カテゴリー: さくら21

2014/11/07

サムライのパレードを見る ―おもてなしTRIP第二弾・名古屋まつり―

さくら21プロジェクトの「おもてなしプロジェクト」のメンバーが、JICA中部にて日本における様々な分野の技術研修に参加する研修員を対象とした、第二回の「おもてなしOne day trip」を10月18日に実施しました。
(以前の活動はこちら

この活動は、愛大生がJICA中部の様々な開発途上国からの研修員に、名古屋の見どころを案内し、おもてなしをするというものです。今回は、名古屋城や大須商店街、名古屋まつりを見に行く計画をし実施したところ、アフリカや東南アジアなど8か国の研修員が参加してくださいました。以下、学生の体験レポートをお届けします。

<オリエンテーション+アイスブレーキング※>
※アイスブレーキングとは、初対面の参加者同士の緊張をほぐすためにするゲームなどのアクティビティを指します。

オリエンテーションでは一日の流れを確認し、その後、お互いの緊張をほぐすためにアイスブレーキングを行いました。どのJICA中部の開発途上国出身研修員(以下、研修員)の方々もすごく明るく、気軽に声をかけてくれたのでとても話しやすく、想像していたよりも盛り上がってくれたので安心しました。よいスタートがきれたのは彼らのおかげだったと思います!仲良くなった後には名古屋城をはじめとする今回のTRIPのメインスポットについてパワーポイントや写真を使い、見どころの紹介を行いました。それぞれの発表はとても分かりやすく、研修員の方々もいくつか質問もしてくれて、名古屋や日本文化に興味を持ってくれたことがわかり嬉しかったです。




左:アイスブレーキングなう! 右:英語で「サムライ」について紹介します!

<ナナちゃん>
名古屋で有名なナナちゃん人形の前で記念撮影!大きな姿に興味津々。その日は名古屋まつりだったのに、着ていたのは薬剤師の服…。少し前までは三英傑のサムライの衣装だったのに、残念でした。しかし、陽気な研修員の方々はそんなことは気にせず!!好奇な目を輝かせ、ナナちゃん人形と何枚も写真を撮り、喜んでくれました。




左:記念撮影@薬剤師ナナちゃん人形 右:ツインタワー! で、でかい…



切符の買い方など地下鉄にて研修員の皆様をご案内

<名古屋城>
最初は名古屋おもてなし武将隊を見物に。来る前からサムライに対してとても興味を持っていたこともあり、おもてなし武将隊の演舞(パフォーマンス)を見ている様子はとても楽しそうでした。その後、城門など様々な場所で学生達や研修員同士で写真をとっており、名古屋城で多くの思い出が作られたようで嬉しかったです。また、天守の最上階から名古屋の街を一望し、その様子はとても興奮しているようでした。最後におみやげ屋に立ち寄りました。中には子どもに日本のペンを買っている方もおり、とても満足そうでした。




左:名古屋城にて集合写真 右:日本女子に囲まれて!

<大須商店街>
名古屋の代表的な商店街である大須。この日も大勢の人でにぎわっていました。いろんなお店に入ったり、出店に売っている食べ物を不思議そうに見たり。ある研修員が靴を探していたので、大須中の靴屋を回ったのですが、日本でのサイズがどれも小さくて購入はまた次の機会に…笑。他にも、トルコ料理で有名なケバブのお店で試食をする等楽しみました。100円均一の店にも興味があるようでしたが、ここでスケジュールの時間が…。名古屋一の商店街、大須。短い時間ではありましたが、街の雰囲気や日本特有の文化などを感じてもらえたようで何よりです!



左:靴を探して大須中を! 右:日本のお茶にチャレンジ

<昼食 ・大須でランチ>
各班に分かれて大須でランチタイム!私たちの班の中に、宗教上の理由で豚肉と牛肉が食べるこができないと言った研修員の方がいたので、迷った挙句お好み焼き屋さんに。しかし、そこでもシーフードが苦手、冷たい水が飲めない等の要望がたくさん出てきて、注文するのが大変でした!「肉お好み焼きの肉抜きで!」と注文したのはいい思い出です。研修員は料理には満足してくれている様子でした。また、みんなでわいわいお互いの国のことを話したりして、楽しい時間を過ごすことができました!



