聞印刷の過程を見学させていただき、新聞の原本から新聞ができる様子を見ながら、印刷場の方から丁寧に説明してもらうことで、より理解することができました。
最後には、編集を行うに当たって大切なことや、外国特派員の経験がある方の海外での取材経験を話していただき、どのお話も新鮮で、とても興味深かったです。
この新聞社見学によって、いつも目にしている新聞の知らなかった事を知ることができたので、新しい視点で新聞を見ることができるようになったように思います。
特に驚いたのは、紙面を印刷する新聞用紙が大きなロール状になっていたことです。
この用紙が「輪転機」と呼ぶ大きな印刷機に取り付けられ、高速回転で印刷され、新聞紙の姿になっていくそうです。編集においての情報の取捨選択の仕方などを聞くことができたので、これからのレポート作成や、情報発信の機会などには参考にしていきたいと思いました。
(現代中国学部一年・森山)
カテゴリー:さくら21