2016/03/31

ちゅまちゅまマレーシア#1 ~現プロ(マレーシア)からの日本発信レポート~

現地プログラムにて南方大学(マレーシア・ジョホールバル市)で留学中の学生から届いた日本発信レポート「ちゅまちゅまマレーシア」を紹介します。

※日本発信レポートについてはこの記事を参照

3月14日 マレーシアの中華料理


今日は語学パートナーが中華料理屋に連れて行ってくれました。マレーシアでお茶を頼むと、基本的に甘いお茶ばかりですが、今日行った中華料理屋の中国茶は日本のようなお茶で久しぶりに飲んだ気がしました。マレーシアは辛い料理がとても多く、語学パートナーの子はいつもどれが辛いか教えてくれます。なんで日本人は辛いワサビを食べられるの?と聞かれたので、唐辛子とかの辛さとはまた別だから食べられるよ、と答えました。

3月19日 日本が過去に犯した戦争について


現地の子と楽しく話しているとき、過去に日本がこの地域を占領していたという話になり、彼は日本人がここで使っていたバナナの絵のある紙幣(※注)を見せてくれました。当時マレー人はバナナを食べていなくて日本人が食べているのを見て食べ始めたそうです。聞いただけなので正しい話かどうか判りませんが日本とマレーシアの意外な関係に驚きました。一方ここで戦争していたことさえ知らなかった自分を恥ずかしく思いました。

(※注)第二次世界大戦中、日本軍が現地で発行した軍用手票。紙幣にバナナの木が描かれていたので「バナナノート(Banana Note)」とも呼ばれていた。

3月21日 語学力について


日本人の語学力についてどう思うかを現地の学生に聞いたところ、日本人はもう少し色々話せたほうがいいよね、という話になりました。なぜかと言うと、マレーシアは多民族国家であり、この学校のほとんどの学生がマレー語、英語、中国語を話すことができるからです。彼女は日本には日本人以外は少ないから独自の考え方や言語のあり方があると言っていました。言葉の言い方が優しかったり、はっきりした言葉があまりない印象があると言っていました。なるほどと感じました。確かに、もっとたくさんの言語に触れるべきだと考えます。

留学が始まって2週間。現プロでは、語学だけに留まらず、現地の大学生との国際交流の中で、新しい発見や習慣の違いを学んでいるようです。現中生の視野が日々広がっていく様子が伝わってきます。次回の報告もどうぞお楽しみに!

カテゴリー:さくら21, ちゅまちゅまマレーシア, マレーシア, 現地プログラム, 留学

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