2014/05/13

「友だちができたよっ!」 天津財経大学との学生交流会

現地プログラムにて南開大学(中国・天津市)に留学中の愛知大学現代中国学部の学生が、4月18日に天津財経大学を訪れ、学生との交流会を行いました。
今回の交流会に参加したのは、愛大生約50名と、天津財経大学の外国語学部日本語コースの学生約50名です。天津財経大学と交流会を行うのは、昨年に続き二回目です。

交流会は三つの教室に分かれ、それぞれの教室で日本人と中国人混成の4〜5人ずつのグループに分かれ、はじめの30分は日本語で、次の30分は中国語でフリートークを行いました。

 


オレの中国語、ボクの日本語、通じるかな・・・。

わたしの中国語、通じたよ! 財経の学生さん、日本語が上手だなぁ。

フリートークの時間には、自己紹介から始まり、各グループさまざまな話題で話をしていました。お互い勉強中の外国語を使っての会話なので、話が通じない場面もあったようですが、同年代ならではの共通の話題や筆談も交えての会話は、笑顔が多く見られ、楽しそうな様子でした。

フリートークの後は、広い天津財経大学のキャンパスを案内していただきました。仲良くなった学生と一緒に、引き続き会話を楽しみながら、食堂や学生宿舎、図書館等を見学しました。

「ここは学食ですよ。」財経の学生さんが学内をガイドしてくれました。

図書館を見学。ふむふむ。日本も中国も図書館は静かデス。

以下に、参加した学生の感想を紹介します。

【愛知大学の学生の感想】

交流した中国人の大学生は、3年生2名と1年生1名で皆日本語が上手なうえ、日本の文化や知識があってびっくりしました。日本の文化については、上野公園の桜が見てみたいと具体的な地名まで出てきて、驚かされました。
また、日本の地震のことや日本における鳥インフルエンザの対策まで質問され、自分が予想していた以上の質問をされて、上手く返答することができませんでした。
他に、お互い語学を勉強しているので、どういう方法で勉強しているのかなども聞いて、良い刺激をもらえたと思います。

日本と中国の違いについて話をしました。日本では外ではあまりバスケットボールはしないとか、大学内にこんなに多くの学生寮がある大学はないという話など、ちょっとした違いを発見できて楽しかったです。私が今回の交流会で得た大きなことは、中国人のおもてなしに触れたことです。私たちが寒いと言っていて、また好きな果物の話をしていたら、ホットの奶茶(ミルクティー)といちごの奶茶を買ってきてくれて、とてもびっくりしたけどうれしかったです。中国での生活が長くなるほど、中国の方の優しさを日々感じることができているのでとてもうれしいです。

 

3対2で中国人の大学生とお話をしました。話は日本語、中国語両方で話し、内容はなぜ中国語を勉強しているかや、好きなもののこと、天津でオススメのスポットや食べ物などを紹介してもらいました。日本語を勉強している中国人の方たちとお話をすると本当に勉強熱心で、自分の中国語のできなさを実感します。
また、話できいていたとおり、物をおごってくれるという習慣が大人だけでなく、若者にもついているんだと今回交流してわかりました。とても楽しかったのでまた機会があったらぜひ参加したいと思いました。

 

【天津財経大学の学生の感想】

すごく楽しかった。このように日本人と向き合って直接に気楽に話せるとは思えなかった。普通先生たちと話すときは、ずっと緊張して「もし間違ったらどうするの」などと心配してなかなか自然に話せない感じである。でも、みんな学生同士だから、ちっとも緊張しないし、事前に何かを用意しなくてもいいし、何かを思いついたら気兼ねなく話すことができ、大体分かり合える。だから自分は思いついたことを自信を持って話した。間違いなんかどうでもいいという感じである。日本学生たちと長年の友達のように話し、そして彼女たちも熱心的に積極的に返事してくれた。時間の経つのは早く、別れる時、なんとなくまだ終わっていないようで、名残惜しい感じである。愉快に歓談して、友達もできて、とにかくいい勉強になった。やっぱり時間が足りない、またやりたいな。

 

私の相手は二人の可愛い女性でした。一人はサッカーが好きで、もう一人は韓国のBIGBANGというグループが好きです。二人とも明るくて、私たちは一緒に会話をしたり、笑ったり、キャンパスを回ったり、楽しい思い出になりました。
 昨年のこの時も留学生との交流活動に参加したことを思い出しました。その時、日本語の会話が全然できないし、初めて日本の留学生とコミニュケーションするし、ずっと緊張していました。しかし、今回の交流会で私は少しも緊張しませんでした。多分、自信を持って話せるようになったのだと思います。
 このような交流会があってよかったと思います。もし中日両国の若者がお互いに理解できれば、将来、中日両国の人々がきっと一層理解できると思います。

 

「一二三,茄子(はい、チーズ)!」天津財経大学のみなさん、どうもありがとうございました!

カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム, 留学

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