月別アーカイブ: 2025年8月

2025/08/25

2024年度“江蘇杯”中国語スピーチコンテストの入賞者が「江蘇省8日間文化旅行」に参加しました!

 昨年12月に開催した「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」で入賞した学生が
8月4日~11日の間、「江蘇省8日間文化旅行」に参加しました!
 本活動は、「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」の主催者の一つである江蘇国際
文化交流センターが中心となって、中国・江蘇省を中心に実施する活動で、今回は、
愛知大学、京都大学、名古屋大学、南山大学の学生8名が参加しました。
 8月4日、同じく同コンテスト主催者の一つである南京大学の海外教育学院で
開学式が行われた後、中山陵や老門東、歴史博物館といった名所を見学し、
甘熙故居では、中国の伝統的な手工芸のひとつである「絨花」を実際に体験しました。
 本活動を通じて、より一層中国の歴史・文化に興味を持つことができたことで
しょう。
 以下、現地の報告です(中国語)。あわせてご覧ください。
https://mp.weixin.qq.com/s/SGNzxU9HV_GFx-5cuuDISg
 なお、今年も江蘇国際文化交流センター、南京大学、本学の主催により
「“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト」を盛大に開催します(2025年12月6日)。
大学の部にて一等賞を獲得した方には、副賞として「江蘇省8日間文化旅行」への
参加権利が授与されます。皆さん、ふるってご応募ください!!
 詳細は以下からご確認ください。
https://edu.aichi-u.ac.jp/global_project/blog/?p=10546

カテゴリー:中国, 中国語, 江蘇杯

2025/08/21

現代中国学部さくら21科目で、多文化交流を経験

 現代中国学部では、最も留学生の多い学部であることを生かして、自分の故郷や文化を互いに紹介したり、協働で制作物を発表したりする「相互交流基礎」「相互交流応用Ⅰ」という授業を開講しています。本年度は、13名の学生が参加し、前半は梅田康子先生、後半は田村の指導の下、主に二つの行事に取り組みました。

 前半は、「台湾交流プログラム」の協働実施校である致理科技大学(台湾)から、応用日語系・津田勤子先生と学生とともに、日本と台湾が同じく抱える「高齢社会問題」をテーマに議論を重ねました。はじめにお互いの自己紹介を作成し打ち解けた後、「りある高齢社会」の大テーマのもと、3つのサブテーマ(「ふところ事情」、「趣味娯楽」、「私生活」)を設定し、台湾と日本の学生の混成チームによる問題の検討と提案を発表しました。普段の授業での日台間の交流はラインやネット会議による議論が中心でしたが、5月20日(火)には致理科技大学の津田先生、6名の学生が愛知大学を訪問し、対面での議論と途中経過の発表を実現しました。最終的には、インタビューや調査に基づく、学生らしい視点からの報告が完成しました。

 後半は、大学生から見たリアルな日本、大学生像を発信する試みを行いました。それぞれ自分の発信したい内容、重要だと思うコンテンツを、あくまで学生目線、身近さを基準に持ち寄って、相談と議論の結果、3つのチームが編成されました。

 「りある大学生」について、本年は例年に比べて時間が足りなかったものの、afterschoolチームは「大学生の放課後はどうなっている?」、ファッションチームは「大学生のファッションの心理」、中部ツーリストチームは「中部ウォーキング」の作品をそれぞれ仕上げました。

この作業に取り組むなかで、自分で考え抜く力、積極的に他者にかかわり発信する力、異なる考えを持つ人々と協働する力を涵養することができました。また、「りある高齢社会」「りある大学生」の作品を完成させるという具体的な作業を通じて、インタビューの作法や著作権の考え方を学び、提案、企画の立て方、議事録の作成、ほかのチームへのコメントの技法など、大学で学ぶべき様々な事柄を学習しました。

 

【授業の様子】

〇第一企画の「りある高齢社会」での一コマから。致理科技大学(台湾)の対面交流の授業では、日本人学生、留学生、致理科技大学生で話し合いながら、それぞれのチームの調査の計画や目的をまとめて発表しました

    〇第二企画の「りある日本・大学生」の一コマから。それぞれの意見を整理、分類し、参加者全員で共通項を見出したり、議論をしながら、テーマを具体化していきました

     

    【成果物】

  • ★中部ツーリストチーム https://youtu.be/-1d1sc6Op4E

 私達中部ツーリストは鉄火巻、まぐろ、そうくん、れいの4人で中部地方の愛知、岐阜、三重、長野の4県それぞれの魅力を調べまとめ上げました。
 グループでパワーポイントの共同編集機能を使用して作成しました。それぞれが自分の出身地について、自分の経験や調査を元におすすめの旅行先のプレゼンを完成させました。
 作品を作る上で、私たちにはどのようにしたらいいかなど工夫を凝らすことに加え、著作権などにも気を使うことが求められ、作品制作の中で楽しみを見出す反面、気をつけなければならないことも沢山ありました。
 私たちが注目して欲しいところは、各県の旅行先の魅力です。それぞれの魅力が伝わるように頑張ったので、しっかりと見て欲しいと思っています。
これを機に行きたいと思ってくれたら嬉しいです。

 

 5人で大学生の放課後について調べました。
 GoogleFormを使用して、35名の愛知大学生にインタビューを行いました。
 GoogleFormを使用したことで、思っている以上に回答が集まったし、とても便利に利用することができました。回答を紹介するスライドでは、円グラフや表などの見てわかりやすく感じてもらう工夫をしたので、そこを注目してほしいです。
 皆さん、自分の放課後の過ごし方には満足してますか?周りの友達の放課後の過ごし方は気になりませんか?この動画を視聴してもらうことで、皆さんの疑問の解決や新しい発見に繋がると嬉しいです!

