カテゴリー: 英語

2015/06/16

さくら21プロジェクト・おもてなしOne day tripを実施しました!

さくら21プロジェクトでは、2015年度も「おもてなしプロジェクト」の活動を行っています。新入生など、やる気のある新メンバーも多く加入し、毎週、学内でミーティングをしています。今年もJICA中部の研修員の方々に喜んでいただけるような活動を積極的にしていきたいと思っています。

≪おもてなしプロジェクトとは≫
JICA(独立行政法人国際協力機構)では、開発途上国から各分野の開発の中核を担う行政官や技術者、研究者等を研修員として日本に招き、それぞれの国が必要とする知識や技術に関する研修を行っています。

研修員受入事業60年 -日本の経験・知見を伝える-(ダイジェスト版)
(YouTubeのJICAチャンネルより)

この研修に参加する多様な国籍の研修員の方々に対し、愛大生が名古屋の見どころに案内し、おもてなしをするという活動です。
過去の活動はこちら。

2015年度初のおもてなしTRIPを5月23日に実施しました。
下記は参加者からの報告です。


今回は東山動物園に行く企画をしていましたが、研修員の方たちの要望にお応えし、ショッピングコースになりました!今回は7人の研修員の方をおもてなししました。

栄まではみんなで地下鉄に乗って行きましたが、そこで皆さん各々買いたいものがあり…、急きょ大須に2組と栄に2組で分かれて案内しました。




One day trip前の打ち合わせ(@JICA中部セミナールーム)


【大須担当】

私は研修員さんと2人きりで大須を探索しました。
1日中2人きりということで、最初は心を開き合うことや、希望に沿ったお店に英語で案内するのも、店員と研修員の方の通訳することも困難でした。でも、時間が経つにつれて、意思疎通が可能になり、最終的にはお互いのプライベートな話題まで話すまでになったのです。
今まで、英語を話すなら英米人!と思っていましたが、英米圏以外の人でも十分に英語での会話を楽しむことが出来ます。お互い英語が母国語ではないからこそ一生懸命伝えようとした結果仲よくなれたと、体験を振り返り感じることができます。
自分たちの母語を越えてコミュニケーションを取ることは、互いにとっての異文化を分かち合う意味も含めて、本当にすばらしいことです。それは、留学しないとできないこと、と思われがちですが、そのようなことはありません。このトリップでも十分に可能なのです。
いかにお金をかけずに、英語を使う機会を増やすかということも考えさせられました。学生のうちにしかできない1つが、このトリップだと思います。また参加したいです。最高でした。(By こうさか)




研修員のみなさんと記念撮影(@JICA中部)


今回初めて参加しました。私は大須担当でJICAの研修員さん3人と同行しました。みなさんものすごく優しい方たちで日本にとても興味があり素敵な1日を過ごせました。最後まで担当した2人のトルコの方とはこのOne day tripを通して仲良くなりお互いに連絡を取り合い、おもてなしトリップ後も2人とお食事に行きました!
今回のおもてなしトリップ通して海外の方と仲良くなり、日本や他国のことを双方知ることが出来てとても良い経験ができました。これからもどんどん積極的に参加していきたいです!(By あいか)

【栄担当】


左: JICA中部のカフェでの一枚 右: 栄で記念撮影。有名人と遭遇デス!!

トリップの準備は何回も参加していましたが、今回、初めて実際のトリップに参加しました。結局、計画通りにはいきませんでしたが、意外とこのような経験もためになりました。研修員の方々と計画について話し合う等のやり取りが勉強になりました。そして、買い物をする時に研修員のみんなが買いたがっている物が分るようになり、そこから、文化や国の違い等を学びました。私も留学生です。日本人学生との様々な活動を通し、楽しく活動しています。いろんな国からの友達ができました。今後も積極的に参加したいと思います!(By アニサ)


