2013/09/09
夏の日台交流プログラムが実施されました / Summer Exchange Program Brings Japanese and Taiwanese Students Together to Promote Cross-Cultural Understanding
8月6日~11日の6日間、岡崎市の龍渓寺にて日台交流プログラムが実施されました。このプログラムは、台湾の大学生と日本の大学生が、数日間合宿をしながらフィールドワークをし、最後にその成果を発表するというもので、2006年より夏は日本、春は台湾で行われています。台湾では東海大学(台湾・台中市)、日本では人間環境大学が拠点校となり、愛知大学はさくら21プロジェクトの一環として今年から参加しています。
今年の夏のプログラムでは「環境教育」「ものづくり」「農業」「地域と歴史」「食文化(伝統)」「食文化(B級グルメ)」の6つのグループに分かれ、それぞれのテーマについて調査を行いました。
4月から各グループはインターネットを通じてディスカッションをしながら調査テーマや調査地を決めたり、調査内容を考えたりする等の事前準備をしてきました。
グループは全て日本と台湾の学生3~4人ずつの混成グループで、愛知大学からの6名の参加者は、全員が別々のグループに分かれて活動しました。台湾の学生は日本語学科の学生が中心なので、日本語でコミュニケーションをとることが可能ですが、活動を通じて、日本人との考え方の違いなども知ることができるでしょう。
全体活動の様子 |
発表会の様子 |
合宿をした8月6日~11日は、ちょうど猛暑の真っただ中。山寺はクーラーがなくても涼しいはずが、思った以上の暑さに見舞われ、クーラーのない中、熱中症にならないよう水分補給を常にこころがけながらの6日間となりました。初日の歓迎会に始まり、グループ活動、全体での発表会、送別会と、6日間はずっと仲間と一緒に過ごします。
この日台交流プログラムは、準備段階のテーマ決めや話し合いから、合宿中の活動、終了後の報告書の作成に至るまで、全て学生主体で行われます。毎日の食事や掃除も当番を決めて自分たちで準備します。こうしてずっと一緒に活動してきた仲間とは、友情も深まり、別れがたくなるほどです。参加した学生は、たくさんの学びがあったと同時に、ずっと忘れられない思い出ができたのではないでしょうか。