本物の日本食をご堪能

<名古屋まつり>
おもてなしTRIPもいよいよ終盤。本日メインの名古屋まつりを見に行くことに!研修員の皆さん、いろんなところを回ってすでにお疲れ気味かな?いえいえ、そんなことはありません。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三英傑がパレードで次々と馬に乗って登場すると、多くの観衆の中に入って行って高々と手を伸ばし、写真やビデオで撮影。とても笑顔で満足してくれたみたいです。




右:名古屋祭りにて織田信長! 皆さん興味津々です 
左:イェーイ!! 祭りの盛り上がりにテンションも上がります!

<総括>
今回のおもてなしTRIPは前回の反省点を踏まえ募集人員の制限、複数班に別れて行動することで、スムーズに名古屋の街を案内できるように心掛けました。研修員の方々は、とても陽気な方が多く、今回から初めて参加した愛大生の緊張をほぐしてくれました。そして何よりも、研修員の方に「とても楽しかったよ!次回のTRIPはいつ?」と言ってもらえて、とても嬉しく感じました。また、参加したメンバー全員が充実して過ごすことができた一日でした。次回のおもてなしTRIPでは、今回よりも更に楽しんでもらえるようなものをメンバー全員と考えていきます。



JICA中部に到着後、最後に皆でパシャリ。充実したTRIPでした (^^)

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

2014/11/07

さくら21プロジェクト講演会「世界が恋した西尾の抹茶」を開催しました

11月5日(水)、抹茶の世界展開をテーマとした「さくら21プロジェクト講演会 世界が恋した西尾の抹茶」が開催され、300名近くの方(学生・一般・職員)が参加しました。

(株)あいやは、愛知県西尾市に本社をおく明治21年創業の抹茶の老舗で、米国(ロサンゼルス)、欧州(ドイツ・ハンブルグ)、中国(上海)に現地法人を展開しているグローバル企業です。
 今回、代表取締役の杉田氏と、中国駐在歴9年の近藤氏(本学・経済学部卒)に講演いただきました。

両氏からは、「抹茶」の世界展開といっても一様ではなく、国ごとの好み・用途・宗教等の異なりにより、様々なハードルがあること、そして、海外勤務では、自分をしっかり表現することが重要であること等が語られました。
また、本学で学ぶことのメリットや語学習得の大切さは、卒業後に初めて実感するものであり、チャンスをつかむために在学中から常にアンテナを張り、積極的に世界に挑んでほしいという両氏のメッセージに、参加した学生たちは真剣に聞き入っていました。

なお、本講演の様子(一部)は、本学グローバルHP上のYou Tube「Global A TV」にて公開中です。



カテゴリー:さくら21, 講演会

2014/10/28

昼休み@さくら21リソースルーム

さくら21プロジェクトでは、海外の大学とのオンライン交流やJICA中部の外国人研修員との国際交流など学生主体でさまざまな課外活動を行っています。こういった国際交流の準備をするために、活動メンバーたちがランチを片手にさくら21リソースルームに集まり、ランチミーティングをしているのです。お昼休みは、学生たちの熱気にあふれています。

最近、ランチミーティングを頻繁にしているのは、「おもてなしプロジェクト」(過去の活動記録はこちら)のワーキンググループです。このグループは、JICA中部の外国人研修員を「名古屋まつり」にアテンドするためにスケジュールを立てたり、地域や日本について調べたりするなど事前準備を行っていました。

こういったミーティングでは、予定を立てるだけでなく、学内から学生ゲストスピーカーに参加してもらいレクチャーを受けることもあります。今回は、「名古屋まつり」に関連する地元の情報や「三英傑」(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)についてレクチャーを受けました。この学生ゲストスピーカーは、学部や学年、国もさまざまで、垣根を越えて共に学び、交流する機会にもなっています。


写真:留学生による「大須商店街(名古屋市中区)」のレクチャー。
「大須には、安くて、おいしい、いいお店がたくさんありますよ!」


写真:歴史に詳しい学生から「三英傑」についてのレクチャーを受けました。
この日のためにハンドアウトも準備してくれました。

さくら21リソースルームをまだ利用したことのない人、日本理解のための参考書もたくさんあるので気軽にどうぞ。

また、「おもてなしプロジェクト第二弾・名古屋まつり」については後日掲載しますので、お楽しみに!