左: みんなでランチタイム♪ 右: お気に入りのお洋服をゲット

私たちは、研修員さんたちのお買い物をお手伝いしました。服や靴のサイズなど、日本語表記しかないところもあり、外国の方にとっては、買い物するのも大変だと思います。そこで、私たちは通訳をしながら買い物を手伝い、少しでも役に立てるように頑張りました。栄で買い物をした後は、名古屋駅に戻り、電化製品などの購入のお手伝いをしました。皆さん家族へのお土産などたくさん買いものをされていました。(By ななせ)

【まとめ】

今回は、当日の予定変更で戸惑うこともありましたが、臨機応変に対応することができました!参加学生一人ひとりが、積極的に行動することができたと思うので、とても楽しい時間を過ごすことができました!参加してくださった研修員のみなさん、One day tripをサポートしてくださったJICA中部のスタッフのみなさん、どうもありがとうございました。

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2015/04/16

フリースペースで外国語放送を見ませんか?

本学では「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援事業」の一環として、学内2か所にあるフリースペースで外国語放送を視聴できる環境を整えました。

現在、平日9:00から18:00まで、および土曜日9:00から12:30まで、講義棟2階学生ホール中央と厚生棟5階教務課前フリーススペースにてCNN(英語)とCCTV(中国語)を自由に視聴できるよう大型TVを設置しています。CNNは放送原稿のスクリプトが公開されていますので、併せてご活用ください。多くの皆さんの利用をお待ちしています!
講義棟2階には「さくら21リソースルーム」もありますので併せてご活用ください!

(講義棟2階 学生ホール中央)

(厚生棟5階 教務課前のフリースペース)
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教務課前のフリースペースの様子

カテゴリー:中国語, 事務局, 英語

2015/03/24

さくら21プロジェクト・第5回おもてなしTRIPを実施しました②

記事①につづき、2月21日に実施した、第5回おもてなしTRIPの報告をお届けします。

≪B班の報告≫


私たちの班はナイジェリアからの研修員お2人をアテンドしました。
チュクムさんは前回(2月8日)のトリップにも参加されていて、今回2回目のおもてなしトリップでした。
オリエンテーションで行ったアイスブレーキング(※注)では、お互いの緊張感がほぐれ、ゲームを楽しめました。

(※注)アイスブレーキングとは、初対面の参加者同士の緊張をほぐすためにするゲームなどのアクティビティを指します。

<熱田神宮>
名古屋駅から地下鉄に乗ってみんなで話をしながら移動しました。熱田神宮では、前もって下見をしていた愛知大学のおもてなしメンバーが、一生懸命英語で熱田神宮について説明をしました。事前に自分たちがその場所や、作法の意味、仕方など知っておくことは、やはり大切だと思いました。
鳥居をくぐる前に一礼をすることや、参拝、手水の仕方を私たちがお手本を見せながら、研修員の方にも実際にやってもらい、知ってもらいました。宗教上、参拝はできない方もいらっしゃいましたが、研修員の方たちは来るのが初めてだったようで、日本の神社に興味をもって一緒に楽しむことができました。




熱田神宮にて。手水の仕方を実演。


<大須>
ここはA班とB班に分かれてアテンドしました!まず、大須観音に行き熱田神宮とは違った日本のお寺を見てもらいました。エスダさんはいつもビデオカメラで撮影していて、興味津々でした。
その後、みんなで和食を食べに行きました。研修員のお2人は、豆腐を食べたことがなかったらしく、初めての味に驚いていました。ランチタイムはナイジェリアの独特な英語の話など、私たちが知らないナイジェリアのことについて話してもらい、とても楽しかったです。



大須のお寺見学とランチタイム。



お土産は日本茶が買いたいということで、お茶屋さんを探し、お買い物のお手伝いをしました。100円ショップでは、「本当にこれが全部100円なの?」と少し驚いていました。100円はとても安いと言ってお土産をたくさん買っていました。




