カテゴリー: 中国語

2014/07/02

第3回グローバル人材育成講演会「アメリカから見た東アジア-日本と中国」を開催しました

大盛況のうちに終了した昨年度に引き続き、
6月27日(金)「中国で一番有名な日本人」と呼ばれた加藤嘉一氏を招き、
「アメリカからみた東アジア-日本と中国」をテーマに講演会を開催しました。
(昨年度の様子はこちらから

加藤氏は高校卒業後、単身で北京大学に留学し、国際関係学院大学院修士課程を終了後、現在はハーバード大学アジアセンターフェローとして在籍しています。

ハーバード大学は、アメリカの知的発信エリアであるボストンにありますが、ここでは中国からの研究者や学生があふれ、国際社会における中国の台頭を日々感じる中、アメリカにおける日本は、隣国・中国との関係が非常に注目されている立場であること、また、日中間は異質性がある一方、ファッションやTV番組等、ますます同質的になっている現状や、そのジレンマについて語られました。

グローバルな時代、世界に出るほど「日本人」であることを再認識する、そのためには、日本を知ることが重要であると語られました。

学内者を対象とした講演には約200名が参加しました。加藤氏自身の経験を交えた講演は、今後の日本と日本発信を考える貴重な機会となり、盛況のうちに終了しました。


カテゴリー:中国, 中国語, 留学, 講演会

2014/06/09

中国語朗読スピーチサークルが今年も始まりました!

昨年に引き続き、中国語の発音・会話能力向上を目的とした中国語朗読スピーチサークルが、劉乃華先生の指導の下、開始されました。
(昨年度の様子はこちらから

今年度は、6月から現代中国学部1年生を対象とした「朗読部」を、9月から2年生以降を対象とした「スピーチ部」を始めます。どちらも秋に開かれる学内外の朗読・スピーチコンテストへの入賞を目指していますが、中国語の発音と会話能力を高めることをモットーとしています。

サークル初日である6月5日には約20名の参加があり、劉先生の挨拶の後、昨年度このサークルに参加し、全日本中国語スピーチコンテスト愛知県大会のスピーチ部門で3位に入賞した伊藤さんに体験談を語っていただきました。

普段の中国語の授業では“書く”ことが多い中、サークルではひたすら“話す”ことを行います。練習は中国語ネイティブの学生を中心に、小グループに分かれて行います。日本人が苦手とする中国語の発音に、学生は悪戦苦闘しながら、あっという間に2時間が経ってしまいました。

参加希望の学生は名古屋教務課グローバル担当まで一度お問い合わせください。
皆さんの参加をお待ちしております!

カテゴリー:中国語, 朗読スピーチサークル

2014/06/05

「愛大笹島茶館」今年も始まりました!

昨年度に引き続き、現代中国学部1年生を対象にした中国語会話を楽しむ会「愛大笹島茶館」が始まりました!前回同様、テレビ会議システムで天津事務所の王所長とリアルタイムで会話を楽しみます。
(昨年度の様子はこちらから

初回は8名の参加があり、来年「現地プログラム(中国)」で滞在することになる南開大学(天津)のことや、今の中国の気候、王所長のことなど、色々な質問が飛び交っていました。会話中に、分からないときは、愛大笹島茶館を担当する加治先生がフォローしてくれます。

6月は毎週月曜日と水曜日の昼12:20~12:50の間、講義棟2階さくら21リソースルームにて行います。事前申込不要ですので、どしどしご参加ください!


