カテゴリー: さくら21

2015/05/18

6/3(水)第5回グローバル人材育成講演会 / さくら21プロジェクト講演会を開催します

グローバル人材育成推進事業では、
本学の卒業生であり、21世紀を代表する日本画家のひとりである
平松礼二氏の講演会を下記のとおり開催いたします。

参加無料・申込不要です。

詳細は下記チラシをご覧ください。皆様のご来場をお待ちしております。



タイトル:「新しいジャポニスムの創造と世界への発信」
講演者:平松礼二氏(日本画家)
日時:2015年6月3日(水)18:10~19:40
会場:名古屋校舎 L1104教室
(下の画像をクリックすると、PDFが表示されます)


カテゴリー:さくら21, 講演会, 過去のイベント開催情報

2015/05/16

しりたいわん #2 ~さくら21プロジェクト・台湾現プロからの日本発信レポート~

≪しりたいわん≫とは、台湾師範大学(台湾・台北市)で行われている現地プログラムで留学中の学生が、現地で生活する中で行った「日本・日本文化の紹介」や「日本・日本文化に対する気づき」や交流活動についてレポートしたものです。(過去の記事はこちらから

4月9日 公園でおじいさんと交流


公園でサックスを吹いているおじいさんに話しかけたら、日本語を話せるもう一人のおじいさんを紹介してくれました。そして、三人で日本の演歌をサックスと歌で演奏してくれました。私もお礼に、「朧月夜」を歌いました。でもこの歌は知らなかったようです。また会う約束をしたので、次は演歌を練習したいです。

4月12日 年輩の方の話を聞く


父の会社の上司と一緒に台湾人の女性二人と食事をしました。一人は82歳の方で、日本語教育を小学校5年生まで受けたそうです。私たちは彼女に戦後の様子や彼女が送ってきた人生についてお話しを聞きました。彼女の日本語は不自然なところがまったくなく、日本人と話しているようでした。言葉一つ一つが丁寧に選ばれていて、とても重みがありました。人生の先輩としてまたお話を聞きたいです。

4月12日 士林夜市へ


言語交換(※1)で知り合った人と、士林夜市(※2)へ行きました。たくさん人がいて、お店もたくさんありました。服屋さんや食べ物屋さんを紹介してくれました。夜市で売られているものは安く、物もたくさんありました。夕ご飯は台湾のおでんを食べました。味は日本のと同じでした。具材で、豚の血ともち米をかためた「米血糕」(ミーシエガオ)があり、勧められたので食べてみました。意外とおいしかったです。

4月12日 日本語を質問に答える


友人のチューター(※)さんと友人と私と三人でカフェに行きました。そこで、今日の授業でわからなかったことを教えてもらいました。チューターさんは日本語の塾に通っていて、塾でわからなかった日本語の文法を質問してきました。普段日本語を話していながら、いざ文法のことを聞かれると戸惑ってしまう部分もありました。そして中国語で日本語を教えるのはとても難しいということを実感しました。たくさんの例を使って説明したけど、うまく伝えられなくて申し訳なくも感じました。

5月2日 伝統楽器で合奏


「有記名茶(お茶の店)」に行き、そこで毎週土曜日に行われている無料演奏会で、伝統音楽の合奏を聴きました。お客さんがほとんどいなかったこともあり、楽器の弾き方を教えてくれ、一緒に合奏もしました。楽譜はあってなきがごとしで、メロディーを奏でる人に周りが即興で合わせていくような感じでとても楽しかったです(なので私も即興で合わせました)。ちなみに私は「二弦」を弾きました。その後奏者の二人と夕食をご一緒させてもらい、日本のことなどを話しました。

(※1)言語交換:自分の母国語を教えてあげるかわりに、外国人にその人の母国語を教わること。
(※2)夜市:夕方になると路上に「小吃」と呼ばれる飲食店や衣料、生活雑貨、ゲームなどの屋台が出店し、多くの来客で賑わう市場のこと。


台湾の夜市

(※3)チューター:教員補助の学生のこと。現地プログラム中の学生が語学力向上のため助言をもらう留学先の大学の学生。

カテゴリー:さくら21, しりたいわん, 台湾, 留学

2015/05/07

2015春・さくら21プロジェクト始動!~説明会を開催~

さくら21プロジェクトでは、4月10日と、14日に名古屋キャンパスで説明会を開催しました。さくら21プロジェクトを担当する教員より、さくら21プロジェクトとはどのようなもので、どのような活動をしているのかについて説明を行いました。説明会を聞きにきたのは、さくら21プロジェクトに興味のある、入学したての一年生が中心です。




説明会の様子。新入生に限らず、興味のある学生は、学部、学年を問わず歓迎ですよ!

