2014/12/24

おもてなしTRIP第三弾を実施しました②

記事①に続き、おもてなしTRIP第三弾の報告をお届けします。今回はDグループからの報告です。

≪Dグループの報告≫

私たちはタンザニア出身の研修員さんと共に、ナナちゃん人形をはじめ、名古屋城、大須などを見て回りました。



ナナちゃんのポーズに合わせて


<名古屋城>
まず名古屋城についてから名古屋城をバックに写真を撮りました。作られた年代を聞かれましたが、パンフレットを確認して答えることが出来ました。意外にも名古屋城の塀に積まれている石に興味を持っていて写真を撮っていました。次に最上階までエレベーターを使い、ワンフロアずつ降りて見学しました。最上階から見た紅葉は綺麗でしたが、紅葉している木の種類について聞かれたことは予想外でした。三大武将についても興味がありそうでした。最後に、体験コーナーで実際に石を引いて、どれだけの力が必要であったか体感することが出来ました。研修員の方々も体験を楽しんでいる様子でした。


引っ張って石の重さを体感中! 記念に金シャチとパチリ

<お昼>
お昼は研修員さんの好みを聞いた上で、ハンバーグ屋さんでランチをすることにしました。彼にとってウエイターの服装や呼び出しのベルは珍しかったらしく、それらの写真を取り喜んでいました。畳の部屋で食事をしたことも日本文化を体験するよい機会になったのではないかと思います。また、彼は牛肉であるかにとてもこだわりが強かったので、ソースなどをはじめ、メニューの細かな説明を英語でするのは少し難しかったですが、頼んだ料理には満足してくれている様子だったのでよかったです!初めての味噌汁やお漬物には抵抗があったようですが、好きと言ってくれた時は”日本の味を受け入れてくれた”という気がして嬉しかったです。食事中はお互いの国の観光地の事を話したりと、とても充実した時間を過ごすことができました。



ハンバーグ定食を気に入ってくれました

<大須>
昼食を終え、町人祭に代表される文化や年齢国籍を問わず楽しめる場として知られる「大須」にてショッピングを満喫しました。自国とは異なる雰囲気や売り物にとても興味津々な様子でした。外国人に慣れていない売り場ではあったものの、コミュニケーションをサポートしながら、互いに楽しめる時間となりました。残念ながら研修員の方が探し求めていた物(スマホケース、持ち歩き充電器など)は国で異なる形態のものだったため大須には取り扱っている店舗がなく購入することはできませんでした。しかし解散時には「楽しかった!ありがとう!」と満足感のある表情がうかがえました。アテンドの楽しさを知る一方、下調べの重要性を知るツアーとなりました。



みんな大須で思い思いの品を手に入れました!


<総括>
今回のトリップは各班、1,2人の研修員の方々を案内することになっていたので、前回よりも1人1人の研修員の方と話す機会が増え、より濃密な交流を深めることができました。初めは緊張していましたが、研修員の方々の明るさに助けられ、すぐに緊張もほぐれました。彼らの貴重な日本での時間を全力で「おもてなし」することができてよかったです。また、達成感があった反面、日本文化や歴史、大須における下調べの不十分さも感じました。次回はこの課題を克服したうえでさらに素晴らしいトリップを企画したいと思います。

カテゴリー:JICA, おもてなしプロジェクト, さくら21, 英語

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