プリクラで記念撮影。目がキラキラしてます☆


その後はゲームセンターにいってプリクラをとりました。ここでも初めて見るプリクラにびっくりしていました。撮った写真がシールになってでてきて、プリクラを渡すと喜んでもらえたのでよかったです。プリクラも日本独特の素敵な文化だと思いました。
帰るときにクレーンゲームを見つけて研修員の方が何回か挑戦しましたが、難しくてとれませんでした。でも、楽しんでもらえたようです。



大須商店街・招き猫前で記念撮影。


今回もとても充実したトリップを行えました!一つ一つの活動を大切にして、また次につなげていきたいです。

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2015/03/24

さくら21プロジェクト・第5回おもてなしTRIPを実施しました①

2月21日に実施した、第5回おもてなしTRIPの報告です。
過去の活動はこちら。



今回、愛大のおもてなしメンバーは、「歴史コース」として、熱田神宮などに行くコースを計画。二つの班に分かれて、研修員二名ずつをアテンドしました。熱田神宮に行くのはおもてなしTRIPでは今回が初めてです。

≪A班の報告≫

今回トリップに参加してくれたのはナイジェリア出身のチュクムさんとエスダさん、ケニア出身のアルフレッドさんとケンさんです。

最初にJICA中部で今日のトリップがどのようなものか説明を行い、その後、研修員の皆さんと学生でIce breakingという、お互いの壁を取り除く為のちょっとしたゲームをしました。その後、ナナちゃん人形の前にて、全員で写真撮影をしました!



JICA中部でのオリエンテーションの様子。英語でプレゼンテーション!ドキドキ!


ナナちゃん人形で記念撮影。今日は、女子高生版ナナちゃんです。


<熱田神宮>
地下鉄で熱田神宮へ行きました。
熱田神宮では愛大おもてなしメンバーから手水舎での清め方、鳥居の真ん中は神様の道だから通ってはいけないということなど神宮でのマナーの説明をしました。
鳥居をくぐる前には一礼してからくぐるというしきたりがあることは日本人の私でも知りませんでした。
みなさん信仰上の都合で、お参りはできませんでしたが、興味深そうにご神木を見たり、神宮独特の雰囲気を感じていました。
美肌になれると言われる清水社では、石塔に水をかけるのは難しいねと研修員の皆さんと話しました。
でも、これで皆美肌になれますね(笑)




熱田神宮にて。鳥居のくぐり方について説明!


<大須>
そして、熱田神宮から大須に向かいました。この日、大須は60周年ということで、お正月のような雰囲気でした。
ここでは人数が多かったため、二班に分かれてお昼ご飯を食べたり、買い物をしたりしました。私はアルフレッドさんとケンさんとまわりました。
お昼は某牛丼チェーン店で食べました。文字だけだとイメージしにくいけれども、メニューに写真が載っていたので選んでもらいやすかったかなと思います。でも牛丼が何なのか、説明後も不思議そうにメニューを見ていました。

昼食後はお土産を買いたいとのことで、靴屋や、時計屋、100円ショップに行きました。
靴や時計を買って、誰にあげるのか聞くと、決めてないけど誰かにあげるという返答が!!
靴を未定の誰かにあげるというのには驚きました。私は、お土産は誰にあげるかを決めてから買うものと思っていたので、不思議な感じがしました。
日本の物は高いと言っていましたが、いろいろなものを買ってくれたので、一緒に来れてよかったなと思いました。




大須商店街散策。60周年のイベントで、商店街が赤で華やかでした。


普段日本で生活していたら出会えないような国籍の人と交流でき、お互いのことや文化を知れて楽しかったです!
4名の研修員さんが参加してくれたことに感謝!!