 

 私たちは、大学生が服を選ぶ理由についてインタビューを行い、それが自己表現なのか、それともただのツールなのかを考察しました。実際に学生に話を聞くと、服の好みや選び方は意外とバラバラで、まとめるのが難しい部分がありましたが、それぞれがしっかりとした考えがあることが分かりました。
 調査をもとに、学生を4タイプに分類し、その特徴を動画で紹介しています。愛知大学に入学予定の方に見てほしい内容で、愛大生の服装の傾向が少しでもつかめるような動画を目指しました。

 

【参加学生の感想】

最後に、本授業に参加した学生たちの授業の感想をいくつか抜粋、掲載します(原文ママ)。本授業的には「りある「相互交流基礎」「相互交流応用Ⅰ」体験」ということでしょうか。このような学びに関心のある学生さんは、次年度のこの授業の履修を検討してみてください。

 

私は今回の講義で、台湾の学生との交流をとても楽しみにしていました。実際に活動を通して、伝えることの難しさも感じましたが、最後まで楽しく参加することができました。同じクラスの愛大生と一緒にプレゼンを作ることになるとは思っていなかったので驚きましたが、それも含めて良い経験となりました。この講義に参加できて本当に良かったです。

この授業でさまざまな能力が向上したと実感した。今までは自分の意見が本当に良いのか不安な気持ちが大きく、中々発信できない場面が多かったが、授業を通してより良い作品を作ろうとしっかり発言する力を身につけることができた。何より1人で動画作成やインタビューなどやりきることができたことで自信がついたので、この授業に参加して本当に良かったなと思った。

台湾の学生の方と実際に会って共通の推しの話をしたり、りある高齢社会の発表の会議をしたり、多くのコミュニケーションの場や異文化交流の場があったのも貴重な経験だった。そして、作品のコメントを発信する機会があったことで、自分で良かったと思っていても、他の人からしたら伝わりにくい表現だったり、もっとこうした方がいいというアドバイスだったり、私の中の新しい発見が多く、成長できたと感じた。最後に、この授業で社会人に必要な能力というのを全体的に底上げできたので、これからしっかり活かしていきたいと思いました。

大学では、これまで一方的に教授の話を聞く授業が多く、自分から積極的に発言したり他の学生と交流する機会があまりありませんでした。しかし今回の授業では、相互交流を重視し、グループで意見を出し合いながら進める形式だったため、とても新鮮で楽しく学ぶことができました。人と話し合わなければ進まない授業の進め方は、自然と自分の考えを整理したり、他者の意見に耳を傾ける姿勢が身につくと感じました。また、普段関わることのない台湾学生の方々と交流できたこともとても貴重な経験でした。文化や考え方の違いを知ることで視野が広がり、多様な価値観を尊重する大切さを改めて実感しました。異なる背景を持つ人とコミュニケーションを取ることで、柔軟な対応力も養えたと思います。
 授業を通して、意見を積極的に出さないとグループの活動が円滑に進まないことや、一人だけがやる気を持っても周囲の協力がなければ成果を上げにくいことなど、チームワークの難しさや大切さについても学びました。これらの経験は、今後の大学生活だけでなく将来の社会生活においても役立つと感じています。
 今回の授業で得た気づきや学びを活かし、これからも積極的に交流や発言を行い、充実した学生生活を送っていきたいと思います。ありがとうございました。

カテゴリー:さくら21科目, 台湾, 留学生

2025/08/12

2025年度江蘇杯中国語スピーチコンテストを開催します!

中部東海地区の高等学校・大学、および南京大学の一部提携大学に在籍する学生を対象に

江蘇国際文化交流センター、南京大学(いずれも中国・南京市)と愛知大学の協力のもと開催します。

 

江蘇杯は、今年で11回目の開催となります。

学習意欲や目的を失うことなく、挑戦する皆さんを応援しています!

ぜひ、本コンテストで日頃の中国語学習の成果を発揮してみましょう!

 

◆ 応募締切:2025年11月7日(金)17:00 ◆

 たくさんのご応募お待ちしております!

 

 2025年12月6日(土) 江蘇杯 中国語スピーチコンテスト

1.主催

江蘇国際文化交流センター、南京大学、愛知大学

2.開催日時

高等学校の部
 2025年12月6日(土)午前

大学の部(朗読部門・スピーチ部門決勝)
 2025年12月6日(土)午後

3.開催場所

愛知大学名古屋キャンパス グローバルコンベンションホール

4.コンテスト概要・申込書・朗読課題文・スピーチ原稿

参加資格、応募方法、賞の内容等、詳細につきましては

2025年江蘇杯中国語スピーチコンテスト実施概要をご確認下さい。

2025年江蘇杯中国語スピーチコンテスト実施概要

江蘇杯中国語スピーチコンテストに関するQ&A

 ↑例年よくご質問いただく中国語の学習歴の計算方法について記載しています。

添付1 2025年江蘇杯 高等学校の部 朗読課題文(2編)

添付2 2025年江蘇杯 大学の部(朗読部門)朗読課題文(2編)

添付3 大学の部(スピーチ部門)2025年“江蘇杯”スピーチ原稿作成について

添付4 大学の部(スピーチ部門)2025年“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト原稿(中国語版、日本語版)フォーマット

【問合せ先】

※問い合わせはメールにてお願いします。
453-8777 愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番6
愛知大学 国際交流課 国際教育推進係
“江蘇杯”中国語スピーチコンテスト実施委員会
E-mail:stglobal@ml.aichi-u.ac.jp

カテゴリー:カテゴリーサンプルその1, 中国, 中国語, 江蘇杯

2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の記事

カテゴリー

月別アーカイブ

ブログ内検索