また、さくら21プロジェクトの一環として取り組む、「台湾交流プロジェクト」、「おもてなしプロジェクト」の活動については、別日で個別の説明会を開催しました。




左:4月17日「台湾交流プログラム」の説明会の様子
右:4月20日「おもてなしプロジェクト」の説明会の様子。両日、大盛況!

「台湾交流プログラム」、「おもてなしプロジェクト」の説明会では、どちらも学生リーダーと活動に参加している学生が中心になり、活動内容や参加した感想をプレゼンしました。特に、「おもてなしプロジェクト」の説明会には60人ほどが集まり、この活動への関心の高さがうかがえました。

さくら21プロジェクトでは、これら以外にもさまざまなプロジェクトを行っています。
今後(5月13日)、名古屋や愛大を発信するコンテンツを企画・作成する活動「名古屋へおいでよ」の説明会も開催予定です!

愛大生で、説明会を聞き逃してしまったあなた、英語や中国語の壁で参加をためらっているあなた、国際交流をしてみたいあなた、一歩を踏み出してみましょう。あなたの参加を待っています!
お問い合わせは、さくら21リソースルームまで。

カテゴリー:さくら21

2015/04/28

ちゅまちゅまマレーシア #2 ~さくら21プロジェクト・マレーシア現プロからの日本発信レポート~

≪ちゅまちゅまマレーシア≫とは、南方大学学院(マレーシア・ジョホールバル)で行われている現地プログラムで留学中の学生が、現地で生活する中で行った「日本・日本文化の紹介」や「日本・日本文化に対する気づき」や交流活動についてレポートしたものです。
過去の記事はこちらから

3月12日 アニメや音楽について話す


現地の学生三人に、お土産で、「妖怪ウォッチ」のジバニャン(※1)のストラップを渡したところ、三人とも知らず、去年日本で最も有名になり人気になったアニメだと伝えたところ、あまり反応を見せなかった。そこで自分の好きなアニメを紹介していくと、一人が「けいおん!」という番組について語り、音楽を聞かせてくれて(主題歌など)、日本の音楽の話題になった。YUIなどのアーティスト名が挙げられ、彼らのうちの二人はバンドをしておりYUIの歌をマネすると言っていた。

3月18日 誕生日パーティーに参加


日本人のクラスメートの誕生日だったので、語学パートナーの人たちが企画してくれたサプライズパーティーに参加しました。誕生日の歌を英語・中国語・日本語で歌い、交流しているなという実感がわきました。食事の後は、宿舎で授業でわからなかったところを教えてもらいました。

3月23日 イベントの出し物の相談


南方大学学院で行われる「我的活力校园(My Dynamic Campus)」というイベントの出し物を係の子と一緒に夕食をとりながら企画をした。去年の活動内容を見せてもらったり、日本らしさを感じさせる出し物は何かなどたくさん話し合った。話し合いの中では日本らしさを感じる盆踊りや日本の歌、ソーラン節と言ったものが出てきて日本について語り合った。

3月25日 マレーシアの火鍋


語学パートナーやその友達も一緒に火鍋に行った。日本とはまったく違うことに驚いた。マレーシアでは、バターをアルミホイルの上に載せ肉を焼き、その上に小なべが載っていて焼肉と鍋が両方できて、今まで行った店の中で一番異文化を感じた。焼肉や鍋の話でとても盛り上がった。値段や焼き方などたくさん話して、中国語で食べ物の名前なども教えてもらった。

3月28日 語学パートナーと朝ごはん


語学パートナーに、朝ごはんに連れていってもらった。マレーシアの代表的な料理のロティチャナイのお店に連れて行ってもらった。Roti kosong、Roti telur、Roti boiwang、Roti sardinの四種類とテ・タレというミルクティーを食べた。とてもおいしく、おなかもいっぱいになった。結構な量食べたのに、3リンギット(※2)だったことに驚いた。今日連れて行ってもらったお店は朝の5時から営業しているので、午前10時には売り切れになることもあるそうだ。