カテゴリー:JICA, さくら21

2014/10/24

さくら21プロジェクト講演会「世界が恋した西尾の抹茶~中国から日本、そして世界へ~」のご案内(11/5 申込不要)

11月5日(水)に本学名古屋校舎にて、「世界が恋した西尾の抹茶 ~中国から日本、そして世界へ~」と題した講演会を開催します。

愛知県西尾市に暖簾を掲げる抹茶の老舗 「あいや」は、早くから海外に進出し、現在では、世界中に抹茶を輸出しています。地域の名産である「西尾の抹茶」は、企業のどのような工夫によって世界の「MATCHA」として受け入れられたのか、そのプロセスや日本の文化の発信方法を講演いただきます。

聴講無料、事前申込は不要です。皆様のご来場をお待ちしています。

■タイトル:「世界が恋した西尾の抹茶 ~中国から日本、そして世界へ~」
■講演者:杉田芳男氏(株式会社「あいや」代表取締役)
      近藤 誠氏(株式会社「あいや」第二製造部)
■日時 :2014年11月5日(水)
    18:10~19:40(開場17:45)
■場所 :愛知大学名古屋校舎 L1103教室 (講義棟11階)
※参加無料・申込不要(定員100名・先着順)


カテゴリー:さくら21, 事務局, 講演会, 過去のイベント開催情報

2014/10/14

「進学ラボ」に本学の情報を掲載しています!


高校生向けの進学案内サイト「進学ラボ」の“「グローバル人材育成」に積極的な大学特集”コーナーに本学の情報を掲載しています。本事業で取り組んでいる「現地プログラム」などの現地主義教育をはじめ、「さくら21プロジェクト」や、「ダブルディグリー・プログラム」などの取り組み、大学全体の情報を取り上げています。

本学のほかに、グローバル人材育成に積極的に取り組む全国の大学情報も知ることができますので、是非ご覧ください。

進学ラボ 「グローバル人材育成」に積極的な大学特集
http://naninaru.net/shingakulab/special/global/U10900/

カテゴリー:さくら21, ダブルディグリー・プログラム, 事務局

2014/09/22

さくら21プロジェクト 留学生と行く「宵の明治村」

さくら21プロジェクトでは、海外だけでなく、キャンパス内の国際交流も積極的に取り組んでいます。みなさん、ご存知でしたか。
本学は、愛知県内の私立大学で学部外国人留学生在籍数が最も多い大学です。キャンパス内には、たくさんの留学生がいて、国際交流のチャンスに恵まれているのです。今回は、浴衣を着て「宵の明治村」に行くという風流な企画をたて、留学生と一緒に日本の夏を楽しんできました。

「宵の明治村」というのは、犬山市にある野外博物館「明治村」が行っている夏のイベントで、8月の土日を中心とした14日間、通常より開村時間が延長され夜9時まで明治村を楽しむことができ、さらにその日に浴衣を着て行くと入場料が安くなるというものです。

参考リンク:宵の明治村明治村


ゆかたを着てみんなで記念撮影。「はい、ポーズ。」

以下、参加した学生よりレポートをお届けします。
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カテゴリー:さくら21, 留学生

2014/09/19

さくら21プロジェクト 台湾交流プログラム ’14・夏<豊橋>

2014年の夏の台湾交流プログラムが9月2日から7日まで、愛知県豊橋市にて実施されました。

【台湾交流プログラムとは】
日本と台湾の大学生が、夏季は日本、春季は台湾で一週間程度合宿をしながらグループごとにテーマを決めフィールドワークをするというプログラムです。参考:過去の記事

今回のプログラムに参加した学生から日誌形式で活動報告をお届けします。

≪9月2日≫
・歓迎会
初めてメンバー全員が顔を合わせました。歓迎会では、自己紹介ゲームをやり、お互いのことを知ることができました。夜は、skype会議(注)以降初めてのグループミーティングをやりました。メンバー全員と関わることができてよかったです。
(注)台湾交流プログラムでは合宿の前の2~3か月前よりskypeを利用しグループ会議を行っている。

初めての顔合わせ!みんな、緊張したムードの中歓迎会突入!
お互いに自己紹介し、ゲームを楽しむ交流メンバー

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カテゴリー:さくら21, 台湾, 台湾交流プログラム

2014/09/02

世界コスプレサミットin 大須

「世界コスプレサミット」をご存じでしょうか。「世界コスプレサミット」とは、世界の多くの国からコスプレイヤーが名古屋に集結しコスプレ世界一を競うほか、大須商店街オアシス21でさまざまなイベントが開催される、コスプレ(注)の祭典です。

近年、日本のマンガ、アニメ、ファッションといったポップカルチャーが海外で注目され、クールジャパンという現象が起きています。海外で日本文化はどのように受け入れられているのでしょうか。
今年の世界コスプレサミットを見に行った本学学生より、大須の街で体感したクールジャパンのレポートをお届けします。