記事②に続く・・・

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2015/03/17

JICA中部の「インド人研修員による自主研究発表会」に参加して

3月3日にJICA中部で行われた「インド人研修員による自主研究発表会」に参加した学生の感想をお届けします(関連記事はこちら)。

私が今回この発表会に参加したのは、個人的に、インドの人はどんな人なのか、日本のどんなことに関心を持っているのかを知るのが目的でした。

前半のB紙を用いたプレゼンでは、多くは日本のことに関する発表だったが、インドと日本の比較形式だったプレゼンもあり、インドには紙が無いトイレもあるということに特にびっくりした。後半のクールインディア紹介のプレゼンでは、「スパイス」に関する発表で、インドの人はみんなカレーが作れると聞いて、やっぱり国民的料理なのかなと感じた。その他いろいろ、知らなかったことを知ることができて、楽しかった。

また、最後の交流会では、インドについて知りたい事が沢山聞けたので良かった。そして、ヒンドゥー語を少し教えてもらい、その複雑な文字を目の前で書いてもらって興奮したし、主語、目的語、動詞の順の文法だと知り、驚いた。

 私は今回で大学のこのプロジェクトに参加するのは最後だったが、何度か参加してきて一番感じたのが、どんな人とでも人と人とが意志の疎通をはかるために言葉は大事だということ、そしてなにより世界言語である英語の重要性だった。
参加したのは数回だったが、JICA中部での日本文化体験教室等のボランティアも、参加するたび英語がもっと話せるようになりたいという意欲が湧いた。

学内にも留学生はおり、英語でしゃべろうと思えばできる環境もあるが、留学生も日本語ができるので、自分が英語で言い方などが分からなくなるとつい日本語で言ってしまうこともしばしばあったが、JICA中部では日本語がほとんど分からない人ばかりで、自分の中の少ない語彙の中でいかに相手に伝えることができるか、相手の言葉を理解できるかなど自分自身すごく熱心になれた。

留学経験のない私にとっては、いろんな人と会って英語で話せたことがすごく面白かった。また、言葉以外にも、普通に日本で生活していたら会うこともないような国の人たちに会えたこともすごく良かった。うまく言えないが自分の中の世界が広がった感じがするし、駅などで今まで肌の色でこの人外人だな・・・みたいな変な(?)目で人を見ることもあまりなくなったような気がする。多様性に触れることはすごく大事なことだなあ、と思った。

(国際コミュニケーション学部 四年)

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2015/03/17

JICA中部の「インド人研修員による自主研究発表会」に参加しました

3月3日に、JICA中部で「インド人研修員による自主研究発表会」が行われ、本学の学生と教員が発表会に参加しました。
昨年の同発表会に参加したときの記事はこちら

この発表会は、JICA中部が実施する技術協力プロジェクトの一環として約二週間日本に滞在し研修に参加するインドの製造業界の経営幹部38名が、滞在期間中に行った「日本についての自主研究」の成果を発表するというものです。
自主研究というのは、研修員が3人一組になり、来日前にテーマを決め、来日後は短期間でいろいろなところに出向き、データを取り、まとめる、という主体的に学ぶプログラムということです。

発表会会場にはプレゼンテーションボードがいくつも並べられ、その中から好きなテーマのところに行って聞くという「夜店式」のスタイルでした。
13グループの発表テーマは「コミック大好き!~日本vsインド」「ベジタリアンは名古屋で生き残れるか」「日本のトイレバンザイ」など、聞いてみたいと思わせるテーマばかり。テーマだけを見ても、外国人が日本を見る視点をうかがい知ることができます。発表では、内容の興味深さもさることながら、研修員たちがこの研修を将来のビジネスに役立てようとする真剣な姿勢で取り組んでいることがうかがえました。どのパネルの前でも、参加者が興味深くプレゼンを聞き、活発に質問していました。



発表の様子


左:優秀賞に選ばれた発表(「階段とエスカレーター、あなたはどちらを選ぶ?」)の
プレゼンボードの一部
右:第二部のインドの文化紹介「クールインディア」タイム。インドの神様、スパイス、結婚、占い、
インドの映画、インドの観光地が紹介された