4月3日 新聞の取材を受ける


愛知大学の学生と語学パートナーが新聞記者の方に取材を受けた。マレーシアについてどう感じたか、南方大学学院についてどう思うか、初めてマレーシアを訪れたときと今では変化があるかなどたくさんのことを聞かれた。語学パートナーの横に座り、わからない部分については英語を交えながら教えてもらった。輪になって大勢で取材を受け、記者の方は主に語学パートナーと私たちがどういう交流をしているのかを興味深く聞いていた。

(※1)ジバニャン:「妖怪ウォッチ」というアニメ作品に登場するキャラクター
(※2)リンギット(Ringgit):マレーシアの通貨。1リンギットは、約33円(2015年4月27日現在)

カテゴリー:さくら21, ちゅまちゅまマレーシア, マレーシア, 現地プログラム, 留学

2015/04/17

なまチャイナ#1 ~さくら21プロジェクト・現プロ(中国)からの日本発信レポート~

現地プログラム(通称:現プロ)中の愛大生が、日本発信にかかわるできごとをレポートしています。
今までのレポート記事:
マレーシアからの日本発信レポート「ちゅまちゅまマレーシア」
台湾からの日本発信レポート「しりたいわん」

今回は、3月12日から7月6日まで、南開大学(中国・天津市)で行われている現プロ中の愛大生から届いたレポート≪なまチャイナ≫をお届けします。




左:南開大学の東門  右:留学中の宿舎「愛大会館」。南開大学内にある。

現プロが始まってから一か月余りですが、現地の学生と語学だけでなく、さまざまな文化交流も行われているようです。

2015.3.14 中国の学生との交流


日本に就職する予定だがまだ日本語の勉強をして日が浅い中国の学生たちと交流しました。半年勉強しただけで中国語を交えながら主に日本語で私たちと話せていたのですごいと思うと同時に私たちも彼らを見習わなければならないと思いました。私の知っているサブカル(※1)(主にアニメ)の知識を生かすことができてうれしかったです。これから人脈を増やし、今回交流した学生の方々ともさらに親しくなれればいいなと考えています。あと、長期留学中の先輩方が流暢に中国語を話している姿を見たことをきっかけに私の目標が見えてきたと思います。もっとボキャブラリーを増やしてたくさん話せるように努力していきます。

2015.3.29 日本語学科の学生と交流


南開大学の日本語学科の二年生の方たち四人と食事をしました。皆日本語がとても上手で、日本へ旅行したときに感じた日本人の印象や、ドラマなどについて話しました。日本語の「大丈夫」という言葉の多様な意味のせいで困惑したという話など、日本人の私には感じることのない疑問や体験を聞くことができました。今後私は日本語を、彼女は中国語をお互い教えあって交流しようという話をしました。

2015.3.29 天津財経大学との交流会に参加


他大学との交流会に初めて参加しました。主な内容は、「日本と中国のそれぞれどこの出身か」、「天津のみどころはどこか」、「中国の伝統的なものを知っているか」、「日本の有名なドラマや俳優は何、誰」、「日中両国のおいしいもの」など様々でした。交流会の途中で現地の学生が「小手拉大手(※2)(邦題「風になる」)を披露してくれました。私が大好きな歌だったので交流会が終わって南開大学に戻ったあと、さっそく歌詞を調べました。次回の交流会までにマスターしたいです。

2015.3.29 天津財経大学との交流会


天津財経大学の方々と交流会をしました。日本の芸能人について聞かれたり、こちらからも中国で今人気の歌手や芸能人を聞いたりしました。日本語と中国語で会話することができ、お互いの勉強になったと思います。私たちのグループの一人が二胡を弾いてくれて、私も二胡をやっているのでためになったし感動しました。少しの時間でしたがWeChat(※3)も交換したのでそちらで交流を深めていきたいです

2015.3.29 天津財経大学との交流会


天津財経大学との交流会で日本のアイドルの話と俳優、歌手、ドラマの話を主にしました。中国人の方は日本が好きで、とっても詳しかったので今日本でどんな人やどんなドラマが人気なのかを話しました。あと、天津のおいしい店や服が買える場所を聞きました。日本の女の子はよくプリクラを撮るけれど中国にはプリクラがないことを知りました。また、日本食の写真を見せたり話したりしました。

2015.3.31 語学パートナー(※4)と授業の予習


語学パートナーと次回の授業の予習をしました。授業ではあまり発音について細かくは指摘されないのですが、語学パートナーと二人きりの練習で間違っている発音を指摘してもらい、自分の苦手な部分がわかり、今後気をつけるべきところが発見できました。パートナーが日本語の五十音を今勉強していて、五十音表を持っているので教えてほしいという話になって、次回一緒に勉強する約束をしました。

