2016/03/16
さくら21プロジェクト・「日本発信レポート」’16始動~学生から留学報告が届きました
現代中国学部の「現地プログラム(※注1)」が、今年も中国(天津市・南開大学)、台湾(台北市・台湾師範大学)、マレーシア(ジョホールバル市・南方大学学院)の3か所に分かれて実施されます。中国とマレーシアの現地プログラムに参加する学生は3月10日に既に日本を出発し、現地での生活を始めています。台湾の現地プログラムに参加する学生はまもなく3月19日に日本を出発します。
さくら21プロジェクトでは、現地プログラムに参加する学生が、現地の学生等と交流する機会を十分に活かして日本について話したり紹介したりできるようさまざまな取り組みを行っていますが、その一つとして「日本発信レポート」があります。これは、留学中に現地で行った日本文化の紹介や、日本についての気づき、現地の学生等との交流活動についてレポートする、というもので、留学中の体験を記録し、目に見える形で残そう、という趣旨で行っています。
この「日本発信レポート」は、留学先により、それぞれの愛称で呼ばれています。中国は、「なまチャイナ」、台湾は、「しりたいわん」、マレーシアは、「ちゅまちゅま(※注2)マレーシア」です。このレポートを書くために、学生は昨年から準備を進めています。
さくら21プロジェクト・「日本で見つけチャイナ」~日本で見つけた「中国」をレポート~
現地プログラムが始まってわずか2日で、第1号のレポートが届きましたので紹介します。
≪なまチャイナ(中国からの日本発信レポート)≫
3月12日 初めての休日
今日は大きい中国のショッピングモールに2つ行ってきました。そこに行くまでにタクシーも使いました。まだまだ全然話も聞き取れないし喋れなかった。
タクシーは仕組みがよくわからなくて怖かった。中国の店は基本的に安かった。でも夜飯は日本でもあるチェーン店のピザを4人でシェアして食べました。
もっと中国語話せるように学校の勉強もそうだが生活用語も勉強して使えるようにならないと実感した1日目でした。
≪ちゅまちゅまマレーシア(マレーシアからの日本発信レポート)≫
3月11日 語学パートナー(※注3)とご飯
語学パートナーのみんなとご飯を食べに行きました。メニューを見ても、牛肉か鶏肉かご飯か麺かぐらいしかわかりませんが、適当に頼んでも美味しかったです!!
語学パートナーとは英語と中国語を使って思ったより会話ができています。やはりコミュニケーションは語学力じゃなくて気持ちだと思いました!
でももっと中国語も英語も話せて聞き取れるようになりたいです。
現地に行くと、「話せるようになりたい」という気持ちが強まるのは、留学先が違っても同じですね。たくさん聞いて話して、いろいろなことを吸収できるといいですね!
このブログでは、今年も現地から届いたレポートを紹介し、現地プログラム中の皆さんの様子をお伝えしていきますのでお楽しみに。
現プロ参加者の皆さん、現地からのレポートをお待ちしています!
(※1)現地プログラム: 現代中国学部の学生が第3セメスターにほぼ全員4か月程度留学するプログラム。通称「現プロ」
(※2)ちゅまちゅま:マレー語で「やってみよう」という意味
(※3)語学パートナー::現地プログラム中の学生が語学力向上のため、会話をしたり、一緒に遊んだり、学習の助言をもらったりする相手。パートナーとなるのは留学先の大学の学生。マレーシアでは、英語のパートナーと、中国語のパートナーがいる。