2014/09/22
さくら21プロジェクト 留学生と行く「宵の明治村」
さくら21プロジェクトでは、海外だけでなく、キャンパス内の国際交流も積極的に取り組んでいます。みなさん、ご存知でしたか。
本学は、愛知県内の私立大学で学部外国人留学生在籍数が最も多い大学です。キャンパス内には、たくさんの留学生がいて、国際交流のチャンスに恵まれているのです。今回は、浴衣を着て「宵の明治村」に行くという風流な企画をたて、留学生と一緒に日本の夏を楽しんできました。
「宵の明治村」というのは、犬山市にある野外博物館「明治村」が行っている夏のイベントで、8月の土日を中心とした14日間、通常より開村時間が延長され夜9時まで明治村を楽しむことができ、さらにその日に浴衣を着て行くと入場料が安くなるというものです。
ゆかたを着てみんなで記念撮影。「はい、ポーズ。」
以下、参加した学生よりレポートをお届けします。
≪日本人学生のレポート≫
宵の明治村に行くにあたって、 8月15日(金)に 2 人の留学生と 2 人の日本人学生、そして引率の先生の 5人で浴衣を買いに大須に行きました。
大須には浴衣を売っているお店が多くあり、5人一緒にお店を巡りました。お店に行くたびそれぞれ自分の好みの浴衣を探して、鏡の前で合わせたり、お店の人に着せてもらったりしていました。留学生の 2 人は浴衣を持っていないという事もあってか積極的に、自分に似合う浴衣、自分の好みの色の浴衣を日本人学生や先生、留学生同士で相談しながら探していました。私は結局浴衣を買うことはありませんでしたが、とても貴重な時間を過ごせた一日でした。
そして8月30日(土)、大学で浴衣を着てから電車とバスで宵の明治村に行きました。明治村には明治時代の建物がいくつもあり、全てを見ることは出来ませんでしたが、留学生も日本人学生も写真を撮ったり花火を見たりと楽しんでいました。
留学生同士で話している場面がいくつかあったのですが、その際中国語で話していて、出身国が同じ留学生は母国語で話しているということを知ることが出来ました。あまり交流のない人たちとお互いの文化に触れながら過ごすという貴重な体験ができた一日でした。
(経営学部 二年生)
普段留学生の子と話す機会がなかなかないのでとても楽しかったです。
留学生に浴衣を着付けている時、先生の奥様から違う帯の結び方を教わったので、いろんな着方を知っておきたいと思いました。浴衣や着物そのものについて、もう少し教えられたらよかったと思います。
また、自分達が何気無く過ごしている風習などについて、中国との違いや由来について聞かれたので、もっと勉強しておけばよかったと思いました。この明治村の企画のような、日本文化に一緒に触れるものは、事前に関連した文化やものなどについて学ぶ機会があるといいかもしれないと思いました。
(現代中国学部1年)
≪留学生の感想≫
8月30日に私は日本人の学生と先生方と一緒に明治村に行って来ました。浴衣を着るのは初めてではないですが、ずっと着物や浴衣の着方は難しいと思って来たんです。今回日本人の学生に優しく浴衣の着方を教えてもらったので、やっと浴衣の着方を覚えました。そのおかげで少しでも日本の夏の浴衣文化を理解できました。
浴衣を着て、明治村で歩いていると自分が明治時代にいるような感じでした。中の建物は明治時代の建物ばかり、また周りは浴衣や着物を着ている人が多かったので、もっと昔の日本で生活している風景を感じました。 明治村で昔の日本の文化の体験ができたので、本当に行ってよかったです。
(経営学部 二年生)
夏に、よく浴衣美人を見て、日本の伝統的な文化を私も一度試したいと思っていました。しかし、浴衣をどこで買えばいいのかわからないし、どうやって着るかもわからないです。ちょうど今回、明治村イベントがあってうれしかったです。
初めて浴衣を着るとき、どこから着るのか迷いましたが、日本人の学生がゆっくり説明しながら着方を教えてくれました。ありがとうございました。 また、明治村というところはあまり知らなかったけれど日本の学生に教えてもらって、いろいろ勉強になりました。
来年またこのような感じで日本人と一緒に花火を見に行きたいです。
(現代中国学部 三年生)