現プロでは、語学パートナーや中国の大学生との交流会など、国際交流のチャンスに恵まれています。留学レポートから、国際交流を通し、中国の学生からいい刺激をもらっていることが伝わってきます。

現プロ中のみなさん、一生に一度の現プロです。「書を捨てよ、町へ出よう!」

(※1)サブカル:サブカルチャーの略。ここでは、マンガやアニメ、ゲームといったオタク文化やビジュアル系アイドルや渋谷・原宿発のファッションを指す(引用文献:宇野常寛(2012)『PLANETS』第二次惑星開発委員会)。

(※2)小手拉大手:「小手拉大手」は、つじあやのの楽曲「風になる」の中国語カバー曲。「風になる」は、2002年に発表され、スタジオジブリ映画「猫の恩返し」の主題歌になった。

(※3)WeChat:中国でよく使われているメッセンジャーアプリ

(※4)語学パートナー:現地プログラム中の学生が中国語力向上のため、会話をしたり、一緒に遊んだり、学習の助言をもらったりする相手。パートナーとなるのは南開大学の学部生や大学院生。

カテゴリー:さくら21, なまチャイナ, 中国, 現地プログラム, 留学

2015/04/10

天津財経大学(中国・天津市)と交流会を行いました

現地プログラム(中国)で南開大学(中国・天津市)に留学中の愛知大学現代中国学部の学生44名と、天津財経大学の外国語学部日本語コースの学生50名が、4月3日に交流会を行いました。

現地プログラム(中国)の学生が、天津財経大学と交流会を行うのは、一昨年、昨年に引き続き今回で3回目となります。
(過去の交流会:2013年度2014年度

バスで天津財経大学に到着すると、交流会に参加する日本語コースの学生さん、先生方が愛大の学生たちを迎えてくださいました。
交流会は、三つの教室に分かれ、各教室で愛知大学の学生による初めの挨拶からスタートしました。そのあと、中国語のみ、日本語のみで話す時間を設け、数人ずつのグループに分かれフリートークを行いました。

交流会中には、各大学の学生有志による二胡演奏、ギター演奏、ダンス、歌等の出し物が披露され、大変盛り上がりました。
天津財経大学の学生が終わりの挨拶をしたあとは、教室の外に出て、図書館を見学しました。

交流会を終え、最後別れる時、学生たちは連絡先を交換したり、一緒に写真を撮ったり、名残惜しそうにしていました。これをきっかけに今後も交流が続くといいですね。

天津財経大学の皆さん、ありがとうございました!

カテゴリー:さくら21, 中国, 現地プログラム, 留学

2015/04/09

「現プロさくら組」特派員レポート2015 #1

この《「現プロさくら組」特派員レポート》と題したシリーズでは、2015年3月から「現地プログラム」で留学中の現代中国学部の学生から、留学生活の様子のレポートをお届けします。このシリーズ記事を担当するのは、去年に引き続き、「現プロさくら組・特派員グループ」のみなさんです。

「現プロさくら組」というのは、「さくら21プロジェクト」の日本理解・日本発信に興味を持ち、現地プログラム期間中にも現地でさまざまな企画を考えたり実行したりしている学生たちのグループです。現プロさくら組・特派員のみなさんから、中国、台湾、マレーシア各地の様子が伝わってくるレポートが届きましたのでご覧ください。

≪中国からのレポート≫


中国での生活の様子を写真で紹介します。




左:天津空港に到着。
右:南開大学へ向かう途中。同じ建物がたくさん建っています。



左:車はほとんどウインカーを出しません。
右:自転車レーンには原動機付自転車?が走っています。


左:キャンパス内には観戦席付きの運動場があります
右:大学本館前の周恩来像



左:中国のトイレの標語(向前一小步,文明一大步 小さい前進で、マナーは大きく前進)
右:個人経営スーパーのようす



左:するめです。日本語のようですが・・・?
右:地下鉄の駅の券売機前の行列


左:中国は乗車券がコインになっています
右:駅構内の柱で見つけた社会主義を感じるポスター



以上3月分のレポートでした。


(「現プロさくら組・中国」ソルト)


