日付アーカイブ: 2016年1月19日

2016/01/19

グローバル人材と現地主義教育成果報告会を開催しました

1月13日(水)に、愛知大学「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」事業が主催する“グローバル人材と現地主義教育”成果報告会を開催し、約200名の教職員、学生が参加しました。またコメンテーターとして4名の有識者を外部からお招きしました。

第1部の山田耕平氏(現代中国学部OB、シンガポールDamo Resources Group勤務)による基調講演では、「自分を信じ、与えられた環境で努力をすること」「変化に対応できる人こそが生き残ることができる」等、卒業後、世界に飛び出し、前向きに活躍し続ける経験談に、参加した学生たちは非常に深い感銘を受けたようです。

第2部では「現地プログラム」「現地研究調査」「現地インターンシップ」という現代中国学部が実施している3つの現地主義教育プログラムについて、それぞれの担当教員がその概要を、また参加学生が現地での体験から得た気づきを発表しました。

これらのプログラムは、文部科学省の助成事業に採択されて以来、大小のバージョンアップを図ってきましたが、第3部の講評では、4名の有識者の方々から高い評価とともに、貴重なアドバイスもいただきました。これを踏まえて、同事業の助成最終年度となる来年度に備えたいと思います。

(以下の写真は当日の様子です。)

カテゴリー:事務局, 過去のイベント開催情報

2016/01/19

さくら21プロジェクト・「留学生と行く!  Tea Party式の交流会の巻」

さくら21プロジェクトでは、世界のお茶を飲みながら日本人学生と留学生が交流する「茶を通した国際交流」を12月15日に実施しました。企画したのは、インドネシアと中国出身の留学生です。当日は、参加者と企画学生合わせて13人が参加しました。

企画学生は事前準備として、中国やインドネシア、日本の茶文化について交流会で紹介できるように分担して調べ、パワーポイントを作成しました。また、当日、試飲するお茶についても打ち合わせを重ね、中国茶は、ジャスミン茶、鉄観音烏龍茶、プーアル茶、インドネシア茶は、Sari Murni(サリムルニ)、Tong Tji (トンジ)、日本のお茶としては、抹茶を飲むことにしました。そして、お茶受けのお菓子は、インドネシアはDadar Gulung (ダダル グルン)、日本は金平糖にしました。中国では、従来、お茶を飲みながら一緒にお菓子を食べる習慣はありませんが、ひまわりの種を食べることにしました。




左:インドネシアのお菓子「Dadar Gulung」 (ダダル グルン)
右:中国のお菓子「向日葵子(ひまわりの種)」。日本ではハムスターのえさです。
みんなが「エー」と言いながら食べ始めましたが、人気でした。「おいしいよ。これ」。

交流会当日は、まず、企画した留学生が中国茶、インドネシア茶、日本茶についてのプレゼンテーションを行いました。はじめに中国茶の産地や効能などが紹介され、美容効果やダイエットの効果もあるらしいという説明に、参加学生は興味津々でした。次は、インドネシア茶の種類やお菓子など、インドネシアの茶文化について紹介がありました。インドネシアでは、家族が集まり、おしゃべりをしながら気軽にお茶を飲む習慣があるそうです。最後に、日本の抹茶について説明がありました。抹茶は、中国でも人気だそうで、例えば、抹茶を使った商品が有名コーヒーショップや菓子店で人気だということです。




左:中国茶について説明。「プーアル茶の産地はどこだと思いますか」
右:インドネシアのお茶とお菓子を紹介。
「Pisang Goreng (ピサン ゴレン)は緑色のバナナを揚げたものです」

参加者と記念撮影。おいしいお茶とお菓子でおしゃべりを楽しみました。


≪企画学生の感想≫
お茶会をしながら、みんなが交流できたことがよかったと思います。文化がいくら違っても、食文化には国境がありません。今後もこのような企画をしたいと思います。
(現代中国学部3年・留学生)

茶文化は、国あるいは地域によって全然違います。茶を比べながら、味わうことは面白く、楽しかったです。私たちは、このプロジェクトを企画することを通し学内で国際交流をするという目的を達成したと思います。また、この企画に参加してくれた学生たちは、この交流会を通し、学内には様々な文化に触れるチャンスがあることを知ってもらえたと思います。
(現代中国学部3年・留学生)

日本茶、中国茶、インドネシア茶を比較することができました。今回のイベントで日本茶と中国茶は健康的であるものの、インドネシア茶は砂糖が入っているため、健康に良くないと改めて感じました。お茶にたくさんの砂糖を入れることとインドネシア人の血糖値が高めであることは大きく関係しているのではないかと思いました。
(国際コミュニケーション学部2年・留学生)

カテゴリー:さくら21

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