発信力を高めたい学生にとっても、この発表会はいろいろなヒントをもらえるものであったと思います。テーマ選び、プレゼン方法、データの使い方、得られた結果をどう次につなげるか。また、研修員の方々が異文化の中で調査を行い発表したという点でも、わたしたちの手本にもなり刺激になるものでした。

関連リンク:インド人研修員による「自主研究発表会」を実施(JICA中部ウェブサイト)

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2015/03/09

さくら21プロジェクト・第4回おもてなしTRIPを実施しました②

記事①に続き、第4回おもてなしTRIPの報告をお届けします。今回は「自然班」からの報告です。

≪自然コースA班≫

私たちの班は、ヨルダン、チュニジア、パレスチナの研修員の方3名を東山動植物園などへアテンドしました。

<東山動植物園>
あいにくの雨の中、今日のメインの動物園へ。絶滅危惧種など普段目にしない動物たちを見て、研修員の方はたくさんシャッターを切り、とても興味津々な様子でした。続いて、動物園に隣接する植物園へ!こちらには、日本の歴史を感じさせる合掌造りの家があり、家の中まで見学できました。当時の暮らしの場が見事に再現されており、これには思わず研修員さんも、当時の人になりきって囲炉裏の前でポーズ!日本独特の雰囲気に、とても興奮している様子でした。そして、最後に立ち寄ったお土産屋では、大きな象のかぶりものを購入する方も。とてもノリノリな様子でした!悪天候の中でしたが、違った視点から日本を楽しめたようでよかったです。



<ランチ>
お昼は、寒かったこともあり東山動植物園の中にある暖房の効いたカフェでランチをしました。カフェのメニューは予想していたよりも少なく、研修員さんは宗教上の理由で食べられない物が多かったようで、紅茶しか頼まれていませんでした。また研修員さんの中にはリンゴを持参している方がいて驚いた反面、どんな国、事情がある方でもいくつか食べ物の選択肢があるお店をもっと念入りに調べておくべきだったなと反省しました。
ここでは、みんなでFacebookを聞きあったり、お互いの教育制度、名前の由来を教え合ったりしました。研修員さん一人一人の名前の意味はとても素敵で、楽しく充実した時間を過ごすことができました。



<A Message to Ahmad, Issene and Eman>
Hello, Thank you for participating in our Omotenashi trip. Did you have a nice time? We were glad to make many good memories with you by talking and looking animals. We hope this trip will become a part of your memories in Japan. Also, it would be great if we have another chance to go out with you. Hope to see you again!

From: Yuka, Kasumi, Haruka and Risa


≪自然コースB班≫

私たちの班は、エジプト出身のアビーアさん、リハムさん、ナイジェリア出身のチュクムさんの3人を迎え行動しました。
東山動植物園では、ほとんどの動物とのツーショットで撮ってほしいと頼まれ、愛大のメンバーは写真係に徹していました。



東山動植物園エントランスにて

昼食はファミリーレストランで食べ、宗教の関係上、アルコール、ポークが食べられないということで、店員さんを何度も呼んで確認しました。

IMG_4297
ファミレスで楽しく昼食♪

昼食後は、アビーアさんが栄のディスカウントショップに行きたいとのことだったので、アビーアさんと学生2人、リハムさん、チュクムさんと学生3人に分かれて行動しました。「家族や友人にお土産を買いたいけど、どれが良い?」と尋ねられ、「これは?」「これは?」と日本らしいものを説明しながら提案し、文化発信ができたと思います。


100円ショップでお土産購入!