≪台湾からのレポート≫


你好!
台湾に来てから一週間ちょっと経ち、授業にも繁体字(※1)にも少し慣れてきました。
台湾での生活について少し紹介したいと思います。

中国語の授業では、毎日「昨天你做什么?(昨日は何をしましたか)」と先生に質問されるので、昨日のことを中国語で話しています。話していて、間違った文法などや分からない単語があったら、先生が教えてくれます。

台湾師範大学では、語学パートナー以外の人とも知り合うことができます。言語交換(※2)をしたい人達は、メールアドレスやLINEのIDを書いた紙が掲示板に貼ってあるので、そこから現地の人達と交流することができます。私達も掲示することができるので、さっそく紙を貼っている人もいました。

台湾のご飯はとてもおいしいです!安くておいしいお店がたくさんあるので、毎日違うお店に入っていろいろなものを食べています。大学の近くにある学生寮の地下には学食があります。そこでは自分で好きなおかずを選べます。野菜も魚もお肉も白米もあるので、とてもお勧めです。そして安いです!

台湾は地下鉄の路線が多く、さまざまな場所に行くことができます。ほとんどの観光地は地下鉄で行けると思います。乗車賃も安く、学生は割引になるのでとても良いです!地下鉄は日本と同じで、乗換もスムーズにできます。

学食の写真や食べ物の写真を載せておきます。


(「現プロさくら組・台湾」むっちゃん)


(※1)繁体字:「醫學(医学)」など、簡略化されていない漢字。正体字。台湾や香港で使われている。
(※2)言語交換:自分の母国語を教えてあげるかわりに、外国人にその人の母国語を教わること

≪マレーシアからのレポート≫


・交流会(3月11日)
初めて、みんな自分の語学パートナーと顔合わせをしました。主に、交流会では自分の語学パートナーと食事をとったり、連絡先を交換したりしてお互いに情報の共有をしました。さらに、南方大学学院の学生が考えてくれたゲームに語学パートナーと一緒に参加し、他の語学パートナーの子とも関わりを持つことができました。全員がみんなの前で自己紹介をし、愛大生は中国語と英語を使い一生懸命話していました。この交流会は学生主体で行われ、お互いを知るうえではとても良い機会になりました。

・ジョホール・バル見学
(公園→チョコレート工場→モスク→昼食→ろうけつ染め、踊りを体験→寺院→マーケット)
学生12人、先生とガイドの人で一日中市内見学をしました。特に、ろうけつ染め、踊りでは現地の人に教えてもらいながら一緒に作ったり踊ったりしました。また、銀の作り方も見せてくれマレーシアの伝統文化についてもたくさん学ぶことができました。モスクでも実際に現地の人が訪れていて、異文化に、より触れることができました。

語学パートナーとの交流
・バレーボール(3月12日)
英語の語学パートナー、バレー部の子と一緒にバレーボールをしました。バレーについてたくさん教えてもらうだけでなく、ゲームにも参加させてもらっていろんな人と交流することができました。また、一緒にご飯を食べに行ったりもして、日本についてもたくさん話すことができました。

・夕食(3月21日)
アウトレットに行った後、語学パートナーの子と部屋で一緒にケンタッキーを食べました。みんなで楽しくテレビを見ながら会話をしたりして、とても盛り上がりました。


(「現プロさくら組・マレーシア」まよ)

カテゴリー:「現プロさくら組」特派員レポート, さくら21, マレーシア, 中国, 台湾, 現地プログラム, 留学

2015/04/07

しりたいわん#1 ~さくら21プロジェクト・現プロ(台湾)からの日本発信レポート~

今年度(2015年度)より、現代中国学部の「現地プログラム(通称:現プロ)」は従来の中国(南開大学)に加え、台湾(国立台湾師範大学)とマレーシア(南方大学学院)を加えた三拠点で行われています。

台湾での現プロは、3月21日から7月6日まで、台北市にある「国立台湾師範大学」という大学で行われています。





中国語を勉強している「国語教学センター」。ここでは、たくさんの人々が中国語を勉強しており、エレベーターに乗ると多くの言語が飛び交っている。


宿舎。国語教学センターのすぐ隣にある。教室に近いのでとても便利。

現プロ中の学生が、日本発信にかかわるできごとをレポートするという取り組みをさくら21プロジェクトで行っていることは以前の記事でもお伝えしたとおりです。

今日は、台湾から届いたレポート≪しりたいわん≫をお届けします。

(参考:マレーシア現プロの日本発信レポート「ちゅまちゅまマレーシア」はこちら

2015.3.27 名古屋弁などについて話す


語学パートナーと一緒に昼食をしたときに、私の出身地である名古屋のことについて話しました。自分が持ってきた名古屋弁や名古屋について書かれた本を見せながらしました。名古屋弁を教えてあげたときはとても興味を持ってくれて熱心にメモをしていました。また、名古屋ならではの文化やルール、街のことについては驚いたりしながらとても楽しそうに聞いてくれました。