8月2,3日と栄、大須で行われた世界コスプレサミットに参加した。今大会では世界の22の国や地域から参加者が一同に会した。
2日は主として、栄のオアシス21が会場となった。普段は寂れたイメージのあるオアシス21だが、その日に限ってはあふれんばかりの「コスプレ」をした人だかり。ジブリから仮面ライダーまで、実に様々なコスプレイヤーがいたが、とりわけよく目に付いたのは「ラブライブ!」のコスプレをした人たちだった。


3日は大須でパレードが行われた。


大須はこのイベントを見に来た人でいっぱい


さまざまなキャラクターが大須を練り歩いていました!


このパレードのコスプレイヤーのクオリティの高さは相当なもので、大体、コスプレというとかなりの違和感があるのだが、特に海外勢の気合の入れ方にはおどろいた。違和感が無いのだ。驚きである。
来年もまた来たいと思える、楽しい「お祭」であった。

(現代中国学部3年)

(注)コスプレとは:
コスチュームプレイの略で、マンガやアニメ、ゲームなどのキャラクターの衣装やヘアスタイルをまねて変装することを指します。(引用 宇野常寛(2012)『日本文化の論点』筑摩書房)

世界コスプレサミット公式HP http://www.worldcosplaysummit.jp/

カテゴリー:さくら21

2014/08/25

JICA中部の盆踊り大会に参加しました

JICA中部では、大きなイベントの一つとして「盆踊り大会」が毎年行われています。この盆踊り大会は、JICA中部にて研修を受けている開発途上国からの研修員をはじめ、スタッフ、一般の方々が多数参加するにぎやかなイベントで、今年も8月1日に開催されました。


外国人も日本人も盆踊りを楽しんでいました

さくら21プロジェクトからも学生が参加。盆踊りを楽しんだほか、外国人研修員へのゆかた着付けの手伝いもしました。

また、この日、盆踊りの太鼓の担当として愛大生四人も参加しました。


太鼓演奏の様子

太鼓に興味を持って集まってきた外国人研修員や子どもたちに、バチを渡して叩き方を教える場面もあり、太鼓を通じて交流ができた様子でした。



左:外国人の子どもも太鼓に興味津々  右:研修員に叩き方を伝える

盆踊りを通じて外国人との触れ合いを楽しんだり、日本文化を理解・発信する良い経験ができました。主催のJICA中部の皆さん、IFの会の皆さん、ありがとうございました。

カテゴリー:JICA, さくら21, 英語

2014/08/11

西安との交流活動~2014年春学期編②~

さくら21プロジェクトの活動の一つである「西安との交流活動」。この春学期の活動の様子を報告します。
パート①はこちらから。

6月26日に、第二回目のオンライン交流を実施しました。このときの交流では、愛大生は中国語を使って自己紹介をしたり、互いに興味のあることを質問し合ったりしました。



左:交流時の様子  右:実物を見せたり文字で書いて見せると伝わりやすい

(参加した愛大生の感想)

お互いのことを知ることができ、次回の活動が非常に楽しみです。十分に準備をしたので、日本発信ができたと思う。

オンライン交流の合間にも、西安の学生さんが自校の紹介ビデオを自主的に制作して送ってくれました。
そこで、愛大の学生もビデオ撮影をしようということになり、オンライン交流で話題になったことについて、有志でビデオを撮って西安に送りました。



左:西安の学生さんが送ってくれた大学紹介ビデオ(キャプチャー画像)
右:愛大生が制作して送った学校生活を紹介するビデオ(キャプチャー画像)

テスト期間の関係で、7月に予定していた三回目のオンライン交流が実施できなかったため、西安の学生さんたちが、再度愛大のビデオに対する返信を送ってくれました。




ビデオで話す西安の学生さん(キャプチャー画像)。
愛大生が校訓について質問したら、わかりやすく解説をしてくれました。

こうして、春学期はビデオのやりとりを中心とした交流となりましたが、インターネットやビデオ越しに交流する相手に親近感を持ち、互いについて話し合ったり紹介しあったりと有意義な交流になりました。

この夏休みは、「ふるさと紹介」ビデオを制作するため、各自が動画を撮っています。
秋学期以降も、西安の皆さんと交流を続けていく予定です。今後もこのブログで紹介していきますのでお楽しみに。

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 西安交流

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