皆さんとてもフレンドリーでとても楽しいトリップをすることができました。現在でもFacebookを通じて連絡を取り合っています。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2015/03/07

さくら21プロジェクト・第4回おもてなしTRIPを実施しました①

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、「おもてなしOne day trip」を2月8日に実施しました。

この活動は、日本の国際協力の一つである技術研修を実施するJICA中部で、研修に参加するために滞在している開発途上国の行政官や技術者である研修員の方々に、愛大生が名古屋の見どころを紹介し、おもてなしをするというものです。
(以前の活動の記事:第1回第2回第3回①第3回②

2014年6月に初めてのtripを行って以来、この活動に参加するメンバーも増え、今回のtripですでに実施4回目を数えます。

今回は、初の試みとして、行先の違う二つのコース「歴史コース」「自然コース」を計画し、研修員の方の興味に合わせて行きたい方を選んで参加してもらう、という方法で行いました。

以下、学生からの報告です。

≪歴史班≫

私たちは歴史班で、フィリピン出身のシンシアさんとシャムさんをアテンドしました。
最初に名古屋城に行きました。本丸御殿の障壁画にとても興味を持っていて、写真もたくさん撮っていました!でも、「なぜ虎の絵が描かれているの?」と聞かれた時は、あまりうまく説明することができませんでした。その他にも「シャチホコがのっている意味は?」など、私たちが今まで疑問に思わなかったことについてたくさん聞かれ、自分たちには知らないことがまだまだたくさんあるのだなあと実感しました。
でも、名古屋城の歴史についての展示に熱心に目を通していたり、お土産もいくつか買っていて、とても楽しんでいただけたと思います!


そして、昼食は名城病院に行きました!「病院でランチ!?」と研修員のお二人も驚いていました。しかし、いざ病院の最上階にあるレストランに行ってみると、先ほどまで登っていた名古屋城や、市役所周辺を見渡すことができる素敵な景色に喜んでいただきました。二人の研修員のうち、一人はイスラム教徒、もう一人は魚介アレルギーと制約のある中での食事でしたが、うどんは母国フィリピンの味に似ていてお口に合ったようです。
また、人生の先輩でもあるお二人に日本とフィリピンの文化的な違いや、人生のアドバイスもいただきました。国籍も文化も年齢も違う方々と交流することができるのもこのおもてなしトリップならではの良さですね!



最後に大須へ行きました。
大須は行ったことがあると行っていたのであまり買い物はしないのかと思いきや、結構たくさん買っていました!
一番興味を示していたのは、日本のファッション。日本人はオシャレで素敵だと何回も言ってくださいました。実際に大須でも日本の伝統的なお店よりも若い子達が行くような洋服屋さんや雑貨屋さんが特に行きたそうだったので、何店舗かそういったお店を回り、
かわいいハンドメイドの腕時計、洋服、ポーチ、かばん、などを買っていました!



時には、「どれがいいと思う?」「あなたが好きなのを選んで!」と言われ一緒に選んだり、試着の時も「どう思う?」と言われて意見を言ったりと、ただアテンドするだけではなく一緒になって今回のトリップを楽しむことができたので良かったです!

毎回同じようなトリップをするのではなく、参加される研修員の希望に合わせて行きたいお店をピックアップしたり、時間を調整したりと、予定はしっかりと決めつつも臨機応変に対応することが必要だなと感じました。日本文化の良さを伝えることができたとともに、会話を通してフィリピンの良き文化もたくさん教えていただきました。
研修員に楽しんでいただくだけでなく私達自身も一緒になって楽しむことができたとても充実したトリップでした!今回得た経験を元に次回にも生かしたいと思いました。

②へつづく・・・・・

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2014/12/24

おもてなしTRIP第三弾を実施しました②

記事①に続き、おもてなしTRIP第三弾の報告をお届けします。今回はDグループからの報告です。

≪Dグループの報告≫

私たちはタンザニア出身の研修員さんと共に、ナナちゃん人形をはじめ、名古屋城、大須などを見て回りました。



ナナちゃんのポーズに合わせて


<名古屋城>
まず名古屋城についてから名古屋城をバックに写真を撮りました。作られた年代を聞かれましたが、パンフレットを確認して答えることが出来ました。意外にも名古屋城の塀に積まれている石に興味を持っていて写真を撮っていました。次に最上階までエレベーターを使い、ワンフロアずつ降りて見学しました。最上階から見た紅葉は綺麗でしたが、紅葉している木の種類について聞かれたことは予想外でした。三大武将についても興味がありそうでした。最後に、体験コーナーで実際に石を引いて、どれだけの力が必要であったか体感することが出来ました。研修員の方々も体験を楽しんでいる様子でした。