2015.3.25 現地の少年とバスケ


たまたま金華國小(小学校)の近くを通ったときに、バスケットボールコートでバスケをやっている少年二人に遭遇したため、一緒にやれるか聞きました。そしてOKの返事をもらったので、一緒にバスケをしました。交流する中で、台湾のことやこの付近についてなど教えてもらい、日本での暮らしの事情を話しながらプレイしました。

2015.3.28 現地の友達と出かける


現地の友達と台北101(※1)の近くの二手市集(フリーマーケット)に行きました。お互いの好きな歌手や俳優の話をしたり、台湾で流行っている言葉を教えてもらったりしました。フリーマーケットでは、靴を二足買いました。店の人は日本人にとても優しくて驚きました。友達が故郷の話をしたとき、携帯で写真を見せてくれましたが、とてもきれいでした。一緒に行こうと言ってくれてうれしかったです。

※1 台北101…台北市にある超高層ビルの名前

2015.3.30 語学パートナーと互いの文化について話す


語学パートナーと一緒に遊びに行って、日本の文化と台湾の文化の話をしました。日本と台湾の方言の話や、名古屋のガイドブックを見せて特色を彼女に伝えました。それから台湾の成語(四字熟語)を教えてもらったり、おいしいものを食べました。それから彼女は日本の歌が好きなので、ちょっとだけ私が歌いました。

名古屋のガイドブックや名古屋本を日本から持参し、現地で日本発信のツールとして活用しているようですね。実は、現プロ生は、現プロ前に授業で「世界に向けてJAPANを売り込め!」という課題に取り組み、日本発信活動を念頭に早い時期から準備を進めています。さあ、現プロという幕が上がりました。楽しい日本発信の時間が始まりマシタよ!

カテゴリー:さくら21, しりたいわん, 現地プログラム, 留学

2015/03/30

ちゅまちゅまマレーシア #1 ~さくら21プロジェクト・マレーシア現プロからの日本発信レポート~

さくら21プロジェクトでは、今年度も「日本発信サティフィケイト」の取り組みを行っています。これは、現代中国学部の現地プログラム(通称:現プロ)中の学生が、交流活動やイベントなど、日本発信に関わる活動やできごとをレポートすると、「日本発信サティフィケイト(認定証)」が発行されるというもので、留学中の気づきや活動の「足あと」を目に見える形で残すことを奨励する目的で行っています。

現地プログラムは今年度(2015年度)より、従来の中国(南開大学・天津)に加え、新たにマレーシア(南方大学学院・ジョホールバル)と台湾(国立台湾師範大学・台北)を加えた三拠点で行われています。したがって、日本発信レポートも三つの留学先それぞれで進行中です。
このブログの読者ならご存じかと思いますが、昨年度はこの日本発信レポートを「なまチャイナ」という愛称で呼んでいました。今年度から加わった台湾とマレーシアのレポートについては、それぞれ「しりたいわん」、マレーシアは「ちゅまちゅまマレーシア」と名付けています。ちなみに、「ちゅまちゅまマレーシア」の「ちゅまちゅま」とは、マレー語でやってみよう、という意味です。

留学中の現地での様子が伝わってくるこのレポートを、今年度もこのブログで紹介していこうと思います。
(参考:昨年度の「なまチャイナ」レポートはこちら

今回は、「ちゅまちゅまマレーシア」からの紹介です。
マレーシアでの現地プログラムは、3月10日に他に先駆けて出発、南方大学学院(南方大学)にて順調に現地での学習を開始しており、すでに現地からレポートも届いています。
(参考記事:マレーシアでの現地プログラムが現地の新聞に掲載されました!

2015.3.11 語学パートナー(※)と自己紹介!


