2015/12/24

さくら21プロジェクト・「留学生と行く!食の国際交流の巻」

さくら21プロジェクトでは、11月29日に「留学生と行く!食の国際交流」という活動を行いました。「留学生と行く!」という一連の活動では、留学生と日本人学生が混合グループを作り、さまざまな活動を企画・実施しています。今回の企画は、留学生の出身国と日本の料理を一緒に作って食べるというもので、学内での国際交流と食文化に対する理解を深めることを目的として行われました。

以下、企画グループの学生からの活動報告です。


今回私たちのメニューは以下の通りです。

・【中国】イカとピーマンの炒め物、ワンタンスープ
・【日本】だし巻き卵
・【インドネシア】Nasi Goreng(ナシ・ゴレン:インドネシアの炒飯)、Sambel Teri Kacang (サンバル・テリ・カチャン:漬物)

この企画は、友人になれる国際交流をしたいと考えたものです。その一環として、SNSグループの作成や連絡先の交換をすることも目標にしました。

当日は午前9時に愛知大学で集合しました。
そして、愛知大学から交流会場の「コープあいち 生協生活文化会館」のある本山へ地下鉄で移動しました。
午前10時ぐらいに本山駅に着き、そこで参加者全員で改めて自己紹介をしました。そのあと、料理を作るグループ分けをしてから、それぞれのグループで料理の仕方の説明をしました。今回は、インドネシア料理グループ、日本料理グループ、中国料理グループの3つのグループに分けました。



(左)グループ分けと自己紹介
(右)グループごとの説明時間。ここはインドネシアグループの様子です。

いよいよ料理の本番!皆で頑張って異国の料理を作りました!


(左)Sambel Teri Kacang (サンバル・テリ・カチャン)を作っているインドネシア料理グループ
(右)日本料理グループでだし巻き卵を作る留学生


(左)中国料理グループがイカとピーマンの炒め物を作っている様子
(右)インドネシアグループがナシ・ゴレン(インドネシアの炒飯)を作っている様子

≪料理の写真≫
・中国料理

(左)イカとピーマンの炒め物
(右)当日参加できなかったメンバーがワンタンを作ってくれました。

・インドネシア料理

(左)Sambel Teri Kacang (サンバル・テリ・カチャン)-漬物
(右)Nasi Goreng(ナシ・ゴレン)-チャーハン

・日本料理

(左)だし巻き卵
(右)その他に、たこ焼きも作りました!

調理を終えてから、一緒に食事しながら、日本やインドネシア、中国についていろいろな話をしました。
今回の料理交流会に参加してくださって、ありがとうございます。また交流しましょう!





≪企画者の感想≫
・今回の交流会で、初めて自分の料理を紹介できて、大変うれしかったです。準備ではいろいろあって大変でしたが、皆が「おいしい」と言ってくれたときに「この交流を企画してよかった」と思いました。
また、インドネシアだけでなく、日本や中国など他国の料理も食べるだけではなく、料理の方法についても見ることができました。このイベントで、多様な文化を知ることができました。例えば、中国とインドネシアは食べ物が辛いという共通点がありますが、料理に使う材料や調味料は全く異なります。そのため、辛い料理でもその辛さの種類が違います。「辛い」という言葉では、多文化の味を十分に表せないと思ったことが今回の新しい発見です。
交流会の後に、参加者とSNSグループの作成や写真交換までできました。これが本当の国際交流と思いました。大変貴重な経験でした。皆さん、ありがとうございます。
(国際コミュニケーション学部2年・インドネシア留学生)

・まず、楽しかった。主催者である自分は料理を紹介する立場でしたが、気付けば自分もみんなと馴染み、仲良くなれました。
活動後でも、学校で会ったときに普通に挨拶ができました。この瞬間、交流会を通して、参加者と友だちになれたと感じることができて嬉しかったです。
また、単に料理を作るだけでなく、事前準備や食材のきれいな並びにこだわるなど、どうすればより良い中華料理を参加者に提供できるかといろいろと工夫するところが面白かったです。炒めるときにプロでもないのに参加者に注目され、写真をバシャバシャと撮られたのは少し恥ずかしかったです。
(現代中国学部3年・中国留学生)

・今回の活動は、当日授業があり参加できず、非常に残念でした。
私は、当日の交流会のために、事前準備として中国の伝統料理-ワンタンを仕込み、差し入れしました。ワンタンにはさまざまな種類がありますが、今回作ったのは南の屋台ワンタンです。作り方は本当に簡単で、保存しやすいという点でこの料理を選びました。
新鮮なワンタンを食べてもらいたかったので、アルバイトが終わってから、夜一時にスーパーでワンタン皮とミンチを買いました。たくさんの人の分を作ったため、結構時間がかかりました。
ワンタンは、アルバイト先の賄いを作る時に何度も練習しました。自分で食べ、味に安心していたので、この料理を選びました。
活動には参加できませんでしたが、参加者にワンタンが美味しかったと言ってもらえたので、自分もグループの一員として力になれたことがわかり、光栄に思いました。
(現代中国学部3年・中国留学生)

・今回の活動の目的は、学内で国際交流ができる場を学生自身が考え、実施するというものでした。交流では、参加者のほとんどが初対面でありながら終了時には打ち解けて話すことができました。また、交流会終了後もSNSを交換し、お互いの撮った写真を見せ合うなどの交流もできました。
一方、反省点としては、事前ガイダンスに参加者が集まらずうまく行うことができなかったことが挙げられます。日程の設定など事前にリサーチをもっとするべきだったと思います。また、当日は、集合時間が遅れてしまい、出発時間が予定よりも遅くなったことも反省点として挙げておきたいです。
このような反省点があるにも関わらず、今回の企画を無事に終えることができたのは参加してくれた人たちの助力あってのことだと思います。私たちの企画に参加してくれて感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
(経済学部3年・日本人学生)

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