天津事務所の王所長と学生たち

カテゴリー:中国, 中国語, 天津事務所, 愛大笹島茶館

2014/05/30

天津科技大学と交流会を行いました

現地プログラムにて南開大学(中国・天津市)に留学中の本学現代中国学部の学生が、5月7日天津科技大学を訪れ交流会を行いました。現地プログラムで他大学と大型の交流会を行うのは、天津財経大学に続き今年二回目となります。
交流会には、天津科技大学の日本語学科の学生50数名と、愛大生約45名が参加しました。
天津科技大学の学生の皆さんと先生方に温かく迎えていただき、盛況のうちに終了しました。



中国語と日本語でフリートーク



文化披露タイム。天津科技大学の学生さんは二胡の演奏、中国画、民謡、
愛大生は、ギター演奏、歌などを披露。


天津科技大学の全員による歌披露。「未来へ」という曲を日本語と中国語とで歌ってくれました
(「后来」というタイトルで中国語でもカバーされています)。


愛大生からも歌のプレゼント。中国語の曲で「朋友」。盛り上がりました。


キャンパスツアーの後、記念撮影。天津科技大学の皆さん、ありがとうございました。

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 現地プログラム, 留学

2014/05/20

天津財経大学のウェブサイトに、本学との交流会の記事が掲載されました

現地プログラムにて南開大学(中国・天津市)に留学中の本学現代中国学部の学生が、4月18日天津財経大学を訪れ交流会を行いました。記事はこちらから

天津財経大学のウェブサイトに交流会についての記事が掲載されましたので以下に紹介します。
記事URL:http://www.tjufe.edu.cn/view.php?tbl=List&id=9206

《記事の日本語訳》


日本の愛知大学の学生が本学を訪れ交流を行いました

先日、日本の愛知大学の学生一行50人余りが本学を訪れ、日本語コースの学生と交流を行いました。また、本学の外国語学部の教員が愛知大学の教職員と会談しました。

交流会は、三つの教室に分かれて同時に行われました。各教室でいくつかのグループに分かれ、それぞれのグループで中国の学生と日本の学生が対話し交流しました。交流活動は、日本語での会話と中国語での会話の時間に分けて行いました。日本の学生代表が各教室で挨拶し、中国に留学した感想と今回の活動に対する感謝を述べました。交流を通じて互いの理解が深まり、学生達は今後も連絡を取り合えるように連絡先を交換しました。日本語コースの学生が活動の最後に日本語で感想を発表しました。

活動が終わった後、学生たちは、学生宿舎、食堂、逸夫図書館を見学しました。留学生たちは本学の学習・生活環境に感心していました。
今回は、昨年の交流活動が成功したのに引き続き二回目の活動でした。双方活動の効果に満足しており、来年の交流活動が更に良くなることを願っています。

カテゴリー:さくら21, 中国, 中国語, 現地プログラム, 留学

2014/04/30

王所長の中国だより#4 敬香

一カ月にわたってお送りしました王所長の中国だよりですが、今回で一旦終了となります。
今回はお寺でのできごとが紹介されていますが、日本とは少し様子が違うようです。

敬香
      香火指寺院里上香的烟火。
大年初一的凌晨,为抢到第一柱高香,人们起大早从四面八方涌进寺院,求得一柱高香,祈求佛祖保佑家人健康、平安、升学、就业、免灾等,香火越旺越好。
并且双手合十跪拜佛前,叩头三次,以示内心的虔诚。

「香火」とは線香の火のことを指します。
旧暦の1月1日の夜明けに、お寺の仏壇の前にある線香立てに最初の線香を挿し込もうと、四方八方から、数多くの人がお寺に駆けつけます。線香を持ちながら、仏様に向かって家内安全、受験合格、そして就職成就等を祈ります。
線香の火が燃えれば燃えるほど、運が良いとされています。お寺を訪問する人は仏様に対して敬虔の念を表すために、合掌しながら、仏様の前でひざまずいて、三回叩頭します。

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

2014/04/21

王所長の中国だより#3 吹糖人(北京の民間工芸 吹糖人)

吹糖人

     吹糖人是旧时北京的一种民间行业,北京话为糖人儿,著名汉族民间手工艺品。祖师爷是明朝宰相刘伯温。民间艺人将麦芽糖用炭火融化后用口吹成各种各样的动物。吹成的糖人儿晶莹剔透,栩栩如生,形象逼真,深受小孩子的喜欢。此照片于今年春节摄于北京天坛庙会。