英語と中国語の語学パートナーと自己紹介をして、南方大学の学生が考えてくれたゲームで遊びました。また、ご飯のメニューを見ながらどんなメニューか、おすすめはどれかを教えてもらいました。夕方からは、ご飯とショッピングに連れて行ってもらい、「肉骨茶(バクテー)」を食べ、どうしてこの料理ができたのかを英語と中国語で説明してもらいました。また、語学パートナーの学生たちが本屋さんで日本語の本を買い、日本語でも少し交流しました。


(※)語学パートナー:現地プログラム中の学生が語学力向上のため、会話をしたり、一緒に遊んだり、学習の助言をもらったりする相手。パートナーとなるのは留学先の大学の学生。マレーシアでは、英語のパートナーと、中国語のパートナーがいる。

2015.3.15 それぞれの大学について話す


語学パートナーの子に大学内を案内してもらった。愛知大学にはない学科ばかりで、デザイン学科に展示されていた作品を見て回ったり、各学科の説明ブースに入ったり、南方大学学院についてより知ることができた。会場にはカフェのブースがあり、日本にはない発想だと思った。愛知大学はどういう大学なのか、同じ学科はあるのか、学生は何人いるのかなど細かいことまでたくさん質問された。



南方大学学院

現プロ期間中、中国とマレーシア、台湾の3拠点から、リアルな留学生活を報告します!

カテゴリー:さくら21, ちゅまちゅまマレーシア, マレーシア, 現地プログラム, 留学

2015/03/27

さくら21プロジェクト・「名古屋へおいでよ2014」を公開しました!

グローバル人材育成推進事業のホームページ内「さくら21」のページを更新しました!「さくら21科目」「さくら21活動アーカイブ(正課・正課外で行っているさまざまな活動の記録)」などの内容が最新になっているほか、本学の学生がさくら21の課外活動として企画・作成した「名古屋へおいでよ」のページも公開していますので、ぜひご覧ください。

「名古屋へおいでよ」というのは、愛知大学や、名古屋や、日本の魅力を日本や世界へ向けて紹介する、学生による自主企画です。名古屋で暮らしているとなかなか気づきにくいのですが、他の地域の人の目から見ると珍しかったり魅力的だったりするものが、この地域にはたくさんあるのではないでしょうか。これは、そんな自分の身近なものの魅力を大学生ならではの視点で発信しようという企画です。

昨年度(2013年度)には、愛大生がさまざまな外国語や方言で「名古屋へおいでよ」と呼びかける動画と、愛大からほど近い「名駅」や「那古野」という場所を紹介するページが作成されました。
(関連ブログ記事はこちら)



2013年度の企画
右: 岐阜弁で「名古屋へおいでよ」をいうと・・。 左: 大学から那古野まで散策。

今年度(2014年度)も、春学期から活動をスタートさせ、それぞれのグループが構想を持ち寄り、互いに意見を出し合いながら、夏休みも使って制作を進めました。今年度できあがったのは次の5編です。

企画1 むっちゃんとりらっくまと行くお城ツアーズ
全国的にも貴重な城郭の残っている愛知県下から、名古屋城と犬山城を紹介します。


名古屋城の石垣にはいろいろな歴史が刻まれています。

企画2 よんよんと行く名駅地下街めぐり
日本最大級の地下街である、名古屋駅前地下街の魅力を紹介します。

テルミナ? メイチカ? ユニモール? 地元ではおなじみですね。

企画3 LOVE・さらさらトン茶
愛知大学名古屋校舎の生協食堂で提供されていた夏季限定メニュー「さらさらトン茶」の魅力を漫画で紹介します。

「さらさらトン茶」ってどんな味!?

企画4 名古屋で楽しむ映画
本学から徒歩圏内の伏見の街の魅力をぶらぶら散歩しながら映像で伝えます。

伏見エリアの魅力を紹介!!

企画5 リアルな留学生活―住宅探しのアドバイス―
海外から日本に来た留学生に向けて、名古屋の下宿事情を紹介します。

「四畳半」、「和室」、「洋室」を説明できますか?

さくら21プロジェクトの課外活動の中でも、この「名古屋へおいでよ」は、完成を迎えるまで地味な活動ですが、完成したときの達成感は大きいそうです。



ミーティングを重ね、企画の内容を練る

また、おもてなしプロジェクト中国・西安の大学生との交流など他のさくら21活動で、外国人から名古屋の地下街のことを聞かれたり、城のことを質問されたりする場面が何度もありました。そのため、この活動を通じて調べたことは、実際に日本発信に有効であるという実感を得たようです。海外への発信を意識して地元を見直すと新しい発見がたくさんありますよ!

カテゴリー:さくら21

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