引っ張って石の重さを体感中! 記念に金シャチとパチリ

<お昼>
お昼は研修員さんの好みを聞いた上で、ハンバーグ屋さんでランチをすることにしました。彼にとってウエイターの服装や呼び出しのベルは珍しかったらしく、それらの写真を取り喜んでいました。畳の部屋で食事をしたことも日本文化を体験するよい機会になったのではないかと思います。また、彼は牛肉であるかにとてもこだわりが強かったので、ソースなどをはじめ、メニューの細かな説明を英語でするのは少し難しかったですが、頼んだ料理には満足してくれている様子だったのでよかったです!初めての味噌汁やお漬物には抵抗があったようですが、好きと言ってくれた時は”日本の味を受け入れてくれた”という気がして嬉しかったです。食事中はお互いの国の観光地の事を話したりと、とても充実した時間を過ごすことができました。



ハンバーグ定食を気に入ってくれました

<大須>
昼食を終え、町人祭に代表される文化や年齢国籍を問わず楽しめる場として知られる「大須」にてショッピングを満喫しました。自国とは異なる雰囲気や売り物にとても興味津々な様子でした。外国人に慣れていない売り場ではあったものの、コミュニケーションをサポートしながら、互いに楽しめる時間となりました。残念ながら研修員の方が探し求めていた物(スマホケース、持ち歩き充電器など)は国で異なる形態のものだったため大須には取り扱っている店舗がなく購入することはできませんでした。しかし解散時には「楽しかった!ありがとう!」と満足感のある表情がうかがえました。アテンドの楽しさを知る一方、下調べの重要性を知るツアーとなりました。



みんな大須で思い思いの品を手に入れました!


<総括>
今回のトリップは各班、1,2人の研修員の方々を案内することになっていたので、前回よりも1人1人の研修員の方と話す機会が増え、より濃密な交流を深めることができました。初めは緊張していましたが、研修員の方々の明るさに助けられ、すぐに緊張もほぐれました。彼らの貴重な日本での時間を全力で「おもてなし」することができてよかったです。また、達成感があった反面、日本文化や歴史、大須における下調べの不十分さも感じました。次回はこの課題を克服したうえでさらに素晴らしいトリップを企画したいと思います。

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2014/12/23

おもてなしTRIP第三弾を実施しました①

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、今回で3回目となる「おもてなしOne day trip」を12月7日に実施しました。

この活動は、日本の国際協力の一つである技術研修を実施するJICA中部で、研修に参加する為に滞在している開発途上国の行政官や技術者である研修員の方々に対し、愛大生が名古屋の見どころに案内し、おもてなしをするというものです。
(以前の活動:さくら21おもてなしプロジェクト  JICA中部研修員と行く名古屋城
サムライのパレードを見る ―おもてなしTRIP第二弾・名古屋まつり―

今回アテンドした研修員の方々は、帰国を目前に控え買い物する気満々の研修員たち。大須商店街に加え、研修員の方々がまだ行ったことがないという名古屋城にも案内しました。

前回・前々回と同様、全員でのオリエンテーションで当日のスケジュールや行先の紹介、アイスブレーキングをした後、出発後はA~Dの4班に分かれて行動しました。
各グループの体験レポートを二回に分けてお届けします。今回は、A、B、C班からのレポートです。

≪A班の報告≫

私たちのグループではタンザニアのエヴァルダさんと、ナイジェリアのイメカさんをアテンドしました。
名古屋城、ランチ、大須巡りをし、大須では研修員の方が求めていたものを一緒に探し、買い物を楽しんでもらうことが出来ました。
特に名古屋城では 研修員の方が初めて見たこともあり、なぜ金シャチが屋根にのっているのか?を聞かれたことは印象的でした。



名古屋城で記念写真!