「吹糖人」は古代北京から伝わる民間工芸の一つです。北京の方言では「糖人儿」(tángrén er)と呼ばれ、明朝時代に名を馳せた軍師である劉伯温から伝わると言われています。糖人儿職人は炭火で麦芽糖を溶かしながら、口でそれを吹き、溶かした麦芽糖から様々な動物を作っていきます。出来上がった糖人儿は透き通って、生き生きとして、動物そのものとそっくりなので、子供の間ではとても人気です。写真は今年の春節、北京天壇公園で開かれた縁日で撮影されたものです。

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

2014/04/18

本学のマレーシア・南方大学訪問が現地新聞に掲載されました!

3月上旬、現代中国学部の松岡正子教授と川村亜樹准教授、国際交流センター事務課の村田さんがマレーシアにある南方大学を訪問しました。その時の様子がマレーシアの歴史ある華人向けの新聞「南洋商报」に掲載されました。

南方大学を訪問するのは今回が3回目になります。2015年3月には同大学で「現地プログラム」を実施予定です。また、今後、中国以外の国でも中国語や英語を学べるプログラムを創設する予定です。


 

南方大学が発行する雑誌にも愛知大学が紹介されています!

グローバル人材育成推進事業では学生の皆さんに色々な学習機会を提供できるよう、これからも取り組みを続けていきます!

カテゴリー:中国語, 事務局, 海外出張, 現地プログラム, 留学

2014/04/14

王所長の中国だより♯2 格格走秀(「格格」ショー)

今回の王所長の中国だよりでは、「格格」ショーについてお伝えします。「格格」と聞いて、皆さんは何を想像しますか?


格格走秀

古时,皇帝之女称为格格。每年岁末,格格们聚在一起,穿上格格服装,头戴红花,以古时格格走秀时的舞台步伐,漫步街头,并用宫廷礼节向天下黎民百姓招式,以示皇家女儿之大美,并从中选出最美的格格。这是今年正月初二,装扮成格格的天津市民,正在表演格格走秀。

かつて、皇帝の娘は「格格」と呼ばれました。毎年年末になると、「格格」たちは集まって、「格格」の装いをし、頭に赤い花を付けて、「格格」ショーをするようなゆっくりとした歩きで街をねり歩きます。また、宮廷のしきたりに則り、民衆に挨拶をし、皇室の娘の美しさを披露します。最後にはこの中から最も美しい「格格」を選びます。
この写真は今年の旧暦1月2日に、「格格」の格好をした天津市民が「格格」ショーを行っている時の写真です。

 

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

2014/04/02

王所長の中国だより#1 感恩节(感謝祭)

王所長の中国だよりでは、天津事務所の王所長から、現地ならではの話題をお送りします。これから4回にわたり、旧正月の様子をお伝えします。今回の話題は「感謝祭」です。

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感恩节

    每年的腊月二十九,众多民间艺技能者,按照老祖宗留下来的传统,都要身着代表行业的服装,身背工具,集体上街头向过路的行人抱拳行礼,以示一年来承蒙各位父老乡亲的关照,得以生计。过路行人见此均对他们施以礼钱。此民俗自明清以来一直延续至今,年年如此。

毎年旧暦の12月29日になると、多くの民間技術者が祖先から伝わってきた伝統に従い、それぞれの仕事着を着て、仕事道具を背負った状態で、街に集まり、道行く人に中国式のお辞儀をします。これは、この一年皆様のおかげで暮らすことができたという感謝の意を表しています。道行く人は、この様子を見て、彼らにいくらかのお金を渡します。この民俗習慣は明・清の時代から今日まで続いており、毎年春節の前に行われています。

 

カテゴリー:中国, 中国語, 王所長の中国だより

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