≪B班の報告≫



アルセネさんとJICA中部を出発!

ルワンダ出身のアルセネさんは、「名古屋城はいつ建てられたの?」や、城壁に使われている岩石を見て「どうやって持ってきたの?」「これは本物?」と実際に触れて歴史的建築物に興味を示していました。アルセネさんは名古屋城の最上階から見える景色を堪能し、自然とも向き合っていました。当日はおもてなし武将隊との撮影会を行っていましたが、残念ながら武将隊と撮影することはできませんでした。それでも直接武将隊を間近で見ることができ、私たちも日本の歴史を楽しむことが出来ました。
大須ではプリクラを一緒に撮り、日本の技術に感動していました。トリップの後には他のJICAの研修員の方に嬉しそうに見せていました。


≪C班の報告≫

私たちC班はコンゴ(コンゴ民主共和国)出身のレヴィさんをアテンドしました。レヴィさんは自分からよく話してくれて本当に気さくな方でした!
コンゴはレヴィさんと出会うまで名前も場所も知らない国でしたが、このトリップを通して日本文化を伝えるのと同時に私たちもコンゴの文化についてたくさん知ることができました。



楽しく名古屋城を観光中!

大須での班行動では、あえて行き先を決めず研修員の方が行きたい場所、欲しいものに合わせて行き先を決めることにしていました。レヴィさんはパソコンのケースとお花を飾れる湯呑みが欲しいとのことでした。
最初はなかなか目当てのものが見つけられずかなり苦戦しましたが、せっかくの機会だから希望通りのものを買ってもらいたいと思い、私たちも必死に探しました。すると、なんとかパソコンのケースを見つけることができました。レヴィさんは長い時間かけ、値段も見比べながら真剣に選んでいました。日本とコンゴでの物価や金銭感覚の差はかなりあるそうで、ケース一つ2、3000円のものを買うのは大きな決断なのかなと思いました。
実際にケースは買いませんでしたが、来ることが出来て良かったととても満足していました。

レヴィさんとの会話の中で、日本人の学生は休日や学校終わりに何をすることが多いのかという質問をされました。バイトをしている学生が多いと答えたら彼はとても驚いている様子でした。
コンゴでは学生がバイトをすることはかなり難しいそうで、レストランなど飲食店で働けることはほとんどなく、大抵は力仕事で働くのは大変なことだと言っていました。また大須の町並みを見て、コンゴとは全然違う景色で日本はとても綺麗だと言っていたのも印象的でした。

最後に、たまたまパソコンのケースのお店の2件隣にレヴィさんが行きたかった湯呑み屋さんを見つけることができました。まさか、こんなに近くにあるとは思わなかったので見つけた時はみんなで喜びました!


いい湯呑みGet!


そして、奥さんと自分用にとても綺麗なピンクと青の湯呑みを一つずつ購入していました。
湯呑みについての質問もいくつかあり、飲み方やお茶を飲む意味など深く質問されましたが、それについてはなかなか答えることができなかったので今後のトリップにぜひ生かしたいなと思いました。
今回、レヴィさんの期待通りのお店に行くことができ、良い買い物ができたようで本当に良かったです。
また、「帰り際には今日みんなで撮った写真は家に帰ったらアルバムにするよ」と言ってもらえて、とても嬉しかったです!コンゴの国についてもたくさん教えてもらいとても魅力的な国でした。私たちもいつかコンゴに行くと約束しました。
日本とはもちろん文化も言葉も全く違いますが一日一緒に過ごしてみるとそんなことは一切感じない、本当に充実したトリップでした!
いつかまた彼に会えるといいなと思います!



昼食でからあげいただきました!

パート②へ続く・・・

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